閲覧前に必ずご確認ください
自殺行為を描くかもしれません。
ご注意ください。
感動系が苦手な方は、読むのをお控えください。
私だけが助けてもらって,申し訳ないと思って
君を助けようとすると,君は閉じこもってしまう。
私が頼りないと言うことが,痛いほど心の奥に刻まれた。
ーある放課後
「清水?部活は。」
いつもの放課後,清水がいつも楽しそうにしている部活の時間。
今まで,清水は授業はたくさんサボったものの,
サッカーだけはサボったことがなかった。
「んんー?何。」
ゲームをしながら保健室の椅子をくるクル回している清水は,
どこか元気のない顔だった。
「部活,行かないの?」
そっと頭を撫でてあげて,聞く。
「なんか,今日はいきたくないから。」
そう言われると,学校に行っていない私が行けと言えるはずもなく,
「そっか。」
という。
サッカーだけは,大好きだったのにな。
放課後,保健室から見る
清水のサッカーをしている姿を眺めるのが好きだった。
一週間前から,清水はずっとこの状態だ。
このままでは,すごく気まずいので,私は気持ちを切り替えて
「じゃ、私春にちょっと会ってくるね。」
そう言って,保健室を出た。
私はあの事件から,春への態度をあらためた。
一度,つき合った理由諸々説明して,別れようと告げたが,
春はニコッと笑って,
「大丈夫。薄々,咲が俺のことが好きじゃないのは分かってた。
でも,俺は咲のそう言うとこも含めて,全部大好きだから。」
やんわり断ってくれた。
そんな,春が頼もしくて,少し好きになってしまった。
屋上に出ると春が,さんさんの太陽を浴びながら寝ていた。
頭を床に直で置くのは直で置くのは少しかわいそうだなと思い,
膝枕をしてあげると,春は薄目を開けた。
「ん・・・。さ,く?」
寝起きのハルが可愛くて,キュンとしてしまった。
「ごめん。起こしちゃった?」
ふわあ。と効果音が好きそうな可愛いあくびをした春は,
「ううん。大丈夫。」
と言って,笑った。
「咲、今日も来てくれてありがと。」
私が今まで出ていなかった外に出てきてくれて嬉しいのか,
太陽に負けない笑みを見せている春が可愛い。
「あ、もうそろそろ戻るね。また後で。」
部活動の帰り時間は,まだ外に出られないので,
一旦保健室に帰り,完全下校時刻が過ぎたら
春と帰るというルーティーンを送っている。
そうして,保健室に着いた私はまた清水のことを思い出し,心配になった。
保健室のドアに手をかけると,誰かが言い合っている声が聞こえた。
清水と,輝羅君?
輝羅君は,清水と同じサッカー部で,
清水の幼馴染だ。
どうしたんだろう。そっと耳をすませてみると,
「なあ、お前もう一週間も部活サボってるじゃん。どうしたんだよ。」
「・・・。別に。」
「お前,もうサッカー嫌なのか?」
「別に。」
「じゃあ,こいよ。また体調が悪いのか?」
「今,持病の話はどうでもいいだろ。」
そこまで聞いた私は,持病と聞いて少し嫌な予感がした。
「・・・。なんかあんのか。」
「ん。再発したんだよ。」
「なんでそれを早く言わねえんだよ。」
「心配かけたくねえんだよ。」
「・・・。もういい。また話に来る。」
持病・・・?再発・・・?
聞きなれない言葉が聞こえてきて、思考が停止する。
考え込んでいると、保健室のドアが開いて、
輝羅君が出てきた。
「あっ。」
輝羅君と目が合ってしまった私は、気まずさを隠せず
目を逸らしてしまった。
「え?なんで、綿間さんが?」
「いや。あの・・・。」
どう答えるか迷っていると、
「あ。ごめん。詳しいことは聞かないでおくね。じゃあ。」
そう言うと輝羅君は去って行ってしまった。
スマートだなあ。と思いつつ、清水に向き直る。
「清水。今のって・・・。」
「あーあ。咲だけにはバレたくなかったのに。」
清水はそういうと、私を見ずに保健室から出て行ってしまった。
いつもと違う清水に、私は戸惑いを隠せなかった。
保健室の先生が好きな、エンゼルランプが机の上で風で揺れた。
エンゼルランプ:あなたを守りたい
君を助けようとすると,君は閉じこもってしまう。
私が頼りないと言うことが,痛いほど心の奥に刻まれた。
ーある放課後
「清水?部活は。」
いつもの放課後,清水がいつも楽しそうにしている部活の時間。
今まで,清水は授業はたくさんサボったものの,
サッカーだけはサボったことがなかった。
「んんー?何。」
ゲームをしながら保健室の椅子をくるクル回している清水は,
どこか元気のない顔だった。
「部活,行かないの?」
そっと頭を撫でてあげて,聞く。
「なんか,今日はいきたくないから。」
そう言われると,学校に行っていない私が行けと言えるはずもなく,
「そっか。」
という。
サッカーだけは,大好きだったのにな。
放課後,保健室から見る
清水のサッカーをしている姿を眺めるのが好きだった。
一週間前から,清水はずっとこの状態だ。
このままでは,すごく気まずいので,私は気持ちを切り替えて
「じゃ、私春にちょっと会ってくるね。」
そう言って,保健室を出た。
私はあの事件から,春への態度をあらためた。
一度,つき合った理由諸々説明して,別れようと告げたが,
春はニコッと笑って,
「大丈夫。薄々,咲が俺のことが好きじゃないのは分かってた。
でも,俺は咲のそう言うとこも含めて,全部大好きだから。」
やんわり断ってくれた。
そんな,春が頼もしくて,少し好きになってしまった。
屋上に出ると春が,さんさんの太陽を浴びながら寝ていた。
頭を床に直で置くのは直で置くのは少しかわいそうだなと思い,
膝枕をしてあげると,春は薄目を開けた。
「ん・・・。さ,く?」
寝起きのハルが可愛くて,キュンとしてしまった。
「ごめん。起こしちゃった?」
ふわあ。と効果音が好きそうな可愛いあくびをした春は,
「ううん。大丈夫。」
と言って,笑った。
「咲、今日も来てくれてありがと。」
私が今まで出ていなかった外に出てきてくれて嬉しいのか,
太陽に負けない笑みを見せている春が可愛い。
「あ、もうそろそろ戻るね。また後で。」
部活動の帰り時間は,まだ外に出られないので,
一旦保健室に帰り,完全下校時刻が過ぎたら
春と帰るというルーティーンを送っている。
そうして,保健室に着いた私はまた清水のことを思い出し,心配になった。
保健室のドアに手をかけると,誰かが言い合っている声が聞こえた。
清水と,輝羅君?
輝羅君は,清水と同じサッカー部で,
清水の幼馴染だ。
どうしたんだろう。そっと耳をすませてみると,
「なあ、お前もう一週間も部活サボってるじゃん。どうしたんだよ。」
「・・・。別に。」
「お前,もうサッカー嫌なのか?」
「別に。」
「じゃあ,こいよ。また体調が悪いのか?」
「今,持病の話はどうでもいいだろ。」
そこまで聞いた私は,持病と聞いて少し嫌な予感がした。
「・・・。なんかあんのか。」
「ん。再発したんだよ。」
「なんでそれを早く言わねえんだよ。」
「心配かけたくねえんだよ。」
「・・・。もういい。また話に来る。」
持病・・・?再発・・・?
聞きなれない言葉が聞こえてきて、思考が停止する。
考え込んでいると、保健室のドアが開いて、
輝羅君が出てきた。
「あっ。」
輝羅君と目が合ってしまった私は、気まずさを隠せず
目を逸らしてしまった。
「え?なんで、綿間さんが?」
「いや。あの・・・。」
どう答えるか迷っていると、
「あ。ごめん。詳しいことは聞かないでおくね。じゃあ。」
そう言うと輝羅君は去って行ってしまった。
スマートだなあ。と思いつつ、清水に向き直る。
「清水。今のって・・・。」
「あーあ。咲だけにはバレたくなかったのに。」
清水はそういうと、私を見ずに保健室から出て行ってしまった。
いつもと違う清水に、私は戸惑いを隠せなかった。
保健室の先生が好きな、エンゼルランプが机の上で風で揺れた。
エンゼルランプ:あなたを守りたい