意味が分からなくて怖い話 ちょい怖ver
#1
初めてのマッチ
マッチングアプリで出会ったさとちゃんは僕に会うなりこう言った。
「推しよよよちゃんでしょ。」
すごい。当たってる。
「そうです。」
「,,,嘘だね。」
「あ,,,。」
合わせようと頷いただけで、よよよちゃんなんて知らないことまでバレてる。やば。
,,,さとちゃんもよよよちゃん知らないのかな?
やっぱりこの子、思考が読めるんだ。
交際4年目に突入した一昨日、僕の、ついに会いたいLINEの「明日会いたい」の「た」が打ち終わって「い」を打とうとしたそのとき、さとちゃんからLINEが来た。
“明日会ってみない?”
この瞬間僕は確信した。
あ、僕さとちゃん好きだ。って。
「やっぱりさとちゃん、僕の考えてること分かるんだね。」
「いや、心が分かるの。」
「心が分かる?」
「,,,自分のハート思い浮かべて。,,,,色は?」
「,,,ピンクかな。」
「じゃなくて,,,」
「「黒っ!」」
「ピンクは〜,,,?」
「さとちゃんが思う、さとちゃんのハートの色ですっ!!」
「,,,,,。」
「,,,,,。」
「,,,?」
「,,,?」
「,,,正解です。」
「やったー!,,,僕も心が読めてる!?」
「私の心、見えてきた?」
さとちゃんの赤いパーカーが段々ピンクに見えてきた。
「ほら、手を私の胸に当てて,,,。」
「さとちゃんも僕のに当ててなにする気?」
「行くよ。マッチング♪」
「!?」
さとちゃんの心と僕の心に火が!?
「心のマッチに、火を付けるのは初めて?」
耳に囁かれた。決めゼリフみたいでかっこいい。
「は、初めてですっ!」
「スンスン。嘘臭くはないね。」
スンスンが口に出るタイプだったんだ。
「臭いですか,,,?」
「ううん。炭素の良い匂い。」
炭素ができてる!?,,,理科で説明つくかな。
心はいつまでも燃えている。
「燃え燃えキュン♡」
「すごく元気が出ました。」
「燃え尽きたら,,,またおいで。」
「はいっ!」
僕は自分の意思でそう言った。
それから、さとちゃんが“もう一人の自分”だと気付くのにそう時間はかからなかった。
end
「推しよよよちゃんでしょ。」
すごい。当たってる。
「そうです。」
「,,,嘘だね。」
「あ,,,。」
合わせようと頷いただけで、よよよちゃんなんて知らないことまでバレてる。やば。
,,,さとちゃんもよよよちゃん知らないのかな?
やっぱりこの子、思考が読めるんだ。
交際4年目に突入した一昨日、僕の、ついに会いたいLINEの「明日会いたい」の「た」が打ち終わって「い」を打とうとしたそのとき、さとちゃんからLINEが来た。
“明日会ってみない?”
この瞬間僕は確信した。
あ、僕さとちゃん好きだ。って。
「やっぱりさとちゃん、僕の考えてること分かるんだね。」
「いや、心が分かるの。」
「心が分かる?」
「,,,自分のハート思い浮かべて。,,,,色は?」
「,,,ピンクかな。」
「じゃなくて,,,」
「「黒っ!」」
「ピンクは〜,,,?」
「さとちゃんが思う、さとちゃんのハートの色ですっ!!」
「,,,,,。」
「,,,,,。」
「,,,?」
「,,,?」
「,,,正解です。」
「やったー!,,,僕も心が読めてる!?」
「私の心、見えてきた?」
さとちゃんの赤いパーカーが段々ピンクに見えてきた。
「ほら、手を私の胸に当てて,,,。」
「さとちゃんも僕のに当ててなにする気?」
「行くよ。マッチング♪」
「!?」
さとちゃんの心と僕の心に火が!?
「心のマッチに、火を付けるのは初めて?」
耳に囁かれた。決めゼリフみたいでかっこいい。
「は、初めてですっ!」
「スンスン。嘘臭くはないね。」
スンスンが口に出るタイプだったんだ。
「臭いですか,,,?」
「ううん。炭素の良い匂い。」
炭素ができてる!?,,,理科で説明つくかな。
心はいつまでも燃えている。
「燃え燃えキュン♡」
「すごく元気が出ました。」
「燃え尽きたら,,,またおいで。」
「はいっ!」
僕は自分の意思でそう言った。
それから、さとちゃんが“もう一人の自分”だと気付くのにそう時間はかからなかった。
end