『かわいい』のが好きなだけなのに
可愛いのが好きだった。
僕は生まれつき男の子だったけど、それでも可愛いのが好きだった。
自分の好きは我慢したくなかった。
自分の好きを我慢してまで周りに合わせようとするのは嫌なんだ。
でも、皆は知ってた、僕が『男』だってこと。
でも、知られても問題はなかった。
僕は、男の子だ。自分ではわかってる。
ただ、可愛いのが好きなだけなんだ。
でも、度々聞かれるんだ。
『なんでそんな格好してるの?』『なんでそんなのが好きなの?』って。
...自分でもわからない。ただ、好きだから。
この格好が好きだからこの格好をしているだけなんだ。
確かに、人からどう見られようと構わない。ただ、『恥ずかしくないの?』とか、
聞かれるのが少し嫌だった。
でも、いつか、何処かからか聞こえてきたんだ。
それは僕を、僕達を絶望へ陥れた。
『あの子、もしかしたら虐待なんじゃない?』
次第に、それは広まっていった。
いつの間に、それは考えじゃなくて、[太字]事実[/太字]になってしまっていた。
本当は、僕は好きでこの格好をしてる、好きでこんなことをしているのに。
本当は、僕はこんなことしたくなくて...
ママ友も、次々と離れていった。
僕は、ひとりになった。
僕達は、孤独になったんだ。
まるで、無人島に取り残されたみたいな、絶望感と一緒に。
それもこれも、全部、全部僕のせいだ。
僕が、ずっとこんな馬鹿みたいな格好してるから...僕が、こんなの好きだから...
必死で訴えようとしても、気味の悪いと言われて誰も味方してくれない。
皆、見て見ぬ振りだった。
必死で演技して、僕を悲しませないようにしてくれたんだと思うけど。
それが、本当は嘘だから、苦痛で仕方がなかった。
本当は事実は違うのに、皆はそう思い込んでいて、僕の親にも影響は出て...
僕なんかが此処に居なければ。
僕なんかが、僕なんかが此処に居なければ、こうはならなくて...
[大文字][太字]...消えたい。[/太字][/大文字]
僕は生まれつき男の子だったけど、それでも可愛いのが好きだった。
自分の好きは我慢したくなかった。
自分の好きを我慢してまで周りに合わせようとするのは嫌なんだ。
でも、皆は知ってた、僕が『男』だってこと。
でも、知られても問題はなかった。
僕は、男の子だ。自分ではわかってる。
ただ、可愛いのが好きなだけなんだ。
でも、度々聞かれるんだ。
『なんでそんな格好してるの?』『なんでそんなのが好きなの?』って。
...自分でもわからない。ただ、好きだから。
この格好が好きだからこの格好をしているだけなんだ。
確かに、人からどう見られようと構わない。ただ、『恥ずかしくないの?』とか、
聞かれるのが少し嫌だった。
でも、いつか、何処かからか聞こえてきたんだ。
それは僕を、僕達を絶望へ陥れた。
『あの子、もしかしたら虐待なんじゃない?』
次第に、それは広まっていった。
いつの間に、それは考えじゃなくて、[太字]事実[/太字]になってしまっていた。
本当は、僕は好きでこの格好をしてる、好きでこんなことをしているのに。
本当は、僕はこんなことしたくなくて...
ママ友も、次々と離れていった。
僕は、ひとりになった。
僕達は、孤独になったんだ。
まるで、無人島に取り残されたみたいな、絶望感と一緒に。
それもこれも、全部、全部僕のせいだ。
僕が、ずっとこんな馬鹿みたいな格好してるから...僕が、こんなの好きだから...
必死で訴えようとしても、気味の悪いと言われて誰も味方してくれない。
皆、見て見ぬ振りだった。
必死で演技して、僕を悲しませないようにしてくれたんだと思うけど。
それが、本当は嘘だから、苦痛で仕方がなかった。
本当は事実は違うのに、皆はそう思い込んでいて、僕の親にも影響は出て...
僕なんかが此処に居なければ。
僕なんかが、僕なんかが此処に居なければ、こうはならなくて...
[大文字][太字]...消えたい。[/太字][/大文字]
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