世界なんて知りたくもなかった。
醜く、臭さそうな世界。
海を知ってしまったら、もう、人間じゃ思えないんじゃないか、って。
[中央寄せ]✦[/中央寄せ]
「えみ!!やばいよ?遅刻しちゃうよ?!」
『まだ余裕じゃないの?!』
「なにイキっちゃってんの、運動神経よくないくせに。」
「はぁー?」
校門まで駆け抜ける。
朝の空気は嫌いだ。
みんな同じ顔、同じ服、同じ方向で歩いている。
残酷だな。とも思ってしまう。
そんな馬鹿みたいな世界、意味なんてあるのだろうか。
「セーフ?セーフですよね!!」
教室を開けた瞬間、みんながこっちを向いた。
...どうしよう。
少し穴に入りたくなっていると、窓際の席に座る、あまり関わりのない男子がこちらを見ず、外を眺めている。
その人だけ、世界から少し離れた場所にいるみたいだった。
その時はまだ、あなたが私の世界を変えてくれるとは
目に見えてもいなかったーーー。
醜く、臭さそうな世界。
海を知ってしまったら、もう、人間じゃ思えないんじゃないか、って。
[中央寄せ]✦[/中央寄せ]
「えみ!!やばいよ?遅刻しちゃうよ?!」
『まだ余裕じゃないの?!』
「なにイキっちゃってんの、運動神経よくないくせに。」
「はぁー?」
校門まで駆け抜ける。
朝の空気は嫌いだ。
みんな同じ顔、同じ服、同じ方向で歩いている。
残酷だな。とも思ってしまう。
そんな馬鹿みたいな世界、意味なんてあるのだろうか。
「セーフ?セーフですよね!!」
教室を開けた瞬間、みんながこっちを向いた。
...どうしよう。
少し穴に入りたくなっていると、窓際の席に座る、あまり関わりのない男子がこちらを見ず、外を眺めている。
その人だけ、世界から少し離れた場所にいるみたいだった。
その時はまだ、あなたが私の世界を変えてくれるとは
目に見えてもいなかったーーー。