2026年。
「遅れるぞ、翡翠!!」
「わああっ、待ってお兄ちゃん!」
翡翠は、急いで朝ごはんを口の中に詰め込んだ。
今年12歳になった翡翠は、もう中学生になった。
翡翠は慌て、長い髪を結ぶ時間もないと走り出した。
兄は気にせず、どんどん歩いていく。
翡翠は[漢字]おじいちゃん[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]に「行ってきます」と声をかけ、神社の横にある家の玄関を飛び出した。
「おう、気をつけろ!」
おじいちゃんの声が返ってきた。
そしてすぐ兄に追いつき、ぜいぜいと肩で息をしながら兄と歩いた。
[漢字]羅麗神社[/漢字][ふりがな]られいじんじゃ[/ふりがな]の鳥居をくぐり、階段を下る。
階段を下りきると、また二人は歩き出した。
少しずつ、翡翠のほうが遅れてくる。
「お前、歩くの遅いな」
兄の言葉に、翡翠はむっとした。
「足の長さが違うの!」
翡翠はさっきよりもさっさと歩き、兄を追い越した。
学校はまだ遠い。
そう思ったとき、一人の男の子が歩いているのを見た。
(同じ制服…あの子、私と同じ学校の子だ!)
だが、あんな子は見たことがない…と言っても、まだ学校は始まったばかりだ。
(また会うかもな…)
翡翠はその男の子から目を離さず、心の中でそう言った。
「何してる?」
兄に声をかけられてびくっとした翡翠は、また必死に足を動かし始めた。
「遅れるぞ、翡翠!!」
「わああっ、待ってお兄ちゃん!」
翡翠は、急いで朝ごはんを口の中に詰め込んだ。
今年12歳になった翡翠は、もう中学生になった。
翡翠は慌て、長い髪を結ぶ時間もないと走り出した。
兄は気にせず、どんどん歩いていく。
翡翠は[漢字]おじいちゃん[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]に「行ってきます」と声をかけ、神社の横にある家の玄関を飛び出した。
「おう、気をつけろ!」
おじいちゃんの声が返ってきた。
そしてすぐ兄に追いつき、ぜいぜいと肩で息をしながら兄と歩いた。
[漢字]羅麗神社[/漢字][ふりがな]られいじんじゃ[/ふりがな]の鳥居をくぐり、階段を下る。
階段を下りきると、また二人は歩き出した。
少しずつ、翡翠のほうが遅れてくる。
「お前、歩くの遅いな」
兄の言葉に、翡翠はむっとした。
「足の長さが違うの!」
翡翠はさっきよりもさっさと歩き、兄を追い越した。
学校はまだ遠い。
そう思ったとき、一人の男の子が歩いているのを見た。
(同じ制服…あの子、私と同じ学校の子だ!)
だが、あんな子は見たことがない…と言っても、まだ学校は始まったばかりだ。
(また会うかもな…)
翡翠はその男の子から目を離さず、心の中でそう言った。
「何してる?」
兄に声をかけられてびくっとした翡翠は、また必死に足を動かし始めた。