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病みを十分に含みます。

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25時、誰もいないセカイで。

#4

5

机に突っ伏して私は音楽を聴いていた。

Amiaが言っていたOWNの曲。

冷たくて、叫んでいた。

色が抜けた灰色のセカイ…

霧が多く、迷子になりそうな…

………

するとカチンと音が鳴り時計が23時をさした。

「……」

「入るわよ!」

「…」

扉が開いて母さんが入ってきた。

「また寝落ちするわよ。ちゃんとベッドで寝なさい。」

「わかった。」

……

OWNの曲がぷつりと終わる。

余韻もなく、秒針の音だけが部屋に響き渡る。

チクタクと進む時計は朝までのタイムリミットを表している。

音を聞きたくなくて部屋の隅に置いた。だが、時計の音は大きくずっと聞こえている。

………

私は耳からイヤホンをとりベッドに仰向けに寝転んだ。

天井の電気が明るく光が目に刺さってくる。

私は逃げるように布団を被り眠ってしまった。

[中央寄せ]ーーーーー[/中央寄せ]

気がつくと暗闇の中だった。

「どうしてlilyばっかり…!」

「あんた、ニーゴから出て行ってよ。」

「lily……、」

「lilyもそんな人だったんだ。」

待って、待って行かないで!

独りにしないで!お願い!

待って、待ってよ…

「K、雪、Amia、えななん!」

「…」

「!!」

…また、また嫌われる…嫌だ嫌だ嫌だ!!

でも、ここで話しかけたら、、でも、、、

……あれ、あの人たちって誰だっけ。

…思い出せない。どんな風に思ってた人だっけ。

………


「起きなさい!!もうお昼よ!」

「…え?」

「もう、早く起きなさい!」

「今何時?」

「もう11時!」

「…わかった。」

「…もう。」

枕が濡れてる。私、泣いてたのか。

どんな夢とか覚えてないな。

……あれ、今日は虚無感がすごい。

…何もしたくない。何も食べたくない。

誰にも会いたくない。

「もう。誰にも。」



ここは、誰もいないセカイ?

「あ、」

「百合、」

「ミク、」

悲しそうな顔。

……

まあ、いいや。

ここは雪のセカイだからどうせミクも雪の心配しかしてない。

……

[小文字]こんな事、思いたくないのに。[/小文字]

まぁ、良いや。関係ない。

適当に誰もいない、誰も見ない、誰にも会わないところに行こう。

興味がない。どうでも良いから。

一人になりたい。ずっと一人でいたい。


[中央寄せ]何時間後か[/中央寄せ]


その頃にニーゴでは

「今日もlily休みか。」

「雪も説得しないと…」

「二人も休んだら作業が進まないのに!!」

「えー?本当にそう思ってるー?笑」

「思ってるに決まってるでしょうが!」

「出たーこわーい陰湿えななーん!」

「それやめなさいよ!!」

「まぁまぁ。」
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作者メッセージ

お久しぶりです

2025/06/07 08:14


ID:≫ 12r9vk9TpSqFk
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