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🚨 閲覧上の注意(必ずお読みください)本作品は、実存する配信者様およびグループの二次創作(nmmn)小説です。ご本人様、およびANYCOLOR株式会社様とは一切関係ありません。晒し、誹謗中傷、ご本人様の迷惑になる行為は絶対におやめください。完全なifの世界線、妄想を含みます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
「……よし、これでよし」
ANYCOLORの音響ブース。
金髪のポニーテールを揺らしながら、杏奈はミキサーのツマミを器用に調整していた。
大学生の頃のやんちゃな名残で髪こそ明るいが、今の彼女は立派な裏方。音響の知識と腕前は、同期の中でも頭一つ抜けている。
トントン、とスタジオのガラスが叩かれた。
見上げると、担当ライバーであるレオス・ヴィンセントが、配信開始直前だというのに不敵な笑みを浮かべて手招きしている。
杏奈はインカムのスイッチを入れた。
「今回の企画これでいいですかね、レオスさん。もうすぐ始まりますよ」
『あ、杏奈さん杏奈さん。ちょっとマイクの調子がおかしいと言いますか、私の天才的な声にノイズが混ざる気がするのです。ちょっと見ていただけませんか?』
「え、マジですか? すぐ行きます」
不器用なりに機材トラブルだけは放っておけない杏奈は、慌ててスタジオのドアを開けて彼のもとへ駆け寄った。
マイクの配線を確認しようと顔を近づけた、その瞬間。
『はい配信開始ーーー!! リスナーの皆さんこんばんは! 本日は我が優秀なる音響マネージャー、杏奈さんをお迎えしてお送りいたします!』
「……は?」
画面の向こうで、ものすごい速度で流れるコメント欄。
『え、金髪!?』『声可愛い』『マネージャーさん!?』『レオスが拉致ったぞ!』の文字が躍る。
完全に嵌められた。レオスは最初から、杏奈を配信に引っ張り出す気満々だったのだ。
引きつった笑顔のまま、杏奈はマイクに向かって声を絞り出した。
「こ、これ、もう乗ってます……? ――あ、こ、こんにちはぁー。マネしてます、よろしくお願いします……って、ちょっとレオスさん何考えてんの!?」
慌てる杏奈をよそに、レオスは「ヒャーッハッハ!」と大爆笑。
コメント欄は『仲良しで草』『普段の距離感お盆(友達)じゃん』と大盛り上がりだ。
配信後、すっかり魂の抜けた杏奈は、スタジオの椅子に深く腰掛けた。
そんな彼女の前に、レオスが白衣を翻してこれ見よがしに胸を張る。
『いやー、杏奈さんのおかげで今日の同接も大勝利! さすが私のマネージャーですね!』
杏奈は呆れたようにため息を吐きつつも、すぐにいつものサバサバとした笑みを浮かべてレオスを小突いた。
「もう、心臓に悪いから本当にやめてよね。……あ、その代わり。今度飲み行きましょうよ!! 奢りね、絶対!」
『おやおや、いいでしょう! 私の奢りで美味い酒を浴びるほど飲もうではありませんか!』
裏方のはずが、気付けばリスナーからも愛される「最高の相棒」のような存在へ。
でも、同期のさなたちに「配信出たんだって?」と弄られた時は、杏奈はいつもこう言って笑うのだ。
[太字]「私?ただのマネージャーだよ友達友達!」[/太字]
ANYCOLORの音響ブース。
金髪のポニーテールを揺らしながら、杏奈はミキサーのツマミを器用に調整していた。
大学生の頃のやんちゃな名残で髪こそ明るいが、今の彼女は立派な裏方。音響の知識と腕前は、同期の中でも頭一つ抜けている。
トントン、とスタジオのガラスが叩かれた。
見上げると、担当ライバーであるレオス・ヴィンセントが、配信開始直前だというのに不敵な笑みを浮かべて手招きしている。
杏奈はインカムのスイッチを入れた。
「今回の企画これでいいですかね、レオスさん。もうすぐ始まりますよ」
『あ、杏奈さん杏奈さん。ちょっとマイクの調子がおかしいと言いますか、私の天才的な声にノイズが混ざる気がするのです。ちょっと見ていただけませんか?』
「え、マジですか? すぐ行きます」
不器用なりに機材トラブルだけは放っておけない杏奈は、慌ててスタジオのドアを開けて彼のもとへ駆け寄った。
マイクの配線を確認しようと顔を近づけた、その瞬間。
『はい配信開始ーーー!! リスナーの皆さんこんばんは! 本日は我が優秀なる音響マネージャー、杏奈さんをお迎えしてお送りいたします!』
「……は?」
画面の向こうで、ものすごい速度で流れるコメント欄。
『え、金髪!?』『声可愛い』『マネージャーさん!?』『レオスが拉致ったぞ!』の文字が躍る。
完全に嵌められた。レオスは最初から、杏奈を配信に引っ張り出す気満々だったのだ。
引きつった笑顔のまま、杏奈はマイクに向かって声を絞り出した。
「こ、これ、もう乗ってます……? ――あ、こ、こんにちはぁー。マネしてます、よろしくお願いします……って、ちょっとレオスさん何考えてんの!?」
慌てる杏奈をよそに、レオスは「ヒャーッハッハ!」と大爆笑。
コメント欄は『仲良しで草』『普段の距離感お盆(友達)じゃん』と大盛り上がりだ。
配信後、すっかり魂の抜けた杏奈は、スタジオの椅子に深く腰掛けた。
そんな彼女の前に、レオスが白衣を翻してこれ見よがしに胸を張る。
『いやー、杏奈さんのおかげで今日の同接も大勝利! さすが私のマネージャーですね!』
杏奈は呆れたようにため息を吐きつつも、すぐにいつものサバサバとした笑みを浮かべてレオスを小突いた。
「もう、心臓に悪いから本当にやめてよね。……あ、その代わり。今度飲み行きましょうよ!! 奢りね、絶対!」
『おやおや、いいでしょう! 私の奢りで美味い酒を浴びるほど飲もうではありませんか!』
裏方のはずが、気付けばリスナーからも愛される「最高の相棒」のような存在へ。
でも、同期のさなたちに「配信出たんだって?」と弄られた時は、杏奈はいつもこう言って笑うのだ。
[太字]「私?ただのマネージャーだよ友達友達!」[/太字]