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時を越えて君の居る場所へ。

#2

君の場所へ辿り着く迄

春類「ん...ここ、どこ?」

意識が遠ざかっていたのか、寝転んだ身体の半分を起こして周りを見渡す。
見慣れた街はもう此処には無かった。
それどころか、此処は遠い昔の...まさか私...

[大文字][太字]タイムスリップしちゃった!!??[/太字][/大文字]

「起きた?おはよう、此処は...」

味弧「昔の此処だよ!!どう?新鮮でしょう?」
春類「じゃ、じゃあホントにタイムスリップしちゃったの?」
味弧「うん!!江戸時代あたりに来たよ!!」
春類「ええ...これ大丈夫?」
味弧「大丈夫大丈夫。多分。まあ、ほら、少し見ていってよ。」

ということで少し見ていくことになった。
そこはまるでゲームの中みたいな、映画の中みたいな、そんな街並みだった。
此処は山に囲まれた盆地で他の場所から孤立しているらしい。
その名を『[太字]朝比奈町[/太字]』。孤立しているくせに技術も発展している町みたいだ。

春類「というか周りから凄い目で見られたりするんだけどこれって...?」
味弧「ああ、多分服とかが違うからじゃない?気になるなら着替えても良いよ。」
春類「いや、え、ああ、じゃあ着替えるけど...」
味弧「はい、ここ私の家だから。自由に使って。奥の部屋行ったら服あるから。」
春類「ああ...じゃあ、お、お邪魔します。」

相変わらず昔の家のように畳が敷いてあって縁側もあって、
何だかお婆ちゃんの家を想像してしまった。
そして奥の襖を開けて赤紫色の小袖を取り出し、着用してみた。

味弧「似合ってる!!可愛いね〜。」
春類「そういえば江戸時代って庶民は派手な服って駄目なんじゃ...?」
味弧「ここらへんは幕府の目が届いてないから多分大丈夫だよ。ほら、町の人も。」
春類「へえ〜...確かに綺麗な色な人多いね。」

町民「ん、お嬢ちゃん見ない顔だね、見子ちゃんの連れ?」
味弧「ああ、最近別の町から引越してきたの。春類ちゃんって言うんだ。」
町民「春類?珍しい名前だね。よろしくな、春類ちゃん。」
春類「あ、お、お願いします。」

やっぱり昔だから町民同士でコミュニケーションを結構取ってるんだな。
何か、お婆ちゃん家のある田舎と似てるような気がしてきた。
まあ、大体そんなもんか。

そうして歩いている内に元の場所へ戻ってきた。
どうやら一周してきたようだ。

作者メッセージ

味弧と見子の字が違うのは気にしないでね。
後からわかる。

2025/10/23 18:26

春眠暁(活動休止中)
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和風ファンタジータイムスリップ

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