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無色で無名で無能な僕は

完璧であることが一番の幸せである
僕はそう思っていた。

僕には『個性』というものが無かった。
真っ白で、良い所も悪い所もない、ただ平凡なだけ。
誰かを助けられるわけじゃないし、誰かを蹴落とせるわけでもない。
ただ、影が薄くて誰にも頼られてなくて。
やっぱり何にも出来ないような人だった。

勉強も頑張る気になれないし、運動も難しい。
楽器は使い方すらわからない、笑いのひとつも取れやしない。
ただ、一番普通なだけだ。

特別貧乏じゃない、金持ちでもない。
一般過ぎる家庭なだけ。
毎日、美味くも不味くもないご飯を食べて寝る。
それが至って普通のルーティーン。

個性ってなんだろう。
個性がないってなんだろう。
それぞれの色が、特徴があったら個性があるってことなのだろう。
癖が強い?頭が良い?面白い?そんなの僕には無い。
中には何も無いのが個性だっていう人も居た。
でもあくまでもそれはお世辞。矛盾点ばっかりだった。
個性がないから個性?その個性があるじゃんか。
考えたらキリがなくなってしまうような、そんな気がした。

でも別個性がなくても良いじゃないのか?
個性があるからなんだ、それは正確だろ、至って普通なんだ僕は。
普通であれているだけで幸せだ。
完璧じゃなくて良い。完璧という個性がなくて良い。

ただ、生きていられていることが個性なのなら。
一生懸命生きたら?

作者メッセージ

みて、文字数555文字
キセキ

2025/10/12 11:15

春眠暁(活動休止中)
ID:≫ 19ZQABSFMiPlU
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