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君の人生にありきたりな花束を

#5

私の人生にカモミールを

学校が嫌い。
そう思っても,学校には行かないといけない。
中1の時の英語の先生がよく言っていた。
「学校は,ただ偶然30人がこのクラスに集まっただけなんだから友達になれなかったり,嫌いな人ができるのは当たり前」
じゃあ,なぜ先生は仲良くなれなんて言うの??
仲直りしろなんていうの??
その偶然は必ずしも大切にしなければならないものなのかな・・・。

「清水・・・。重い」
私はあれから教室に登校したことはなかった。
保健室には週3ぐらいのペースで来て,あとはサボった。
親にはバレていない。
学校側が連絡をしないと言ってくれたからだ。
で、今日は保健室に登校しているわけだが
清水が,なぜかサボっていて,しかも私の肩に頭を乗せているのだ。
「だめ?」
清水が上目遣いで聞いてくる。
「あとちょっとね。」
最近清水がものすごく可愛いからずるい。
清水は,中学2年生だが,身長が149センチと小柄なのだ。
目がクリクリで羨ましいなと思う。
コンコン
保健室のドアのノックが鳴った。
思わず布団の中に隠れる。
すると清水が,私の頭をポンとして外に出ていった。
反則すぎる。
「な,お前何?」
聞こえてきた声は春の声だった。
なんで,春がっ。
「そっちこそ何?」
な,なんか不穏っ。
「いや,今休み時間だし。咲に会いにきた。」
「・・・。咲もう帰った。」
「うそだな。」
そう聞こえてきたのと同時にカーテンが開いた。
「・・・っ。は,る。」
春とは、一週間ぶりに話す。
「咲。ごめん。俺,咲が辛いの気づけなくて。今日保健室の先生に聞いたら,いるって言われたから。」
ぎゅっとハグされて少し戸惑う。
「咲。ほんっとにごめん。」
春の声はふるえていた。
「ううん。私もちゃんと言わなくて、ごめん。」
「咲は、全然悪くないよ。俺が・・・。」
やめて。そんなふうに言わないで。
現実逃避してたのに。
「ごめん。咲、俺もう行かなきゃ。」
もう一度、ハグの力を入れた春へ,私は何もいえなかった。

「あれ誰?」
一部始終を見ていた、清水が聞いてきた。
「まあ,彼氏。」
私は自信を持っていえなかった。
「ごめん。」
春の言葉が頭で繰り返される。
カモミールが頭をよぎった。

カモミール:仲直り


作者メッセージ

初めまして。こんにちは。
「君の人生にありきたりな花束を」
を読んでくださりありがとうございます。

2025/06/23 14:30

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PG-12恋愛感動共感花言葉花束君じん

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