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この物語は実在する配信者グループ「amnv」様のお名前をお借りした二次創作(夢小説)です。ご本人様や関係者様とは一切関係ありません。

作者や参加者様、特定のキャラクターに対する攻撃的なコメントはおやめください。

あくまで個人の妄想による物語です。「キャラの性格が違う」などの苦情は受け付けられません。

パクリはダメですが、コメントに〇〇サマのシリーズ化していいですか?などは大歓迎です!

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#11

秘密の肩書きと、狂い出す境界線

「なぁちぐさ、さなはお隣さんの幼馴染やから分かるけど、他の子らは一体何者なん?」
ぷりっつがアホ毛を揺らしながら首を傾げると、楽屋の空気が一瞬で張り詰めた。

まだメンバーたちは知らない。
目の前で顔を真っ赤にしている彼女たちが、実は自分たちの活動を裏で支え、時にはネットを騒がせている「特別な存在」だということを。

「えへへ、実はね!」
ちぐさくんが嬉しそうにさなの肩を抱き寄せ、自慢げに胸を張る。
「さなちゃんは、僕たちの公式イラストや歌ってみたの絵を描いてくれてる、あの『神絵師のさなちゃん』なんだよ!」
「「「「「えええええっ!?!?(驚)」」」」」
メンバーたちの絶叫が楽屋に響き渡る。
「ちょっと、ちぐちゃん……! みんなの前でそんな大声で言わないでぇ……!(尊死寸前)」
水色の勝負服を着たさなは、あまりの恥ずかしさとちぐさくんの体温の近さに、語彙力が崩壊して泣きそうになってしまう。
「はぁぁぁ!?、いつも爆速で神絵上げてくれるからどんなサイボーグかと思ってたら、まさかお隣のさなだったとはな……」
ぷりっつが呆然と呟く中、ちぐさくんはさなの手をぎゅっと握り直して耳元で囁いた。
「さなちゃん、これからも僕の隣で、ずーっと僕のことカッコよく描いてね? 約束!」
不意打ちの超至近距離ファンサに、さなの顔はリンゴのように真っ赤に染まった。


「ちょっと待て、ってことは……」
ぷりっつがハッと目を見開き、さなの隣でオタオタしている梓を指差した。
「さなのリア友ってことは、お前……まさか、俺がSNSで『このイラスト神すぎるやろ!』って大絶賛した、あの登録者20万人の絵描き兼歌い手の『梓』……!?」
「え゛っ、……! ば、バレた……っ!?」
ゴテゴテのフェミニンな服を着た梓は、推し本人から自分の活動名が飛び出したことに大限界を迎える。
「あー、えっと……私わ18歳デス、18歳……っ!」
「だから年齢の誤魔化し方は下手くそか!(笑)でも、そうか……あのチケット落としたツインテールの子が、まさか俺の推しクリエイターだったなんてな」
ぷりっつはニカッと悪戯っぽく笑うと、梓の髪の大きな手作りリボンを優しくツンと突いた。「付き合いたいとか、リアコとか配信で言うてたっけ? 目の前の俺、本物やで。これからはもっと近くで俺のこと支えてな?」梓は膝から崩れ落ちそうになるのを必死に堪えるしかなかった。


そんな中、あっきぃが何気なくテーブルの上に置かれていた雨乃のバッグに目を留めた。
「ん? あまののバッグから出てるの、これ……俺たちの新曲の譜面じゃん。なんでこれ持っ……」
「あっ……! 触るな馬鹿……っ!」
雨乃が慌てて奪い返そうとするが、あっきぃは譜面の端に書かれた『作詞作曲:雨乃』の文字を見逃さなかった。
「え……? 雨乃……? メッセージアプリだけでやり取りしてた、顔出し無しのあの天才作曲家って……お前なの!?」
「……っ!」
黄色いフードを深く被り、雨乃は真っ赤になった顔を隠すようにツンとそっぽを向く。
「……お前が新曲出たって言うから、知ってるし、そんなこと。僕が作ったんだから当たり前だろ……っ」
「マジで!? あまのがあの曲作ってくれたの!? すげえええ!!」
あっきぃはひまわりのような笑顔で雨乃の両手をガシッと握りしめた。
「……あっちゃんの馬鹿っ! 離せよ……そんな力強く握ったら手が折れる……。」
ツンデレ全開で震える雨乃を見て、あっきぃは「あはは! 離さないもーん!」と嬉しそうに手を握りしめ続けた。


楽屋のスピーカーから、メンバーがさっきまで聴いていたお勧めの歌い手の曲が流れる。その瞬間、まぜ太がピクッと耳を動かした。
「……るみな。お前、ちょっとこの曲のサビ、地声で歌ってみ?」
「はわわ……っ!? え、えっと……」
おっとり系癒やし系のるみなは、大人っぽい黒ワンピの裾を握りしめて激しく動揺する。だけど、大好きなまぜ太の前で嘘はつけず、意を決してパワフルな声を響かせた。
その瞬間、まぜ太の宝石のようなアメジストパープルの瞳が大きく見開かれる。
「やっぱり……! お前、俺が最近めちゃくちゃ歌い方研究して巡回してた、あの登録者15万人の実力派歌い手の『るみな』だろ!?」
「ま、まぜ太くん……っ! バレちゃったの……っ」
「って、お前、俺のケア方法までこっそり研究してたんだろ。……可愛い奴」
まぜ太はふっと口元を緩めると、るみなの手を指を絡めるように強く握りしめた。
「今日からは、リスナーとしてだけじゃなくて、一人の女の子として、俺の歌を一番近くで聴かせてやるよ。覚悟しとけよ?」
その低くて甘いイケボに、るみなの語彙力は完全にどこかへ行ってしまった。


「おいおい、周りが天才だらけで俺の頭が追いつかねーんだけど(笑)」
あっとが頭を掻きながら、紅玲彩の「褒めると伸びる子」のダサTを指差した。
「で? れあは普通のギャルリスナーだよな?」
「う、どぅも……。多分なんかのミスで、あっとくんの大学に全部満点で首席合格した朱來紅玲彩です……」
「は!?!?!?」
あっとは思わず素の声を上げた。メンバー間で「バケモノみたいな新入生がいる」と話題になっていた首席の正体が、目の前でダサTを着ている美少女ギャルだったのだ。
「お前、首席ってマジかよ!?(笑)」
「え、マジ?! 大学合格マジ?! 私受かれるんだ!って思ってたらなんか首席でした……。でも、大学の友達にはヲタバレNGだから、静かにして……っ」
焦る紅玲彩の顔を、あっとは至近距離で覗き込み、独占欲の滲む視線でニヤリと笑った。
「完璧に覚える特技があるんだっけ? じゃあ、今の俺の顔も完璧に記憶しとけよ。……れあ、大学で他の男にその可愛い顔見せんなよ。俺、普通に嫉妬するから」
紅玲彩の「写真記憶」のせいで、あっとの国宝級のイケメンな表情が脳内に超高画質で強制保存され、心臓が爆発しそうだった。


「みんなすごいねぇ〜!」
けちゃがふにゃりと柔らかい笑顔を浮かべながら、総数200個の缶バッジ痛バを抱えたなしゃの前に立つ。
「でもね、僕もなしゃちゃんの秘密、知ってるんだ〜」
「えっ!? け、けちち……何でですか……?」
ピンクのふわふわロングヘアを揺らすなしゃが天然全開で首を傾げると、けちゃは彼女のスマホの画面を指差した。そこには、けちゃが密かに「声が綺麗でイラストも自分で描いててすごい!」と動画を巡回していた、登録者30万人の歌い手「なしゃ」のアカウントが映っていた。
「僕、なしゃちゃんの歌枠いっつも聴いてるんだよ? 痛バ新調してホテル代で金欠民になってるの、知ってたもん(笑)」
「な、、しゃっ!? けちち、私の動画見てくれてたの……!?」
驚くなしゃの手を、けちゃは優しく包み込み、少しトーンダウンさせて耳元に顔を寄せた。
「全通してくれるの嬉しいけど、これからは画面越しじゃなくて、僕の特別席で、ずーっと僕のこと支えてね、なしゃちゃん」
おっとりした声の中に混ぜられた、男の子としてのちょっぴりあざとい独占欲に、なしゃの顔は一瞬で綺麗な桜色に染まった。

作者メッセージ

全員の「秘密の肩書き」が楽屋で完全に暴かれ、メンバーたちの独占欲と愛が爆発した瞬間でした……!

2026/05/25 20:11

紗奈(さな) 元苺花
ID:≫ 09TUAnUf7Mj7U
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