「おい。起きろ、ガキ。こんなところにいたら風邪ひいちまうぞ。」
,,,,?
ここは、何処だ?
「やっと起きたか。,,,しっかし何でこんなところでガキが寝てんだよ。」
,,,。
「なんとか言えよ。」
「知らねぇ。」
「何だよ。知らねぇって。迷子かなんかか? 」
「オッサン、ここは何処だ。」
「オッサンじゃねぇ。俺はムダリだ。ここは魔法館。街に一つはあるシンボルみたいなもんだが、この通り、15年前には一斉取り壊しになったはずだが,,,。」
,,,,。
ムダリ「ここはまだ廃墟として残ってるわ、ガキが寝てるわで、どういうことだよ?」
「だから知らねぇって。」
ムダリ「分かった。お前家出だな? 父ちゃん母ちゃんの名前分かるか?? 俺が連れてってやる。」
「⁉,,おい!やめろ! 離せっ!」
ムダリ「チッ。面倒くせぇヤツだなぁ。家出にしては立派な服身に着けやがって。」
「,,,服?」
ムダリ「自分が着てるもんも分かんねぇのかよ。寝ぼけてんのか?? [漢字]宮廷の鏡[/漢字][ふりがな]パレスミラー[/ふりがな]。」
ムダリの掲げた手から出てきた鏡はまさに一級だった。
魔法のことなんかこれっぽっちも知らない俺でも、物凄く洗練されているのが分かる。
そこには髪を金髪に染め、ごつい皮のカーディガン(?)を羽織った俺が写っていた。
ムダリ「ちょっとはなんか思い出せたか?」
「,,,。」
ム「はぁ,,,そういや、ガキ、お前まだ名乗ってなかったな。何処のどいつだ?」
「ガキじゃ,,,,ねぇ,,,。」
ム「おいおい。勘弁してくれよ。自分の名前もロクに言えねぇのか⁉ 何者だよ。お前。,,,,」
,,,,,,。
ム「もういいっ。俺は行くからな。さっさと帰るんだぞ。」
「オッサン。」
ム「,,,何だ。」
「俺、腹が減った。」
グゥゥゥ
ム「,,,,,,[漢字]金[/漢字][ふりがな]かね[/ふりがな]が、ねぇんだ。」
「何ぃ⁉」
ム「金がねぇんだよぉぉぉ!! こん畜生ぉぉ!!! 何だよ⁉ この街ぃ!? 山賊だらけじゃねぇか! 治安悪すぎだろっ!!」
「オッサン弱ぇな。」
「うるせぇ! あいつら、たかだか[漢字]魔遣い警察[/漢字][ふりがな]マジカント[/ふりがな]一人に大勢で集りやがって。何なんだよ。」
「魔遣い警察?」
ム「あっ、いや。まぁ気にするな。少なくとも俺はお前ら市民の味方だ。最も俺はもう、金も何もねぇただのオッサンだが。」
「オッサンも、家出か。」
ム「,,,まぁ,,,そんなとこだ。幸いなことに俺の[漢字]不可視貯蓄魔法[/漢字][ふりがな]ノンインデックス[/ふりがな]にも、食料は残ってるし、2階にキッチンらしきものもあった。しかもそこの冷蔵庫にも食べれるもんがある程度あったぞ。」
グゥゥゥ
ム「腹の限界も近いし、さっさと行くぞ。来いガキ。」
「お、おう,,,,,,,オッサン。」
ム「今度は何だよ。」
「,,,立てねぇ。」
ム「,,,。」
それから俺とオッサンはとりあえず腹を満たした。ムダリと名乗るオッサンの自称初料理は不味くはなかった。
ム「,,,なぁガキ、お前本当に帰る場所がねぇのか?」
「,,,オッサンこそ。」
ム「,,,俺に,,,ついてくるか,,,?」
「,,,!」
ム「放浪オッサンの道のりは険しいぞ~?」
「俺、行くよ。オッサンについていく。」
ム「,,,よしっ。そうと決まればまずは修行だ。」
「修行,,?」
ム「もうしばらく、ここに身を任すだろうからな。」
「そうか。」
ム「,,,そうだ。お前に名前を付けてやるよ。」
「本当か!?」
ム「あぁ、今日からお前は,,,,シオンだ。」
シオン「,,,シオン,か,,,。」
,,,,?
ここは、何処だ?
「やっと起きたか。,,,しっかし何でこんなところでガキが寝てんだよ。」
,,,。
「なんとか言えよ。」
「知らねぇ。」
「何だよ。知らねぇって。迷子かなんかか? 」
「オッサン、ここは何処だ。」
「オッサンじゃねぇ。俺はムダリだ。ここは魔法館。街に一つはあるシンボルみたいなもんだが、この通り、15年前には一斉取り壊しになったはずだが,,,。」
,,,,。
ムダリ「ここはまだ廃墟として残ってるわ、ガキが寝てるわで、どういうことだよ?」
「だから知らねぇって。」
ムダリ「分かった。お前家出だな? 父ちゃん母ちゃんの名前分かるか?? 俺が連れてってやる。」
「⁉,,おい!やめろ! 離せっ!」
ムダリ「チッ。面倒くせぇヤツだなぁ。家出にしては立派な服身に着けやがって。」
「,,,服?」
ムダリ「自分が着てるもんも分かんねぇのかよ。寝ぼけてんのか?? [漢字]宮廷の鏡[/漢字][ふりがな]パレスミラー[/ふりがな]。」
ムダリの掲げた手から出てきた鏡はまさに一級だった。
魔法のことなんかこれっぽっちも知らない俺でも、物凄く洗練されているのが分かる。
そこには髪を金髪に染め、ごつい皮のカーディガン(?)を羽織った俺が写っていた。
ムダリ「ちょっとはなんか思い出せたか?」
「,,,。」
ム「はぁ,,,そういや、ガキ、お前まだ名乗ってなかったな。何処のどいつだ?」
「ガキじゃ,,,,ねぇ,,,。」
ム「おいおい。勘弁してくれよ。自分の名前もロクに言えねぇのか⁉ 何者だよ。お前。,,,,」
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ム「もういいっ。俺は行くからな。さっさと帰るんだぞ。」
「オッサン。」
ム「,,,何だ。」
「俺、腹が減った。」
グゥゥゥ
ム「,,,,,,[漢字]金[/漢字][ふりがな]かね[/ふりがな]が、ねぇんだ。」
「何ぃ⁉」
ム「金がねぇんだよぉぉぉ!! こん畜生ぉぉ!!! 何だよ⁉ この街ぃ!? 山賊だらけじゃねぇか! 治安悪すぎだろっ!!」
「オッサン弱ぇな。」
「うるせぇ! あいつら、たかだか[漢字]魔遣い警察[/漢字][ふりがな]マジカント[/ふりがな]一人に大勢で集りやがって。何なんだよ。」
「魔遣い警察?」
ム「あっ、いや。まぁ気にするな。少なくとも俺はお前ら市民の味方だ。最も俺はもう、金も何もねぇただのオッサンだが。」
「オッサンも、家出か。」
ム「,,,まぁ,,,そんなとこだ。幸いなことに俺の[漢字]不可視貯蓄魔法[/漢字][ふりがな]ノンインデックス[/ふりがな]にも、食料は残ってるし、2階にキッチンらしきものもあった。しかもそこの冷蔵庫にも食べれるもんがある程度あったぞ。」
グゥゥゥ
ム「腹の限界も近いし、さっさと行くぞ。来いガキ。」
「お、おう,,,,,,,オッサン。」
ム「今度は何だよ。」
「,,,立てねぇ。」
ム「,,,。」
それから俺とオッサンはとりあえず腹を満たした。ムダリと名乗るオッサンの自称初料理は不味くはなかった。
ム「,,,なぁガキ、お前本当に帰る場所がねぇのか?」
「,,,オッサンこそ。」
ム「,,,俺に,,,ついてくるか,,,?」
「,,,!」
ム「放浪オッサンの道のりは険しいぞ~?」
「俺、行くよ。オッサンについていく。」
ム「,,,よしっ。そうと決まればまずは修行だ。」
「修行,,?」
ム「もうしばらく、ここに身を任すだろうからな。」
「そうか。」
ム「,,,そうだ。お前に名前を付けてやるよ。」
「本当か!?」
ム「あぁ、今日からお前は,,,,シオンだ。」
シオン「,,,シオン,か,,,。」