「ソウルを集めてこい」
「……………は?」
思わず声が出た。目の前にいる私の上司のバカさに呆れたためである。
ソウル
それすなわち、人間の魂のことである。
この目の前にいる鬼畜上司……(あ、この人本当に鬼なんだった)は、それを集めてこいと言ったが、確かソウルを集めるのは禁忌なはずだ。
新人部下であるこの私に、ソウルを集めるだなんて禁忌をさせる気か。この鬼畜上司め。
「おぬしには、“境界線のフォレスト”に出入りする許可を与える」
境界線のフォレスト
私も詳しいことは知らないが、人間界と『こちらの世界』を繋ぐ森だという。この世界の主である[漢字]鬼族[/漢字][ふりがな]きぞく[/ふりがな]にしか入れない、主(鬼)の領域であり、他の妖は一歩たりともそこに入ってはならない。私のような小狐なら尚更だ。
鬼畜上司の話によると、ソウルは境界線のフォレストでしか集められないらしい。
「………………承知しました」
その言葉を待っていたと言わんばかりに、鬼は威厳ある顔をさらに歪ませるのであった。
、、、雪が降り積もる寒い季節のことだった。
「……………は?」
思わず声が出た。目の前にいる私の上司のバカさに呆れたためである。
ソウル
それすなわち、人間の魂のことである。
この目の前にいる鬼畜上司……(あ、この人本当に鬼なんだった)は、それを集めてこいと言ったが、確かソウルを集めるのは禁忌なはずだ。
新人部下であるこの私に、ソウルを集めるだなんて禁忌をさせる気か。この鬼畜上司め。
「おぬしには、“境界線のフォレスト”に出入りする許可を与える」
境界線のフォレスト
私も詳しいことは知らないが、人間界と『こちらの世界』を繋ぐ森だという。この世界の主である[漢字]鬼族[/漢字][ふりがな]きぞく[/ふりがな]にしか入れない、主(鬼)の領域であり、他の妖は一歩たりともそこに入ってはならない。私のような小狐なら尚更だ。
鬼畜上司の話によると、ソウルは境界線のフォレストでしか集められないらしい。
「………………承知しました」
その言葉を待っていたと言わんばかりに、鬼は威厳ある顔をさらに歪ませるのであった。
、、、雪が降り積もる寒い季節のことだった。