「はぁ……今年のクラス、大丈夫かなぁ……」
私はそう呟きながら、桜並木の間を歩いていた。せっかくの新学期初日だというのに、空は雲っている。
そんな天気と連動するように私の気分も沈んでいた。
というのも、私は人見知りで人に話しかけることが苦手だ。もし、仲が良い人がいなかったらぼっちが確定する。
「お願いします、どうか、[漢字]唯[/漢字][ふりがな]ゆい[/ふりがな]ちゃんと同じクラスでありますように……!」
そう祈っていると、後ろから声が聞こえてきた。
「[漢字]葉子[/漢字][ふりがな]ようこ[/ふりがな]ちゃんおっはー!」
「唯ちゃん!」
「どうしたの?そんな暗い顔して」
「あっ……えっとね……唯ちゃんと同じクラスじゃなかったらどうしようって……」
「んー、大丈夫っしょ。葉子ちゃんが仲良いのうちだけだし」
「それ、励ましてる?」
「励ましてるよ!」
「(何かダメージくらった気がする……)」
「あ、みんな集まってるよ!行こ行こ」
「あ、うん」
昇降口前には人がたくさん集まっていて、歓喜する声や嘆き悲しむ声が聞こえてきた。
「えーと……うちは……」
「(どこにあるかな……)」
「あ!あった!」
「え、どこどこ」
「葉子ちゃんも同じクラスだよ!!」
「え!?やったー!良かったー……!」
唯ちゃんと同じクラスなら、ぼっちは回避できる……!
そう思いながら学校内に入り、上履きに履き替え、階段を上った。
私達のクラスは三階にある。
「葉子ちゃん、大丈夫?」
「え、な、何で?」
「いや、体力無いから……」
「…………[小文字]ちょっとキツいかも[/小文字]」
「……あ、もう階段上り終わるから!頑張って!」
「う、うん」
やっとの思いで階段を上り終わると私達のクラスはすぐに見えた。
二年一組、ここが今年のクラスだ。
教室の扉を開けると、既に人は沢山いた。
「(私、このクラスで大丈夫かな……)」
心拍数が上がっているのが自分でも分かる。
ふと、顔を上げると唯ちゃんは席についていた。
私の苗字は[漢字]白爪[/漢字][ふりがな]しろつめ[/ふりがな]で唯ちゃんの苗字は[漢字]土園[/漢字][ふりがな]つちその[/ふりがな]だからそこまで離れている訳ではないけれど、それでも不安だ。
何とかそんな気持ちを抑えながら席についた。
周りは既に楽しそうに話している。
一体私、どうなっちゃうの!?
私はそう呟きながら、桜並木の間を歩いていた。せっかくの新学期初日だというのに、空は雲っている。
そんな天気と連動するように私の気分も沈んでいた。
というのも、私は人見知りで人に話しかけることが苦手だ。もし、仲が良い人がいなかったらぼっちが確定する。
「お願いします、どうか、[漢字]唯[/漢字][ふりがな]ゆい[/ふりがな]ちゃんと同じクラスでありますように……!」
そう祈っていると、後ろから声が聞こえてきた。
「[漢字]葉子[/漢字][ふりがな]ようこ[/ふりがな]ちゃんおっはー!」
「唯ちゃん!」
「どうしたの?そんな暗い顔して」
「あっ……えっとね……唯ちゃんと同じクラスじゃなかったらどうしようって……」
「んー、大丈夫っしょ。葉子ちゃんが仲良いのうちだけだし」
「それ、励ましてる?」
「励ましてるよ!」
「(何かダメージくらった気がする……)」
「あ、みんな集まってるよ!行こ行こ」
「あ、うん」
昇降口前には人がたくさん集まっていて、歓喜する声や嘆き悲しむ声が聞こえてきた。
「えーと……うちは……」
「(どこにあるかな……)」
「あ!あった!」
「え、どこどこ」
「葉子ちゃんも同じクラスだよ!!」
「え!?やったー!良かったー……!」
唯ちゃんと同じクラスなら、ぼっちは回避できる……!
そう思いながら学校内に入り、上履きに履き替え、階段を上った。
私達のクラスは三階にある。
「葉子ちゃん、大丈夫?」
「え、な、何で?」
「いや、体力無いから……」
「…………[小文字]ちょっとキツいかも[/小文字]」
「……あ、もう階段上り終わるから!頑張って!」
「う、うん」
やっとの思いで階段を上り終わると私達のクラスはすぐに見えた。
二年一組、ここが今年のクラスだ。
教室の扉を開けると、既に人は沢山いた。
「(私、このクラスで大丈夫かな……)」
心拍数が上がっているのが自分でも分かる。
ふと、顔を上げると唯ちゃんは席についていた。
私の苗字は[漢字]白爪[/漢字][ふりがな]しろつめ[/ふりがな]で唯ちゃんの苗字は[漢字]土園[/漢字][ふりがな]つちその[/ふりがな]だからそこまで離れている訳ではないけれど、それでも不安だ。
何とかそんな気持ちを抑えながら席についた。
周りは既に楽しそうに話している。
一体私、どうなっちゃうの!?