新学期が始まってしばらく経ち、部活も再開した。
私と[漢字]唯[/漢字][ふりがな]ゆい[/ふりがな]ちゃんは科学部に所属している。……と言っても、まともな活動はほぼしていないのだけど。
「あー……部活めんどくさ……」
「分かる~……」
「というかさ、新入生入ってくるじゃん?」
「うん」
「どれくらい入ってくるかなぁ」
「女子入ってほしいね~」
「ねー」
私達の学校の科学部は「実験をやりたい!」という理由で入部する人はほぼ皆無で、みんな他に入れる部活が無かったから入ったらしい。
…………私もみんなと同じ理由で入ったけど。
「どんな子が入ってくるのかな?」
「まあ、まともではないだろうね」
「うーん……」
春から夏は下校時刻が遅くて、いつも17時をまわる。運動部は18時を過ぎてから帰ることもある。
科学部はやることないからいつも下校時間早いけど。
「というか先生来ないね」
「ね」
「部活あるの忘れてんじゃない?」
「それは無いでしょ」
私達が他愛もない会話をしていると、顧問の先生が入ってきた。
「部活始めるぞー」
「はーい」
今日の活動内容は部活見学のときにやることを決めること。
部活見学はとても重要だ。これが失敗したら新入生は入ってこないだろう。
「先生ー、飴作りたーい」
とある男子が手を挙げていった。
「ダメです。食べ物系は禁止です」
「ちぇっ」
「飴作りて!小学生じゃあるまいし」
表面上は反対するフリをしたが、飴作りがしたくないわけではなかった。
正直、残念に思っていると唯ちゃんが手を挙げた。
「先生、バスボム作りはどうですか?」
「いいな、それ。他案あるか?」
部室内は静まりかえった。
部活見学の内容はバスボム作りに決まったようだ。
「決定したから帰っていいぞー」
「早っ?!」
「流石だね……」
私達は呆れ返りながらリュックを背負って駐輪場へ向かった。
部活見学はもう直ぐだ。ここで成功させて沢山の新入生を入部させてやる!
私はそう思いながら自転車を漕ぎ始めたのであった。
私と[漢字]唯[/漢字][ふりがな]ゆい[/ふりがな]ちゃんは科学部に所属している。……と言っても、まともな活動はほぼしていないのだけど。
「あー……部活めんどくさ……」
「分かる~……」
「というかさ、新入生入ってくるじゃん?」
「うん」
「どれくらい入ってくるかなぁ」
「女子入ってほしいね~」
「ねー」
私達の学校の科学部は「実験をやりたい!」という理由で入部する人はほぼ皆無で、みんな他に入れる部活が無かったから入ったらしい。
…………私もみんなと同じ理由で入ったけど。
「どんな子が入ってくるのかな?」
「まあ、まともではないだろうね」
「うーん……」
春から夏は下校時刻が遅くて、いつも17時をまわる。運動部は18時を過ぎてから帰ることもある。
科学部はやることないからいつも下校時間早いけど。
「というか先生来ないね」
「ね」
「部活あるの忘れてんじゃない?」
「それは無いでしょ」
私達が他愛もない会話をしていると、顧問の先生が入ってきた。
「部活始めるぞー」
「はーい」
今日の活動内容は部活見学のときにやることを決めること。
部活見学はとても重要だ。これが失敗したら新入生は入ってこないだろう。
「先生ー、飴作りたーい」
とある男子が手を挙げていった。
「ダメです。食べ物系は禁止です」
「ちぇっ」
「飴作りて!小学生じゃあるまいし」
表面上は反対するフリをしたが、飴作りがしたくないわけではなかった。
正直、残念に思っていると唯ちゃんが手を挙げた。
「先生、バスボム作りはどうですか?」
「いいな、それ。他案あるか?」
部室内は静まりかえった。
部活見学の内容はバスボム作りに決まったようだ。
「決定したから帰っていいぞー」
「早っ?!」
「流石だね……」
私達は呆れ返りながらリュックを背負って駐輪場へ向かった。
部活見学はもう直ぐだ。ここで成功させて沢山の新入生を入部させてやる!
私はそう思いながら自転車を漕ぎ始めたのであった。