⚠︎病み
「何故死にたい?」
「死にたい?」
……
死にたい、ねぇ、
「死にたいのではなく生きたくないのですよ。」
死にたいと生きたくないは意味が全然ちがう。
「何故生きたくない?」
「さぁ?僕にもわかりません。」
この世界は光で溢れている。
キラキラとした正義が、僕には眩しすぎた、
最初は人を救いたいと思っていた、
でも僕の手には届かない、
手をどれだけ伸ばしたって届きはしない、
才能のあるものは先に行く。
才能のない僕がどれだけ頑張っても追いつけやしない。
背中すら見えない、
そんな人間に褒められたって、
「草薙さん!草薙さん!」
「ごめん!考え事してた。」
「せっかく外に食べに来てるんすから…」
「ほんとすみません…」
「何か悩みがあるなら相談してくださいよ。」
「うん、できるだけ頼るようにするよ。」
「はぁ。」
この人は立原くん。今は外に昼ごはんを食べに来ている。
「ラーメン伸びてますよ。」
「あ、本当だ、」
「何考え事してたんですか?」
「えっとスパイについて考えてた!」
一瞬立原君の目に驚きが混じる。
「スパイ、ですか?」
「うん!森さんから聞いたんだけどスパイがいるらしい。」
「え、首領はなんと?」
「見つけた場合どうやって拷問しようか、って言ってたっけ?」
人の目はわかりやすい。
「ま、冗談だけど、」
「冗談ですか!ガチっぽく話さないでくださいよ!」
「いやーごめんごめん!」
「俺先出ますよ?」
「待って待って!僕一人とか嫌だから!」
「草薙さんがそうやってビビらせるからでしょ!?」
「え、立原くんビビってたの?」
「ビ、ビビってないっすけど?」
「ふーん笑」
「俺先出ますね。」
「すみません許してください。」
「あと3分。」
「あ、意外と長く取ってくれる感じ?」
「そんな事言う暇があるなら速く食べてください!」
「ごちそうさまでした!」
「1000円だよ。」
「ありがとうございます!」
「僕眠くなってきたやー」
「あとちょっとで拠点なんで頑張ってください!」
「えーおんぶしてよー」
「嫌ですよ!」
「えー」
「俺とそんなに身長も変わらないんですから!」
「え、じゃあ洗脳する。」
「え、」
「異能力『真紅t」
「わかりました!」
「やっぱいい。」
「はぁ!?」
「笑笑」
「ほんと気分屋ですね!」
「え、ディスってる?」
「いやいや褒めてます!」
「じゃあ先行くね!」
「ま、待ってくださいよー」
人前では頑張って笑顔でいるようにした。
というか笑顔以外わからなかった。
他の人は悲しんだりできるのだろうか、
「鏡花ちゃん!買ってきたよ!」
「ありがとう…」
あ、人虎と鏡花ちゃん。
幸せそうにクレープを食べてるなぁ
立原目線。
草薙さんは気分屋だ。
急にコロコロ気分が変わる。
急に考え事をし始めたり、しかも本人は気づいていないようだが考え事をしている時あの人の耳に俺たちの声は届かない。
「草薙さん!」
あの人は気づいたら煙のように消えそうな人だった。
「ん?どうしたの?」
「そっち拠点の方向じゃないですよ!」
「え、ほんとだ!僕クレープに惹かれてたのかも!」
嘘だ。この人の笑顔はだいたい仮面のように固まっている。
「た・ち・は・ら・く・ん?」
なんか嫌な予感が、
「奢ってください!」
「いやです!帰りますよ!」
「ええーショックー」
そしてこの人の発言は嘘か本当かわからない。
嘘つきというわけではなく草薙さん個人の質問で曖昧なところが多いのだ。
「ほんと秘密多いですね、」
「なんか言った?」
「言ってません!」
「何故死にたい?」
「死にたい?」
……
死にたい、ねぇ、
「死にたいのではなく生きたくないのですよ。」
死にたいと生きたくないは意味が全然ちがう。
「何故生きたくない?」
「さぁ?僕にもわかりません。」
この世界は光で溢れている。
キラキラとした正義が、僕には眩しすぎた、
最初は人を救いたいと思っていた、
でも僕の手には届かない、
手をどれだけ伸ばしたって届きはしない、
才能のあるものは先に行く。
才能のない僕がどれだけ頑張っても追いつけやしない。
背中すら見えない、
そんな人間に褒められたって、
「草薙さん!草薙さん!」
「ごめん!考え事してた。」
「せっかく外に食べに来てるんすから…」
「ほんとすみません…」
「何か悩みがあるなら相談してくださいよ。」
「うん、できるだけ頼るようにするよ。」
「はぁ。」
この人は立原くん。今は外に昼ごはんを食べに来ている。
「ラーメン伸びてますよ。」
「あ、本当だ、」
「何考え事してたんですか?」
「えっとスパイについて考えてた!」
一瞬立原君の目に驚きが混じる。
「スパイ、ですか?」
「うん!森さんから聞いたんだけどスパイがいるらしい。」
「え、首領はなんと?」
「見つけた場合どうやって拷問しようか、って言ってたっけ?」
人の目はわかりやすい。
「ま、冗談だけど、」
「冗談ですか!ガチっぽく話さないでくださいよ!」
「いやーごめんごめん!」
「俺先出ますよ?」
「待って待って!僕一人とか嫌だから!」
「草薙さんがそうやってビビらせるからでしょ!?」
「え、立原くんビビってたの?」
「ビ、ビビってないっすけど?」
「ふーん笑」
「俺先出ますね。」
「すみません許してください。」
「あと3分。」
「あ、意外と長く取ってくれる感じ?」
「そんな事言う暇があるなら速く食べてください!」
「ごちそうさまでした!」
「1000円だよ。」
「ありがとうございます!」
「僕眠くなってきたやー」
「あとちょっとで拠点なんで頑張ってください!」
「えーおんぶしてよー」
「嫌ですよ!」
「えー」
「俺とそんなに身長も変わらないんですから!」
「え、じゃあ洗脳する。」
「え、」
「異能力『真紅t」
「わかりました!」
「やっぱいい。」
「はぁ!?」
「笑笑」
「ほんと気分屋ですね!」
「え、ディスってる?」
「いやいや褒めてます!」
「じゃあ先行くね!」
「ま、待ってくださいよー」
人前では頑張って笑顔でいるようにした。
というか笑顔以外わからなかった。
他の人は悲しんだりできるのだろうか、
「鏡花ちゃん!買ってきたよ!」
「ありがとう…」
あ、人虎と鏡花ちゃん。
幸せそうにクレープを食べてるなぁ
立原目線。
草薙さんは気分屋だ。
急にコロコロ気分が変わる。
急に考え事をし始めたり、しかも本人は気づいていないようだが考え事をしている時あの人の耳に俺たちの声は届かない。
「草薙さん!」
あの人は気づいたら煙のように消えそうな人だった。
「ん?どうしたの?」
「そっち拠点の方向じゃないですよ!」
「え、ほんとだ!僕クレープに惹かれてたのかも!」
嘘だ。この人の笑顔はだいたい仮面のように固まっている。
「た・ち・は・ら・く・ん?」
なんか嫌な予感が、
「奢ってください!」
「いやです!帰りますよ!」
「ええーショックー」
そしてこの人の発言は嘘か本当かわからない。
嘘つきというわけではなく草薙さん個人の質問で曖昧なところが多いのだ。
「ほんと秘密多いですね、」
「なんか言った?」
「言ってません!」