[太字]登場人物[/太字]
綿間桜来(わたまさく)…元月光学園の生徒。いつも空回りしてしまう。頭が良く、優しい。意外と鈍感なところも。
相楽櫂梨(さがらかいり)…困っていた桜来を助けてくれた男子。サッカーが好き。DASHの副リーダー。
DASHの仲間
富士悠太(ふじゆうた)…王子様系の性格で優しいリーダー。笑顔がかっこいいが、怒ると怖い。
宇治瑠依(うじるい)…可愛くて愛嬌のある男子。いたずら好き。
貝塚蓮(かいづかれん)…ぶっきらぼうだが、照れ屋な男子。なぜか眼帯をしている。
峰諒也(みねりょうや)…ゲーム好きで人と関わるのが苦手な男子。でも気遣い上手。
飯田海月(いいだみつき)…元気で犬みたいな男子。合気道と柔道で金メダルをとっている。
[太字]語句説明[/太字]
月光学園…名門校で、頭が良い人がたくさんいる。
万葉中学校…おちこぼれの学校。不良がたくさんいて危険な学校と知られている。
DASH…万葉中学校の不良グループ。イケメン揃いなので他校にファンがいっぱいいる。
Butterfly…街で暴れまくる万葉中学校の不良グループ。
「さくちん!マカロンいる〜?」
「えっ!おいしそう…!!いいの?」
「うんいいよいいよ〜。」
瑠依くんの持ってきてくれたマカロンを手に取り食べる。
「!美味しいねこれ!!」
DASHのみんながアジトに毎日連れて行ってくれるので毎日行くのだけれど、お菓子を(特に瑠依くん)を持ってきてくれるからだんだん太っている気がする…。
(でも断れないんだよな…。)
この数日みんなのことをたくさん知れた。特に驚いたのは、年齢だった。1番年上が悠太くんで、中学3年生らしい。もっと年上で大人びて見えたのに…。と思ったのをよく覚えている。その次が諒也くんと瑠依くんで、諒也くんはまだあったことはないけれど、瑠依くんは年上だったのがびっくりした。そしてあとの3人、櫂梨くん、海月くん、蓮くんが中学1年生らしい。でも私は、みんなの年齢よりも諒也くんのことが気になって仕方がなかった。
(諒也くんいつ来るんだろう…。)
でも私が気にしたら[大文字]また[/大文字]あんな出来事が起こるかも…。
(・∀・)(・∀・)
それは、月光学園に入学して1週間たったときだった。
入学式だけでてその後はほとんど来ない子がいたのだ。みんな心配していたから、先生に家を聞いてプリントを届けにいった。でも、それがいけなかった。その子の家に行きインターホンを押すと、は~いと元気な声が聞こえてでてきてくれた。
「体調、大丈夫?」
そう心配していうと、女の子は
「え〜!まさか体調悪くて休んでいると思ったの??んなわけないじゃん。学校が嫌だから休んでいるだけだよ!」
と、いった。私はその時、正義感が勝ったのだろう。空気を読むということを忘れて。次の日から、毎日毎日、放課後にその子の家にいった。プリントがなくても説得しに行き、学校の楽しいところを教えてあげた。…。すると、女の子は私をうざく思いクラスの仲のいいこに「うざい。」とラインした。でもみんなは女の子を心配するどころが、女の子に同情してみんなで私を攻めた。ある日、女の子は学校に来てくれた。
「良かった〜!学校来てくれたんだね!」
と、いったらみんなの目が鋭くなった。
「あんた、空気読んでよ。テンションだけで生きないでよ。」
と、いわれた。私は、空気を変えようと早とちりしてしまい、
「え〜?何。ドッキリ!?うまいね。」
っと言ってしまった。みんなは諦めたように、その場から離れていった。その日から、私はみんなにハブられ最終的に罪を着せられ転校した。その女の子は、学園長の娘、月光美来(げっこうみら)といい、今学校に楽しく通っているそうだ。良かった。と思う気持ちは今でも変わらない。
(・∀・)(・∀・)
「…。…く!桜来!!」
はっと気づくと、櫂梨くんが心配そうな顔でのぞきこんでいた。
「大丈夫か?体調悪いのか?」
と聞いてきたので慌てて
「ううん。大丈夫!」
と答えた。でも胸の中は諒也くんのことでいっぱいだった。
(・∀・)(・∀・)
はぁ。久々に月光学園のこと思いだしちゃたな…。もう、思い出したくないのに。そんなことを思いながら櫂梨くんと別れた帰り道。重い気持ちで一歩ずつ歩いていると、
「あれ。空気読めないどっかの誰かさんじゃん!!」
と見覚えのある声が聞こえた。
「美来…。」
そう。これが私を退学にさせた超本人。(とその取り巻き)
「久しぶり!元気だった?」
震える声で言葉をはっすると、美来たちは
「あんたまだ空気読めないねぇ〜。えっ!てかその制服万葉中学のじゃん。あんたにお似合い〜笑笑」
私は、何も言えなくてただ突っ立っていることしかできなかった。でも次第に何か話さなくちゃという気持ちになった。口を開きかけた瞬間、
「そこまでにしとけよ。」
誰かが私の前に立ちはだかった。誰…?
「え〜笑笑。待って…!!桜来の彼氏??オタクじゃん。お似合いすぎる。どうぞ、オシアワセニ〜!」
私の知らない人だったが、美来たちは他人にさえこんなことをするのか。と少し残念だった。
「行こう。」
と私の手を掴んで連れて行ってくれた。私はその人がなぜか知っているような気がした。少し離れた場所につくと、男の子は振り向いて、
「大丈夫?」
といってくれた。男の子は前髪が長くてヘッドフォンをしていたが優しさは伝わってくる子だった。
「あの。私の友達がすみませんでした。」
私のせいで笑われて不快な気持ちにさせてしまった…。
「別に慣れてるから。あんた、綿間桜来?」
いきなり名前で呼んできたその子は私の知り合いではないはず…。
「え。あの。」
「あ。ゴメン。俺、峰諒也。」
さらっと名前を名乗ってくれた男の子は、
「え。だ、DASHの!?」
「うん、そう。」
ずっと気になっていた人だった。
「学校にいかない理由知りたいんでしょ。」
しかも私の心を見透かしてるみたいだった。
「えぇ…。なんでそこまで。」
不思議すぎて頭がついていかない…!
「いっつも櫂梨から聞いてた。桜来は俺らの主だからお前も守ってやれよって。あと、お前が俺のことが気になってるってことも。」
へ。か、櫂梨そこまでお見通しなの…。さすが私のボディガードと言うしかないのだろうか。
「俺が、学校にいかないのは障害だから。」
その言葉を聞いた瞬間なぜか寒気が体を襲った。
「俺、シゾイドパーソナリティ障害っていうやつで、対人関係を避け、感情の表出が乏しいっていわれた。」
シゾイドパーソナリティ…。聞いたことがないな。
「俺は医者からその言葉聞いた瞬間どうでも良くなって、ゲームばっかするようになった。学校に行くのも面倒くさくなったから。」
そんな思いには私にも思い当たるふしがあった。これは、話したことはないけれど。今の諒也くんなら…。
「諒也くん。私は、沈黙恐怖症ってお医者さんにいわれた。だから1ヶ月学校にいけなかった。でも、私は家族っていう味方がいたから。今、生きてる。もし、諒也くんに味方がいないのなら、私が諒也くんの味方になるよ。」
あの、お医者さんにいわれた言葉は今でも忘れられない。でも、私には家族がいてDASHっていう強いボディガードもいる。諒也くんに今の言葉が届きますように…。
(・∀・)(・∀・)
「さっちゃん!今日も行こ!!」
海月くんに誘われて今日もアジトに向かう。
「桜来、 昨日変だったけど大丈夫か?」
櫂梨くんにそう心配されたけれど
「大丈夫!」
私はアジトに諒也くんがいることを願う。
「失礼しまーす。」
そこにはいつもの3人と、
「よ。」
諒也くんがいた。
「諒也、今日の朝からずっとここにいるんだよな。まあ進歩したのはいいけど。」
と、蓮くんが苦笑いして言ってる。良かった!私の言葉が少しでも役に立ってたらいいな。
「さくちん、ゲームやる?」
諒也くんと対戦している瑠依くんがゲームに誘ってくれた。
「じゃあ、やろっかな!」
「え。待って!さっちゃんがやるなら俺もやる〜!」
「俺も。」
「じゃあ、僕もしようかな。」
「しゃあねぇ。負けたやつアイスおごりな!」
海月くんに続き、櫂梨くん、悠太くん、蓮くんがゲームに参戦した。
「えぇ〜。やだよ。そうやっていつも奢るの俺だもん。」
海月くんが不満そうにいう。いつもと違う毎日が楽しみで仕方がなかった。
綿間桜来(わたまさく)…元月光学園の生徒。いつも空回りしてしまう。頭が良く、優しい。意外と鈍感なところも。
相楽櫂梨(さがらかいり)…困っていた桜来を助けてくれた男子。サッカーが好き。DASHの副リーダー。
DASHの仲間
富士悠太(ふじゆうた)…王子様系の性格で優しいリーダー。笑顔がかっこいいが、怒ると怖い。
宇治瑠依(うじるい)…可愛くて愛嬌のある男子。いたずら好き。
貝塚蓮(かいづかれん)…ぶっきらぼうだが、照れ屋な男子。なぜか眼帯をしている。
峰諒也(みねりょうや)…ゲーム好きで人と関わるのが苦手な男子。でも気遣い上手。
飯田海月(いいだみつき)…元気で犬みたいな男子。合気道と柔道で金メダルをとっている。
[太字]語句説明[/太字]
月光学園…名門校で、頭が良い人がたくさんいる。
万葉中学校…おちこぼれの学校。不良がたくさんいて危険な学校と知られている。
DASH…万葉中学校の不良グループ。イケメン揃いなので他校にファンがいっぱいいる。
Butterfly…街で暴れまくる万葉中学校の不良グループ。
「さくちん!マカロンいる〜?」
「えっ!おいしそう…!!いいの?」
「うんいいよいいよ〜。」
瑠依くんの持ってきてくれたマカロンを手に取り食べる。
「!美味しいねこれ!!」
DASHのみんながアジトに毎日連れて行ってくれるので毎日行くのだけれど、お菓子を(特に瑠依くん)を持ってきてくれるからだんだん太っている気がする…。
(でも断れないんだよな…。)
この数日みんなのことをたくさん知れた。特に驚いたのは、年齢だった。1番年上が悠太くんで、中学3年生らしい。もっと年上で大人びて見えたのに…。と思ったのをよく覚えている。その次が諒也くんと瑠依くんで、諒也くんはまだあったことはないけれど、瑠依くんは年上だったのがびっくりした。そしてあとの3人、櫂梨くん、海月くん、蓮くんが中学1年生らしい。でも私は、みんなの年齢よりも諒也くんのことが気になって仕方がなかった。
(諒也くんいつ来るんだろう…。)
でも私が気にしたら[大文字]また[/大文字]あんな出来事が起こるかも…。
(・∀・)(・∀・)
それは、月光学園に入学して1週間たったときだった。
入学式だけでてその後はほとんど来ない子がいたのだ。みんな心配していたから、先生に家を聞いてプリントを届けにいった。でも、それがいけなかった。その子の家に行きインターホンを押すと、は~いと元気な声が聞こえてでてきてくれた。
「体調、大丈夫?」
そう心配していうと、女の子は
「え〜!まさか体調悪くて休んでいると思ったの??んなわけないじゃん。学校が嫌だから休んでいるだけだよ!」
と、いった。私はその時、正義感が勝ったのだろう。空気を読むということを忘れて。次の日から、毎日毎日、放課後にその子の家にいった。プリントがなくても説得しに行き、学校の楽しいところを教えてあげた。…。すると、女の子は私をうざく思いクラスの仲のいいこに「うざい。」とラインした。でもみんなは女の子を心配するどころが、女の子に同情してみんなで私を攻めた。ある日、女の子は学校に来てくれた。
「良かった〜!学校来てくれたんだね!」
と、いったらみんなの目が鋭くなった。
「あんた、空気読んでよ。テンションだけで生きないでよ。」
と、いわれた。私は、空気を変えようと早とちりしてしまい、
「え〜?何。ドッキリ!?うまいね。」
っと言ってしまった。みんなは諦めたように、その場から離れていった。その日から、私はみんなにハブられ最終的に罪を着せられ転校した。その女の子は、学園長の娘、月光美来(げっこうみら)といい、今学校に楽しく通っているそうだ。良かった。と思う気持ちは今でも変わらない。
(・∀・)(・∀・)
「…。…く!桜来!!」
はっと気づくと、櫂梨くんが心配そうな顔でのぞきこんでいた。
「大丈夫か?体調悪いのか?」
と聞いてきたので慌てて
「ううん。大丈夫!」
と答えた。でも胸の中は諒也くんのことでいっぱいだった。
(・∀・)(・∀・)
はぁ。久々に月光学園のこと思いだしちゃたな…。もう、思い出したくないのに。そんなことを思いながら櫂梨くんと別れた帰り道。重い気持ちで一歩ずつ歩いていると、
「あれ。空気読めないどっかの誰かさんじゃん!!」
と見覚えのある声が聞こえた。
「美来…。」
そう。これが私を退学にさせた超本人。(とその取り巻き)
「久しぶり!元気だった?」
震える声で言葉をはっすると、美来たちは
「あんたまだ空気読めないねぇ〜。えっ!てかその制服万葉中学のじゃん。あんたにお似合い〜笑笑」
私は、何も言えなくてただ突っ立っていることしかできなかった。でも次第に何か話さなくちゃという気持ちになった。口を開きかけた瞬間、
「そこまでにしとけよ。」
誰かが私の前に立ちはだかった。誰…?
「え〜笑笑。待って…!!桜来の彼氏??オタクじゃん。お似合いすぎる。どうぞ、オシアワセニ〜!」
私の知らない人だったが、美来たちは他人にさえこんなことをするのか。と少し残念だった。
「行こう。」
と私の手を掴んで連れて行ってくれた。私はその人がなぜか知っているような気がした。少し離れた場所につくと、男の子は振り向いて、
「大丈夫?」
といってくれた。男の子は前髪が長くてヘッドフォンをしていたが優しさは伝わってくる子だった。
「あの。私の友達がすみませんでした。」
私のせいで笑われて不快な気持ちにさせてしまった…。
「別に慣れてるから。あんた、綿間桜来?」
いきなり名前で呼んできたその子は私の知り合いではないはず…。
「え。あの。」
「あ。ゴメン。俺、峰諒也。」
さらっと名前を名乗ってくれた男の子は、
「え。だ、DASHの!?」
「うん、そう。」
ずっと気になっていた人だった。
「学校にいかない理由知りたいんでしょ。」
しかも私の心を見透かしてるみたいだった。
「えぇ…。なんでそこまで。」
不思議すぎて頭がついていかない…!
「いっつも櫂梨から聞いてた。桜来は俺らの主だからお前も守ってやれよって。あと、お前が俺のことが気になってるってことも。」
へ。か、櫂梨そこまでお見通しなの…。さすが私のボディガードと言うしかないのだろうか。
「俺が、学校にいかないのは障害だから。」
その言葉を聞いた瞬間なぜか寒気が体を襲った。
「俺、シゾイドパーソナリティ障害っていうやつで、対人関係を避け、感情の表出が乏しいっていわれた。」
シゾイドパーソナリティ…。聞いたことがないな。
「俺は医者からその言葉聞いた瞬間どうでも良くなって、ゲームばっかするようになった。学校に行くのも面倒くさくなったから。」
そんな思いには私にも思い当たるふしがあった。これは、話したことはないけれど。今の諒也くんなら…。
「諒也くん。私は、沈黙恐怖症ってお医者さんにいわれた。だから1ヶ月学校にいけなかった。でも、私は家族っていう味方がいたから。今、生きてる。もし、諒也くんに味方がいないのなら、私が諒也くんの味方になるよ。」
あの、お医者さんにいわれた言葉は今でも忘れられない。でも、私には家族がいてDASHっていう強いボディガードもいる。諒也くんに今の言葉が届きますように…。
(・∀・)(・∀・)
「さっちゃん!今日も行こ!!」
海月くんに誘われて今日もアジトに向かう。
「桜来、 昨日変だったけど大丈夫か?」
櫂梨くんにそう心配されたけれど
「大丈夫!」
私はアジトに諒也くんがいることを願う。
「失礼しまーす。」
そこにはいつもの3人と、
「よ。」
諒也くんがいた。
「諒也、今日の朝からずっとここにいるんだよな。まあ進歩したのはいいけど。」
と、蓮くんが苦笑いして言ってる。良かった!私の言葉が少しでも役に立ってたらいいな。
「さくちん、ゲームやる?」
諒也くんと対戦している瑠依くんがゲームに誘ってくれた。
「じゃあ、やろっかな!」
「え。待って!さっちゃんがやるなら俺もやる〜!」
「俺も。」
「じゃあ、僕もしようかな。」
「しゃあねぇ。負けたやつアイスおごりな!」
海月くんに続き、櫂梨くん、悠太くん、蓮くんがゲームに参戦した。
「えぇ〜。やだよ。そうやっていつも奢るの俺だもん。」
海月くんが不満そうにいう。いつもと違う毎日が楽しみで仕方がなかった。