閲覧前に必ずご確認ください

グロ描写があるかもしれません。少し重めの内容です。

文字サイズ変更

私の隣

#7

本当の姫との話




いつものように美香と店に入ると、他のホストに囲まれている女性が見えた。
ミルキーベージュの髪色。目は切れ長で色白。ブーツを履いているからか、背が高くてスタイルがいい。
美しかった。見たことがないくらいだった。

私はその女性のまわりにいるホストの中から蓮さんを探し、肩をぽんと叩く。


「あの...蓮さ...」

蓮はすぐに振り返り、大型犬のような笑みを浮かべる。

「美里愛ちゃんと...美香さんじゃん」

「蓮さん、あの娘...」
私はその女性のことを聞く。

「あーあれね、俺の先輩。昌磨さんと同期かな?...あ、[太字]男[/太字]だよ?」

「男性…?」

「あれは零くん。」
美香がふふっと笑う。
零(れい)。

「今はあんな美しい格好してるけど、昌磨のこと大好きなんだよねー....まって、昌磨は?」
美香が思い出すと蓮さんはにこっと笑う。
「今は休憩だよ。二日酔いだって」

「そうなんだ...あ、零くんと里愛話してみれば?」
「えっ、いいの!?」

私は少しだけ声を大きくしてしまった。あんな美形と話したことがない。

「零さん」


蓮が手招きする。零と呼ばれる美しい人物は、ゆっくりと近づいてくる。

[明朝体]「こんばんは」[/明朝体]

綺麗で透き通った声。高すぎず、低すぎず。聞き心地がよく、すっと耳に入っていく。

「こんばんはっ、」

「零くん久しぶり」
美香は誰にでも距離が近い。今だって、零さんのネクタイを結び直してあげている。
[明朝体]「美香ちゃん、聞いてるよ昌磨から。元気だった?」[/明朝体]
美香の「うん」という返事を聞いて、零さんはにこっとして私を向く。
[明朝体]「かわい、名前なんていうの?」[/明朝体]

「ちょ、」
「里愛です」
蓮が何かを言いかけているのを無視した。それだけ夢中になった。零さん。かっこいい。美しい。

[明朝体]「今夜は僕と飲みませんか?」[/明朝体]

私は蓮さんのほうをちらっと見た。蓮さんは少し悲しそうだった。でも、私は零さんを選んでしまった。


(ごめんなさい、蓮さん)


そんなことを思いながら、零さんについていく。


[明朝体][小文字]「蓮より楽しませてあげる」[/小文字][/明朝体]

そっと耳打ちされた。
綺麗な赤い目が此方を優しく見つめる。


[明朝体]「里愛ちゃんて本当可愛い。顔、真っ赤だよ?」[/明朝体]

全肯定してくれる。胸が熱い。蓮さんと初めて会った日よりドキドキしている。

「お酒いれますね」

[明朝体]「いいのいいの。僕が入れる」[/明朝体]

どこか怪しさのある、まさにメロすぎる男。


[明朝体]「里愛ちゃんみたいな地雷系の女の子可愛くて好きだな」[/明朝体]

お酒を呑みながらぽつりと言う。

「酔ってますよ...あ、もう帰りますね」
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかる。これ以上優しくされると、蓮さんよりも零さんのほうに行ってしまう。そんな気がした。
[明朝体]「送ってくよ」[/明朝体]

いつ聞いても良い声だ。ずっと聞いていたい。

ビルのエレベーターの中で零と2人きり。

「あの...今日は楽しかったです...!でも、零さん酔いすぎですよ、お水飲んでください!」



[明朝体]「酔ってないよ」[/明朝体]


零はゆっくりと私にキスをした。優しいけど、強引だった。その姿は美しく、気付けばずっと零さんの目を見ていた。
零さん、どんな人なんだろう。蓮のことなど頭になかった。




____1:00

寝れない。数時間前に起きたことが忘れられなかった。

「零さん........」







その時、スマホにLINEの通知が来た。美香だった。
起き上がりスマホを見る。






『蓮くんと話したらかなり盛り上がって深夜までいっちゃった笑笑』




作者メッセージ

どんなホストを追加してほしいか、好きなキャラクターなどコメントに書いて頂けると励みになります!

2026/06/04 22:12

姫瀬
ID:≫ 1pds2a9oCl4mk
コメント

この小説につけられたタグ

暴力表現

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は姫瀬さんに帰属します

TOP