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本人には関係ありません
一番星へのバースデー・コール(心音様)
2月1日
23時55分。
心音(しおん)は、自宅のデスクで少しだけ緊張しながら時計を見つめていた。
「……なんか、毎年慣れないな」
画面の向こうには、待機枠で既に数えきれないほどのカウントダウンコメントが流れている。
めておらのリーダーとして走り続けてきた日々。天才と称される彼だって、リスナーやメンバーからの真っ直ぐな言葉を受け取る瞬間は、心臓の鼓動(リズム)が少しだけ早くなる。
『心音くん、誕生日おめでとう!』
『生まれてきてくれてありがとう、リーダー!』
0時ちょうど。
スマートフォンの通知が、爆発したように鳴り響いた。
真っ先に届いたのは、グループLINE。Lapis、ロゼ、明雷らいと、みかさくん、メルト・ダ・テンシ。個性豊かな5人からの、愛ある弄りと祝福のメッセージ。
そして画面越しに届く、リスナーたちからの温かい光(コメント)。
「……みんな、ありがとう。ほんとに」
マイクに向かって呟いた声が、少しだけ震えた。
心音は窓を開け、夜空を見上げる。冬の澄んだ空には、どんな街の灯りにも負けない強い光を放つ星があった。
「俺はさ、みんなを引っ張るリーダーになりたいって思ってた。でも、違ったんだ」
生放送のリスナーに向けて、彼は静かに語りかける。
「みんなが照らしてくれるから、俺は『心音』でいられる。俺が一番星なんじゃなくて、みんなと作るこの場所が、一番輝く星なんだよ」
その瞬間、画面いっぱいにイメージカラーである紫色のペンライトが溢れた。
それはまるで、夜空を横切る流星群(めておら)のように、彼の視界を鮮やかに染めていく。
一つ、深く息を吸い込む。
新しく刻み始めた心音(リズム)は、かつてないほど力強く、未来への期待に満ちていた。
「最高の1年にしよう。……ついてきてくれるよね?」
世界で一番幸せなリーダーの言葉に、終わらない祝福の嵐が降り注いだ。
(完)
23時55分。
心音(しおん)は、自宅のデスクで少しだけ緊張しながら時計を見つめていた。
「……なんか、毎年慣れないな」
画面の向こうには、待機枠で既に数えきれないほどのカウントダウンコメントが流れている。
めておらのリーダーとして走り続けてきた日々。天才と称される彼だって、リスナーやメンバーからの真っ直ぐな言葉を受け取る瞬間は、心臓の鼓動(リズム)が少しだけ早くなる。
『心音くん、誕生日おめでとう!』
『生まれてきてくれてありがとう、リーダー!』
0時ちょうど。
スマートフォンの通知が、爆発したように鳴り響いた。
真っ先に届いたのは、グループLINE。Lapis、ロゼ、明雷らいと、みかさくん、メルト・ダ・テンシ。個性豊かな5人からの、愛ある弄りと祝福のメッセージ。
そして画面越しに届く、リスナーたちからの温かい光(コメント)。
「……みんな、ありがとう。ほんとに」
マイクに向かって呟いた声が、少しだけ震えた。
心音は窓を開け、夜空を見上げる。冬の澄んだ空には、どんな街の灯りにも負けない強い光を放つ星があった。
「俺はさ、みんなを引っ張るリーダーになりたいって思ってた。でも、違ったんだ」
生放送のリスナーに向けて、彼は静かに語りかける。
「みんなが照らしてくれるから、俺は『心音』でいられる。俺が一番星なんじゃなくて、みんなと作るこの場所が、一番輝く星なんだよ」
その瞬間、画面いっぱいにイメージカラーである紫色のペンライトが溢れた。
それはまるで、夜空を横切る流星群(めておら)のように、彼の視界を鮮やかに染めていく。
一つ、深く息を吸い込む。
新しく刻み始めた心音(リズム)は、かつてないほど力強く、未来への期待に満ちていた。
「最高の1年にしよう。……ついてきてくれるよね?」
世界で一番幸せなリーダーの言葉に、終わらない祝福の嵐が降り注いだ。
(完)
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