_土砂降りの雨の日の夜だった
今日、俺は失恋した
大学の先輩に一目惚れをし、デートに誘った
予定がいっぱいだと数ヶ月待ったがようやく今日デートが出来た
デート終わりに告白したが「友達だと思ってる」とフラれてしまったのだ
俺の心が、プライドが、何もかもすべてが音を立て粉々に砕け散ったような思いだった
もうヤケ食いしてしまおう、そう思って食材が入った大きな袋を片手に抱えながら帰路に着く
すると何時も通りの日常に何時も通りではないものがあった
いや、居た
うずくまっている身体の小さな少女の姿が見えた
頭が危機感を覚えるより先に体が動いた
近寄るとこちらに気付いたのかじっとこちらを睨む少女
制服は薄汚れており、ロングの髪はしばらく手入れしていないのか絡まりが至る所にある
見た所年齢は中学生から高校生と言ったところだろう
でもどうしてこんな土砂降りの夜にこうしてうずくまっているのだろうか?
彼女の姿を凝視している間、しばらくの沈黙がその場に流れた
沈黙に耐えきれず俺はとっさに「…大丈夫?」と言ってしまった
彼女は警戒心が強いようで弱そうな身体でまだこちらを見ている
ようやっとそこで危機感が産まれ、帰ったほうが良いのかもしれないという考えが脳裏に過る
すると
「 ぐぅ〜〜〜っ 」
二人の間に可愛らしい音が鳴り響く
「 あの、良ければうち来て食べない? 」
言い終わる前に彼女は目を輝かせていた
はたから見たら未成年を誘惑しているようにも見えるがかなり衰弱しており可哀想で仕方がなかったのだ
彼女は肯定の印にこっくりと小さく、だが何度も頷いた
ふらふらとした足取りに心配しながらも家に急いだ
人通りも少なく他人に見られることが少なかったのが唯一の救いだ、とこれもまた危ない思考をしながら彼女を支えて帰った
今日、俺は失恋した
大学の先輩に一目惚れをし、デートに誘った
予定がいっぱいだと数ヶ月待ったがようやく今日デートが出来た
デート終わりに告白したが「友達だと思ってる」とフラれてしまったのだ
俺の心が、プライドが、何もかもすべてが音を立て粉々に砕け散ったような思いだった
もうヤケ食いしてしまおう、そう思って食材が入った大きな袋を片手に抱えながら帰路に着く
すると何時も通りの日常に何時も通りではないものがあった
いや、居た
うずくまっている身体の小さな少女の姿が見えた
頭が危機感を覚えるより先に体が動いた
近寄るとこちらに気付いたのかじっとこちらを睨む少女
制服は薄汚れており、ロングの髪はしばらく手入れしていないのか絡まりが至る所にある
見た所年齢は中学生から高校生と言ったところだろう
でもどうしてこんな土砂降りの夜にこうしてうずくまっているのだろうか?
彼女の姿を凝視している間、しばらくの沈黙がその場に流れた
沈黙に耐えきれず俺はとっさに「…大丈夫?」と言ってしまった
彼女は警戒心が強いようで弱そうな身体でまだこちらを見ている
ようやっとそこで危機感が産まれ、帰ったほうが良いのかもしれないという考えが脳裏に過る
すると
「 ぐぅ〜〜〜っ 」
二人の間に可愛らしい音が鳴り響く
「 あの、良ければうち来て食べない? 」
言い終わる前に彼女は目を輝かせていた
はたから見たら未成年を誘惑しているようにも見えるがかなり衰弱しており可哀想で仕方がなかったのだ
彼女は肯定の印にこっくりと小さく、だが何度も頷いた
ふらふらとした足取りに心配しながらも家に急いだ
人通りも少なく他人に見られることが少なかったのが唯一の救いだ、とこれもまた危ない思考をしながら彼女を支えて帰った