1000日後に消えるくま
#1
1〜100日目
僕、くまのぬいぐるみ。名前はない。
僕のことをつれていったのは、蒼(あお)4歳だった。
僕はずっとホームセンターのおもちゃ売り場という場所で暮らしていたから。
「キャッキャッ!」
4歳の少ししか喋れない蒼は、唯一の友達が僕だったみたいだ。
まぁ僕は何も思っていなかったし、どう扱われても良かったし、蒼がそう思ってるならいいやって思ってた。
僕は腕を鷲掴みされてブンブン振り回されて、正直痛かったし千切れそうだったけど蒼の顔を見てたらなんだかどうでもよくなった。
僕が買われて一週間、蒼は幼稚園へ僕のことを持っていこうとする。
お母さんが必死に止めるから、いつもついていくことはできない。
できたら僕も蒼とずっと一緒にいたいのになぁ。
蒼は4歳なのにうまく言葉を発せないから、幼稚園で仲間外れにされるみたいだ。
でも、僕はそんなことを一ミリも気にしていない。
笑顔が癒やされるからなぁ。
幼稚園から帰ってきた蒼はまっ先に僕のところへ来て、ハグしてくれる。
蒼のぬくもりと、優しさに包みこまれるような感覚が、たまらない。
僕は、この生活がずっと続きますようにって、お星さまにお願いした。
本当のお星さまは見たことないけど、きっときれいなんだろうなって思う。
僕、いつも心配になる。
蒼、また仲間はずれにされて、泣いちゃうんじゃないかなって。
蒼が泣いているところを見ると、僕も涙が出そうになる。
まあぬいぐるみだから涙は一滴も出ないんだけど。
僕が買われて50日、蒼の愛がいっそう強くなっている気がする。
ハグの力が強くなって、笑顔も増えていってるような気がする。なんだかとっても、嬉しいな。
そんなとき、初めて僕は蒼のはっきりとした言葉を聞いた。
「大、好き。」
僕は本当に嬉しかったよ。お星さまにお願いしたことが、叶ったのかな。
僕が買われて100日、この生活がずっと続くといいな。
僕のことをつれていったのは、蒼(あお)4歳だった。
僕はずっとホームセンターのおもちゃ売り場という場所で暮らしていたから。
「キャッキャッ!」
4歳の少ししか喋れない蒼は、唯一の友達が僕だったみたいだ。
まぁ僕は何も思っていなかったし、どう扱われても良かったし、蒼がそう思ってるならいいやって思ってた。
僕は腕を鷲掴みされてブンブン振り回されて、正直痛かったし千切れそうだったけど蒼の顔を見てたらなんだかどうでもよくなった。
僕が買われて一週間、蒼は幼稚園へ僕のことを持っていこうとする。
お母さんが必死に止めるから、いつもついていくことはできない。
できたら僕も蒼とずっと一緒にいたいのになぁ。
蒼は4歳なのにうまく言葉を発せないから、幼稚園で仲間外れにされるみたいだ。
でも、僕はそんなことを一ミリも気にしていない。
笑顔が癒やされるからなぁ。
幼稚園から帰ってきた蒼はまっ先に僕のところへ来て、ハグしてくれる。
蒼のぬくもりと、優しさに包みこまれるような感覚が、たまらない。
僕は、この生活がずっと続きますようにって、お星さまにお願いした。
本当のお星さまは見たことないけど、きっときれいなんだろうなって思う。
僕、いつも心配になる。
蒼、また仲間はずれにされて、泣いちゃうんじゃないかなって。
蒼が泣いているところを見ると、僕も涙が出そうになる。
まあぬいぐるみだから涙は一滴も出ないんだけど。
僕が買われて50日、蒼の愛がいっそう強くなっている気がする。
ハグの力が強くなって、笑顔も増えていってるような気がする。なんだかとっても、嬉しいな。
そんなとき、初めて僕は蒼のはっきりとした言葉を聞いた。
「大、好き。」
僕は本当に嬉しかったよ。お星さまにお願いしたことが、叶ったのかな。
僕が買われて100日、この生活がずっと続くといいな。