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意味がわかると怖い話

#11

11. タイムカプセル

小学校の卒業式の日、仲良し5人組で校庭の隅にタイムカプセルを埋めた。
「10年後、またここで会おう。もし来られなかった奴がいたら、そいつの分も乾杯しよう」
そう約束して。
10年後の今日。約束の場所に集まったのは、僕を含めて4人だった。
「あいつ、結局来なかったな」
「事故で亡くなったって聞いた時は信じられなかったよな」
僕たちはしんみりしながら、地面を掘り返した。
出てきた箱の中には、当時の写真や手紙が入っていた。
最後に、寄せ書きが出てきた。そこには、5人の名前が並んでいた。
でも、一番右端に書かれた「来られなかった彼」の名前だけ、新しい油性ペンの匂いがした。










[解説]
タイムカプセルは10年前に埋められたもの。それなのに、最近書いたばかりのような「新しいインクの匂い」がするということは、誰かが最近掘り返して名前を書き足したか、あるいは「死んだはずの彼」が今さっきまでそこにいて、自分の名前を書いた直後に箱を戻したことになる。

2026/01/23 19:42

イオ
ID:≫ 425LlNhNB3gqs
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