君に恋をした
僕は君に恋をした
朝、いつもの道でいつも君に会う
『 あ、おはよう! 』
そう声をかけ話してくれる君に段々と恋をしてしまった
名前も年齢も学校も知らない君だけど
毎日、毎日声をかけてくれる事が愛らしくとてもありがたく思えた
でも僕は君に声をかけ返す事も頷く勇気もない
そんな自分が憎らしく思える
でもなぜかこれで良いような気もするのはこの恋が叶わないと分かっているからだろうか
君の学校に行ってみようかな
そう思ってからは早かった
君について行って学校に行く
バレては困るので君が学校に入ったのを確認してから僕もついて行った
幸い僕は体が小さく、バレにくいようでするすると廊下を抜けていった
だがバレてしまった
「え!?何処から来たの!?」
そう驚く声が聞こえるが僕は君に会いに行く事に必死だった
ようやく着いた教室には君が座って授業を受けていた
その姿が綺麗で僕は一目散に君に抱きついた
授業中、登校中によく見かける猫が飛びかかってきた
「 〇〇さんこの猫知ってる? 」
「 いやだかわい〜! 」
そんな声が聞こえる中自分の腕に甘噛をする猫
どうやってここに来たのか不可思議に思いながら
その姿が愛らしく、可愛すぎて堪らなかった
クリップボードにコピーしました