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砂時計

#3

第二話 導入、転送

ピッ。
 スタートボタンを押した瞬間、画面が明滅した。

【WELCOME, TAISEI】
【INITIATING SYNCHRONIZATION——】

「……は?」

 目の前の画面が、まるで水面のように波打った。

 その中央に黒い渦が現れ——
 気づいたときには、足が浮いていた。

「——っ!?」

 地面がない。空気もない。自分の体が引きちぎられるように引き込まれていく。
 視界が反転し、音も、光も、消えていく——
 そして、暗転。

【STAGE 1:BEGIN】

 開いた目の前には、見覚えのある“夜の学校”があった。

2026/02/26 11:59

日間暮
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
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