土御門家歴代最弱の陰陽師「土御門凛」
唯一一族の名を名乗ることを禁じられ、追放された者。
「こんなことも出来ないのか。」
「最弱の名にふさわしい。」
一族にとってはあって当然の呪力もわずかしか持たず女子の凛は一族から疎まれていた。
「呪力がほとんどないって本当かよ。」
「じゃあ‘結界‘作ってみろよ。」
兄たちがそう言っても、
「…」
「だんまりかよ。」
凛にはどうすることもできなかった。
「何でがんばるの?がんばったって一緒なのに。」
「姉上、こやつなどに話しかけないでください。邪気がうつりますよ。」
凛はいつか自分にも報われる日が来ると思っていた。
だから書物を読み、日夜修行した。
だけど血のにじむほどの努力をしても同じだった。
「言ったでしょう。がんばったって、一緒よ。」
「ぁ姉上、そんな事ありません。私にも――」
姉たちが言ったことは
「やっぱり出来ないじゃない。」
「当たり前です。姉上、この者はどうあがいたって変わることなど出来ないのです。」
本当だった。
そして凛にとうとうその日はやって来た。
唯一一族の名を名乗ることを禁じられ、追放された者。
「こんなことも出来ないのか。」
「最弱の名にふさわしい。」
一族にとってはあって当然の呪力もわずかしか持たず女子の凛は一族から疎まれていた。
「呪力がほとんどないって本当かよ。」
「じゃあ‘結界‘作ってみろよ。」
兄たちがそう言っても、
「…」
「だんまりかよ。」
凛にはどうすることもできなかった。
「何でがんばるの?がんばったって一緒なのに。」
「姉上、こやつなどに話しかけないでください。邪気がうつりますよ。」
凛はいつか自分にも報われる日が来ると思っていた。
だから書物を読み、日夜修行した。
だけど血のにじむほどの努力をしても同じだった。
「言ったでしょう。がんばったって、一緒よ。」
「ぁ姉上、そんな事ありません。私にも――」
姉たちが言ったことは
「やっぱり出来ないじゃない。」
「当たり前です。姉上、この者はどうあがいたって変わることなど出来ないのです。」
本当だった。
そして凛にとうとうその日はやって来た。