花のように美しい君を
#1
少し気になるだけの君を
他の人と少し違う君が気になった。
俺みたいにどこにでもいるような男子ではないから。
その裏側にある気持ちはなんだろうと考えたくなる。
君の存在が、俺の心を動かす。
「君嶋ー。」
苗字を呼ばれて振り返ると、
中学の同級生、宮本拓真がいた。
「おー。宮本。同じクラスだな。よろ。」
そう短く挨拶をすると、拓真は肩を組んできて
中学と変わらないなと、どこか安心感をえた。
「お前、部活どこにすんの?」
普通の会話をしながら教室につき、君嶋湊という名前のついた席を確認してから宮本とお互いに別々になって、
ようやく1人で席につくと周りの女子の会話を少し盗み聞きした。
「えー!!マジで良かった!」
「だよね。ヤバい。同じクラスで良かったぁ!!」
女子も男子も思うことは一緒なんだと改めて思っていると不思議な会話が聞こえてきた。
「あの子、1人なのかな…?同じ学校の人いないのかな。」
その視線の先をちらっと見ると、独りで席について本を読んでいる容姿端麗な女子がいた。
見るからに不思議な雰囲気をまとっていて誰も話しかけられない様子だった。
その時、とある女子グループが話しかけた。
「ねえ、榊麗奈ちゃん。一緒に話さない?」
おそらく、興味があったから話しかけたのだろう、
その女子たちの勇気は、
「…私、人と馴れ合う気ないので。」
榊さんの厳しい言葉とともに、バッサリと切り捨てられた。教室の空気が凍る中、ひとり、悠々と本を読んでいる榊さんはかっこよかった。
「今日の女子なんか不思議だったな。」
午前中で学校が終わり、宮本と駅のホームで喋っていると榊さんの話が出てきた。
「うん。それは同感。」
やはり、友達も同じことを思っていたようだ。
「俺、あーゆうやつけっこう気になる。」
そうこぼすと、宮本はよく分からない顔で
「ふーん。」
と返してきた。俺は、あの冷たい態度を取る女子が気になって仕方がなかった。
俺みたいにどこにでもいるような男子ではないから。
その裏側にある気持ちはなんだろうと考えたくなる。
君の存在が、俺の心を動かす。
「君嶋ー。」
苗字を呼ばれて振り返ると、
中学の同級生、宮本拓真がいた。
「おー。宮本。同じクラスだな。よろ。」
そう短く挨拶をすると、拓真は肩を組んできて
中学と変わらないなと、どこか安心感をえた。
「お前、部活どこにすんの?」
普通の会話をしながら教室につき、君嶋湊という名前のついた席を確認してから宮本とお互いに別々になって、
ようやく1人で席につくと周りの女子の会話を少し盗み聞きした。
「えー!!マジで良かった!」
「だよね。ヤバい。同じクラスで良かったぁ!!」
女子も男子も思うことは一緒なんだと改めて思っていると不思議な会話が聞こえてきた。
「あの子、1人なのかな…?同じ学校の人いないのかな。」
その視線の先をちらっと見ると、独りで席について本を読んでいる容姿端麗な女子がいた。
見るからに不思議な雰囲気をまとっていて誰も話しかけられない様子だった。
その時、とある女子グループが話しかけた。
「ねえ、榊麗奈ちゃん。一緒に話さない?」
おそらく、興味があったから話しかけたのだろう、
その女子たちの勇気は、
「…私、人と馴れ合う気ないので。」
榊さんの厳しい言葉とともに、バッサリと切り捨てられた。教室の空気が凍る中、ひとり、悠々と本を読んでいる榊さんはかっこよかった。
「今日の女子なんか不思議だったな。」
午前中で学校が終わり、宮本と駅のホームで喋っていると榊さんの話が出てきた。
「うん。それは同感。」
やはり、友達も同じことを思っていたようだ。
「俺、あーゆうやつけっこう気になる。」
そうこぼすと、宮本はよく分からない顔で
「ふーん。」
と返してきた。俺は、あの冷たい態度を取る女子が気になって仕方がなかった。