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君の人生にありきたりな花束を

#10

俺の人生にサザンカを

小さい頃から、普通の人に憧れていた。
得意なこともないし、苦手なこともない、平凡そうな奴に。
そのほうが、何かが起こった時に
後悔しなくて済むんじゃないかって、思ってしまう。
でもあの子は、普通で、平凡なことが嫌みたいだ。
俺とは、違う。

ー海7歳
「気胸ですね。」
大きい病院で暗い表情をしたお医者さんが、
そう言ったのを俺はまだ覚えている。
そのころは、俺がサッカーを始めて一年。
やっとレギュラーに選ばれた頃だった。
「それは治るんですか??」
母さんが、焦った表情をしていた。
「手術をすれば、運動をできる可能性があります。」
そう言われて、俺はサッカーができることを目的に、
手術をやると言ってしまった。
そこからは、辛かった。
手術をしたら、痛みがずっと続いて、
死にたいと思うこともあった。
2週間耐えると痛みはマシになって、
サッカーがしたくてずっと、ウズウズしていた。
輝羅も、お見舞いにきてくれて、ずっと心配してくれて
あと、もうちょっとたったらできる。
そんな思いであとの痛みを堪えた。
けれど、そんな生活は甘くはなかった。
激しい運動はしてはいけないみたいで、
おじいちゃんやおばあちゃんのするような、
ゆったりとしたリハビリから始まった。
俺が、サッカーがしたい。と母さんに言うと、
鬼の形相でダメだと言われる。
俺は、いつになったらサッカーができるんだ。
苦しい思いをしながらも、
サッカーができない日々が続いた。
お見舞いに来る輝羅が、日に日に肌が黒くなっていって
ちゃんとサッカーしてるんだ。
と少しムカついた。
俺が、サッカーを始められたのは
中学生になってからだった。

…。
咲が、出て行ってから俺はものすごく後悔していた。
やべぇ。俺今、咲を傷つけた…?
再発してから俺はイライラしてばかりだ。

もう少し、素直になれば良かったのに。
俺は、サザンカに願った。

サザンカ:素直

作者メッセージ

こんにちは。はじめまして。
この度は、数ある小説のなかから、この小説を読んでくださりありがとうございます。
海くんのその後を優しく見守ってください。

2025/07/16 08:05

もち
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PG-12恋愛感動共感花言葉花束君じん

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