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花のように美しい君を

#3

好きになってしまった君を

俺は、君のためならどんなことでもできた。
読書が嫌いでも君が本を好きなら好きになれた。
一瞬だし、今だけだとは分かっているけど
なんで、こんなにも頑張れるのだろう。

「で、お兄ちゃん。なんかあったの。」
昨日上機嫌で帰ってしまってから、妹にあれやこれやと問われる始末。できれば昨日に戻りたい……。めんどうくさい。
「何もないよ。」
そう何回も言っているのに妹は、
「いーや。絶対なんかあった。顔がニヤニヤしてるもん。彼女??」
「違う。」
「好きな子?」
「違う。」
「ん~~。あ、分かった。元カノ?」
「違うし。元カノいないし。」
「あぁ〜、そっかー。ごめんねー!」
こいつ絶対わかっていってるだろと思って、妹にデコピンしてから学校に向かった。
「おはよ。」
「オーっす。」
宮本に挨拶をしてから自分の席について、
昨日から決めていたことを思い出した。
俺は今日、榊さんに話しかける………!
あの本を取り出して榊さんの机に向かった。
「榊さん。あの、この本…」
教室のざわめきが止まらなくても、みんなの視線が俺と榊さんに注目したことが分かる。
榊さんの視線がそっとこちらに向く。
綺麗で細長く、まつげがクルンとしていて美しい顔だ。
「まずは、挨拶じゃない?」
………?あいさつ。アイサツ……。アイサツ…。AISATSU?
…。挨拶!!!(ここまで0.5秒。)
「あ、そっか。ごめん。おはよう榊さん。」
そう改め直して言い直すと、
榊さんは少し口角を上げて、
「おはよう。君嶋くん。」
その少し笑った顔が俺の心にぶっ刺さった。
え。可愛。という思いを必死に隠しながら、
「この本、貸すね。」
と、できるだけ優男みたいな声で言って、
榊さんの席を去った。榊さんが
「ありがとう。」
といったのを俺は見逃さなかった。
俺の心臓は心配なほど狂っていた。
「お前、恋してるんだな。」
宮本にはっきりとそう言われてからは、
俺は恋をしていることをしっかりと自覚した。

作者メッセージ

こんにちは、もちです。
花のように美しい君を を読んで頂きありがとうございます!
この物語、当初の予定と違う方向に行きつつあるので戻していきたいと思います笑笑
コメントもお待ちしています!

2026/02/05 04:55

もち
ID:≫ 5eTqlNU3cbA6Q
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