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キャラ崩壊することがあると思います
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[太字]画面越しに響く声[/太字]
ななくんが転校してから、さなはどこか心に穴が空いたような日々を過ごしていました。それでも、彼と交わした「ずっと応援してる」という約束だけは、ずっと胸に抱きしめたまま。
ある日の放課後、クラスメイトが盛り上がっていた「今、すごく勢いのあるグループ」の話が気になり、さなは家でスマートフォンを開きます。
さな「すとぷり……? いちご、だ。ななくん、いちご好きだったなぁ……なんて。」
軽い気持ちで再生した動画。そこから流れてきたのは、賑やかな笑い声と、誰よりも優しく、それでいて力強く場をまとめる「リーダー」の声でした。
ななもり『みんな! 今日も来てくれてありがとう! 俺たちが作るこの場所で、みんなを笑顔にしたいんだ!』
さな「……えっ?」
その声のトーン、独特の喋り方、そして何より「みんなを笑顔にしたい」という真っ直ぐな言葉。それは、あの日公園で、ノートを広げていた小さな少年が語った夢そのものでした。
画面の中ですとぷりの公式ロゴが踊り、楽しそうに笑う彼の声を聞いているうちに、さなの目からは自然と涙が溢れてきました。
さな「ななくん……? 本当に、ななくんなの……?」
さな「約束、守ってくれたんだね。……本当にすごくなっちゃった。でも、やっぱり……その声、すぐにわかっちゃったよ。」
遠い場所にいるはずの幼馴染が、今や日本中のファンを笑顔にするスターになっている。さなは震える手で、彼のチャンネルの「登録」ボタンをそっと押しました。
[太字]一通のメッセージ[/太字]
株式会社STPRのオフィス。深夜、全ての会議とすとぷりの放送を終えたななもり。は、一人でふとファンからのリプライ欄を眺めていました。
数千、数万と並ぶ温かい言葉の中に、ふと、彼の指が止まる一通のメッセージがありました。
さな(リプライ)『ななくん、お久しぶりです。
約束、ちゃんと守ってくれたんだね。
たくさんの人を笑顔にしてるななくん、本当にかっこいいよ。
さなは、今でも一番近くで応援しています。』
ななもり「[太字]…………え?[/太字]」
一瞬、心臓が跳ねるのを感じました。
「ななくん」という、今の活動では誰も呼ばない、幼い頃の愛称。
そして、自分のことを「さな」と呼ぶ一人称。
頭に浮かぶのは、あの公園で「さな」と呼び合うことを決めた夕暮れの日。転校したあの日、泣き出しそうな顔で「ずっと待ってる」と言ってくれた少女の笑顔。
ななもり「……さな? まさか、本当に……?」
ななもり。は、震える手でそのアカウントのプロフィールを確かめ、確信します。あの日交わした「一番近くで見ててよ」という約束を、彼女はずっと、何年も守り続けてくれていたのだと。
ななもり彼はすぐに、そのメッセージの送り主へ連絡を取るために動き出します。それは、代表取締役としての彼ではなく、一人の「ななくん」としての、真っ直ぐな想いからでした。
震える指先で
ななもり(DM)『……さな、だよね?
見つけてくれて、メッセージまでくれて、本当にありがとう。
さなからの言葉を見た瞬間、全部思い出したよ。
あの時、約束守れなくてごめん。でも、ずっと応援してくれてたんだね。
……さな。もしよかったら、またちゃんと話をさせてほしい。』
さながメッセージを送ってから数日。スマホの通知音が鳴り、画面を見たさなの心臓が跳ね上がりました。そこには、公式マークのついたななもり。さんからのDMが届いていたからです。
スマホを握りしめるさなの目から、熱い涙がこぼれます。
「ななくん……。届いたんだ。さなの声、ちゃんと届いたんだ……っ。」
すぐに返信を打とうとしますが、手が震えて上手く打てません。そんなさなの元に、さらに追い打ちをかけるようにメッセージが届きます。
ななもり(DM)『急にごめん。でも、今の俺があるのは、あの時さなが最初に「キラキラしてる」って言ってくれたからなんだ。
……今度は画面越しじゃなくて、ちゃんと隣で、俺の夢を聞いてくれないかな?』
[太字]約束の場所、その先へ[/太字]
ななもり。からのDMに、さなは震える指で返信しました。
『さなも、ななくんに会いたい。あの時の公園で、待ってるね。』
数日後の夕暮れ。あの日と同じ、オレンジ色に染まった公園のベンチ。
さなが緊張で手を握りしめていると、背後から聞き慣れた、でも少し大人になった足音が近づいてきました。
ななもり「……さな。」
振り返ると、そこにはすとぷりのリーダーとしてではなく、あの日と同じ優しい眼差しをした「ななくん」が立っていました。
ななもり。は、懐かしそうに公園を見渡してから、さなの目を真っ直ぐに見つめました。
さな「ななくん……。本当に、ななくんだ……」
ななもり「遅くなってごめん。……ずっと、さなに胸を張って会えるくらい、すごくなりたかったんだ。でも、さなの方から見つけてくれるなんて、俺、本当に幸せ者だね。」
ななもり「あの時さ、俺がもっとたくさんの人を笑わせるまで見ててって言ったけど……。これからは、俺が作る世界だけじゃなくて、俺の隣にいてほしい。」
さな「え……?」
ななもり「幼馴染としてじゃなくて。これからの俺の人生を、一番近くで支えてくれませんか?」
さなの目から、また一粒の涙がこぼれます。それは数年前の悲しい涙ではなく、これからの幸せを確信する温かい涙でした。
さな「……はい! さな、ずっとずっと、ななくんの隣にいたい。……大好きだよ、ななくん。」
沈みゆく夕日が二人を照らし、止まっていた幼馴染の時間は、新しい「恋人」としての時間へと動き出しました。
ななくんが転校してから、さなはどこか心に穴が空いたような日々を過ごしていました。それでも、彼と交わした「ずっと応援してる」という約束だけは、ずっと胸に抱きしめたまま。
ある日の放課後、クラスメイトが盛り上がっていた「今、すごく勢いのあるグループ」の話が気になり、さなは家でスマートフォンを開きます。
さな「すとぷり……? いちご、だ。ななくん、いちご好きだったなぁ……なんて。」
軽い気持ちで再生した動画。そこから流れてきたのは、賑やかな笑い声と、誰よりも優しく、それでいて力強く場をまとめる「リーダー」の声でした。
ななもり『みんな! 今日も来てくれてありがとう! 俺たちが作るこの場所で、みんなを笑顔にしたいんだ!』
さな「……えっ?」
その声のトーン、独特の喋り方、そして何より「みんなを笑顔にしたい」という真っ直ぐな言葉。それは、あの日公園で、ノートを広げていた小さな少年が語った夢そのものでした。
画面の中ですとぷりの公式ロゴが踊り、楽しそうに笑う彼の声を聞いているうちに、さなの目からは自然と涙が溢れてきました。
さな「ななくん……? 本当に、ななくんなの……?」
さな「約束、守ってくれたんだね。……本当にすごくなっちゃった。でも、やっぱり……その声、すぐにわかっちゃったよ。」
遠い場所にいるはずの幼馴染が、今や日本中のファンを笑顔にするスターになっている。さなは震える手で、彼のチャンネルの「登録」ボタンをそっと押しました。
[太字]一通のメッセージ[/太字]
株式会社STPRのオフィス。深夜、全ての会議とすとぷりの放送を終えたななもり。は、一人でふとファンからのリプライ欄を眺めていました。
数千、数万と並ぶ温かい言葉の中に、ふと、彼の指が止まる一通のメッセージがありました。
さな(リプライ)『ななくん、お久しぶりです。
約束、ちゃんと守ってくれたんだね。
たくさんの人を笑顔にしてるななくん、本当にかっこいいよ。
さなは、今でも一番近くで応援しています。』
ななもり「[太字]…………え?[/太字]」
一瞬、心臓が跳ねるのを感じました。
「ななくん」という、今の活動では誰も呼ばない、幼い頃の愛称。
そして、自分のことを「さな」と呼ぶ一人称。
頭に浮かぶのは、あの公園で「さな」と呼び合うことを決めた夕暮れの日。転校したあの日、泣き出しそうな顔で「ずっと待ってる」と言ってくれた少女の笑顔。
ななもり「……さな? まさか、本当に……?」
ななもり。は、震える手でそのアカウントのプロフィールを確かめ、確信します。あの日交わした「一番近くで見ててよ」という約束を、彼女はずっと、何年も守り続けてくれていたのだと。
ななもり彼はすぐに、そのメッセージの送り主へ連絡を取るために動き出します。それは、代表取締役としての彼ではなく、一人の「ななくん」としての、真っ直ぐな想いからでした。
震える指先で
ななもり(DM)『……さな、だよね?
見つけてくれて、メッセージまでくれて、本当にありがとう。
さなからの言葉を見た瞬間、全部思い出したよ。
あの時、約束守れなくてごめん。でも、ずっと応援してくれてたんだね。
……さな。もしよかったら、またちゃんと話をさせてほしい。』
さながメッセージを送ってから数日。スマホの通知音が鳴り、画面を見たさなの心臓が跳ね上がりました。そこには、公式マークのついたななもり。さんからのDMが届いていたからです。
スマホを握りしめるさなの目から、熱い涙がこぼれます。
「ななくん……。届いたんだ。さなの声、ちゃんと届いたんだ……っ。」
すぐに返信を打とうとしますが、手が震えて上手く打てません。そんなさなの元に、さらに追い打ちをかけるようにメッセージが届きます。
ななもり(DM)『急にごめん。でも、今の俺があるのは、あの時さなが最初に「キラキラしてる」って言ってくれたからなんだ。
……今度は画面越しじゃなくて、ちゃんと隣で、俺の夢を聞いてくれないかな?』
[太字]約束の場所、その先へ[/太字]
ななもり。からのDMに、さなは震える指で返信しました。
『さなも、ななくんに会いたい。あの時の公園で、待ってるね。』
数日後の夕暮れ。あの日と同じ、オレンジ色に染まった公園のベンチ。
さなが緊張で手を握りしめていると、背後から聞き慣れた、でも少し大人になった足音が近づいてきました。
ななもり「……さな。」
振り返ると、そこにはすとぷりのリーダーとしてではなく、あの日と同じ優しい眼差しをした「ななくん」が立っていました。
ななもり。は、懐かしそうに公園を見渡してから、さなの目を真っ直ぐに見つめました。
さな「ななくん……。本当に、ななくんだ……」
ななもり「遅くなってごめん。……ずっと、さなに胸を張って会えるくらい、すごくなりたかったんだ。でも、さなの方から見つけてくれるなんて、俺、本当に幸せ者だね。」
ななもり「あの時さ、俺がもっとたくさんの人を笑わせるまで見ててって言ったけど……。これからは、俺が作る世界だけじゃなくて、俺の隣にいてほしい。」
さな「え……?」
ななもり「幼馴染としてじゃなくて。これからの俺の人生を、一番近くで支えてくれませんか?」
さなの目から、また一粒の涙がこぼれます。それは数年前の悲しい涙ではなく、これからの幸せを確信する温かい涙でした。
さな「……はい! さな、ずっとずっと、ななくんの隣にいたい。……大好きだよ、ななくん。」
沈みゆく夕日が二人を照らし、止まっていた幼馴染の時間は、新しい「恋人」としての時間へと動き出しました。
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