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実際の団体・国などには関係ありません。
【[漢字]雷李炉莉愛[/漢字][ふりがな]らいりろりあ[/ふりがな]side】
時原 破魔矢
「俺彼女いるんだけど、さ…」
時原くんが言いかけたとき、時原さんの背後から腕がにょきっとこちらへ突き出された。
神室 維槻
「何話してるの?」
時原くんの背後から顔をのぞかせた彼女は、こちらをじっと…心なしか睨んでいる。
時原 破魔矢
「…何にも話してないよー」
神室 維槻
「…ふーん」
時原くんの答えに納得しているようではないようだ。
時原 破魔矢
「あ、えっと…こいつ、俺の彼女の…」
神室 維槻
「私は[漢字]維槻[/漢字][ふりがな]いつき[/ふりがな]」
時原くんの言葉にかぶせるように、食い気味に言って、そのあとに続けた。
神室 維槻
「種族…というか。侍」
侍?
一瞬聞き間違えたかと思った。
侍??
また顔に出てしまっていたのだろうか。
神室 維槻
「うん、一応これでも侍だよ?」
雷李炉 莉愛
「……うん。」
なんか似てるな…このカップル(?)
神室 維槻
「そんなことより、破魔矢」
時原 破魔矢
「…え?なに?」
神室 維槻
「だーかーらー、知らない女と一緒に帰らないでよね? 破魔矢」
時原 破魔矢
「え~?なんでぇ??」
雷李炉 莉愛
「……」
…無理。耐えられない、この空気。
なんでうちがこんな雰囲気にのまれてんの。
丁度チャイムが鳴った。
居心地が悪いので黙って席を立つ。
二人とも話に夢中でうちには気づいていない。
教室の外に出る。
一息つこうとした、その瞬間。
黒田 零
「雷李炉さーん!」
妙に明るい声が聞こえた。
見ると、B組の方向から手を振っている黒田くんの姿が見えた。
今気づいたけど黒いパーカーに黒いズボンに…。
もしかして全身真っ黒?
今更だけどなんか浮いてる…わけではなかった。
そうだった、この学園は周りを見渡せば羽やら角やら色々あるんだった。
そんなことを考えているうちに黒田くんが目の前まできていた。
黒田 零
「久しぶり、雷李炉さん!」
黒田 零
「さっそく通りかかりに来たよ!」
…意味わからないのはうちだけなんだろうか。
本当に黒田くんという人はよくわからない。
掴みどころがないというかなんというか…。
黒田 零
「じゃあとりあえず…WWⅡの話から始めようか」
きいたこともない話題の始まり方だった。