千春目線。
意識と共に体の自由が消えていく。
「あれ、体がだんだん動かなくなっていく…」
自分が自分じゃなくなっていきそうだな…
「もう、なんでも良いや…」
足掻くのも疲れた…
多分僕はここで終わるのだろう。
「もっと自由に偽る事なく生きたかったなぁ、」
乱歩目線。
「どうしましたか。乱歩さん。」
「太宰。そろそろ素敵帽子君たちが来るよ。」
「え?あの蛞蝓が?」
「探偵社!」
「ほら。」
「なんだい?」
「かくかくしかじかで…」
「で人探しを手伝ってほしいと。」
「そういうことだ。」
「しょうがないなぁ!この名探偵が手伝ってあげよう!方法は…」
「第一段階がこれだね。」
「わかった。感謝する、」
太宰目線。
確か此処らへんだったような…
「あれ?太宰じゃないか。」
「なんだい、千春。今私は忙しいのだよ。」
「人探し、ってところかい?」
「そうだよ。あの蛞蝓がどうしてもって言うから。」
「頑張ってね。」
「千春は何をしてるんだい?」
「ボクも今人探しをしているところだよ。」
「へぇ、?」
「じゃあ私は忙しいから。」
ここまでは乱歩さんの予想通り。
ここから…
ドンっ
「あ、」
私の異能無効化で、
「ちょっと待ち給え。」
「手を離せ!」
「来てもらうよ。」
乱歩さんは言った。
「その人はここにいる。多分今探している人たちも洗脳されている。近くにいるからその人を捕まえる。そして太宰の無効化でその人の異能を無効化する。」
「これが第一段階ですね。」
「そう。そしてその人も異能にかかっている。捕まえて異能を解く。多分その人に触れただけでは元の異能は無効化出来ないからその人の家にある植物から読み取る。」
さすが乱歩さんだ。そこまで読めるなんて。
中也目線。
「くそっ!ボクのポートマフィア侵略計画が…」
「残念だったな。」
「お前、いつから千春になった?」
「違う!ボクは本物のチハルだ!」
「首領に救ってもらったお前が何故ポートマフィアを裏切る?」
「それは…」
「ほら。お前は偽物だ。」
「っ…でも!ボクだってその気になれば中也も洗脳できるから!」
「そうか。お前の後ろに太宰がいるのに?」
「はぁ。しょうがなくやってるんだからね。」
「くそ…」
「今千春の家にお前の異能の元になる植物をとりに行ってもらってる。お前は終わりだ。」
「そうかな。」
こいつ笑ってる?
「もう手遅れじゃない?」
「何がだよ。」
「だってこの人の意識と体の自由、記憶はボクが乗っ取ったから。」
「何を言ってるんだ?」
「だから、僕の異能にかかっている時間が長すぎて乗っ取りが起きたって事。」
「まずい、」
あのよいつも余裕そうな顔をしている太宰さえも?
「だから僕が元に戻っても多分その人は戻らないよ。…いや戻るかもしれないけどそれは千春じゃないかもね。」
「どういう意味だ?」
千春目線。
気づくと真っ白な世界で目の前に子供がいた。
泣いていた。ずっと助けを求めていた。
そうか。この子は僕だ。
自分を見失ってわからなくなっていた時の、
「助けて、助けて、僕は何処?」
確かに今も僕は僕を見失っている。
「大丈夫だよ。よく頑張ったね、偉いね。君は君のままでいいんだよ。」
「僕のままで?」
僕は僕を抱きしめた。
「僕もこんな言葉かけてもらいたかったなぁ。」
意識と共に体の自由が消えていく。
「あれ、体がだんだん動かなくなっていく…」
自分が自分じゃなくなっていきそうだな…
「もう、なんでも良いや…」
足掻くのも疲れた…
多分僕はここで終わるのだろう。
「もっと自由に偽る事なく生きたかったなぁ、」
乱歩目線。
「どうしましたか。乱歩さん。」
「太宰。そろそろ素敵帽子君たちが来るよ。」
「え?あの蛞蝓が?」
「探偵社!」
「ほら。」
「なんだい?」
「かくかくしかじかで…」
「で人探しを手伝ってほしいと。」
「そういうことだ。」
「しょうがないなぁ!この名探偵が手伝ってあげよう!方法は…」
「第一段階がこれだね。」
「わかった。感謝する、」
太宰目線。
確か此処らへんだったような…
「あれ?太宰じゃないか。」
「なんだい、千春。今私は忙しいのだよ。」
「人探し、ってところかい?」
「そうだよ。あの蛞蝓がどうしてもって言うから。」
「頑張ってね。」
「千春は何をしてるんだい?」
「ボクも今人探しをしているところだよ。」
「へぇ、?」
「じゃあ私は忙しいから。」
ここまでは乱歩さんの予想通り。
ここから…
ドンっ
「あ、」
私の異能無効化で、
「ちょっと待ち給え。」
「手を離せ!」
「来てもらうよ。」
乱歩さんは言った。
「その人はここにいる。多分今探している人たちも洗脳されている。近くにいるからその人を捕まえる。そして太宰の無効化でその人の異能を無効化する。」
「これが第一段階ですね。」
「そう。そしてその人も異能にかかっている。捕まえて異能を解く。多分その人に触れただけでは元の異能は無効化出来ないからその人の家にある植物から読み取る。」
さすが乱歩さんだ。そこまで読めるなんて。
中也目線。
「くそっ!ボクのポートマフィア侵略計画が…」
「残念だったな。」
「お前、いつから千春になった?」
「違う!ボクは本物のチハルだ!」
「首領に救ってもらったお前が何故ポートマフィアを裏切る?」
「それは…」
「ほら。お前は偽物だ。」
「っ…でも!ボクだってその気になれば中也も洗脳できるから!」
「そうか。お前の後ろに太宰がいるのに?」
「はぁ。しょうがなくやってるんだからね。」
「くそ…」
「今千春の家にお前の異能の元になる植物をとりに行ってもらってる。お前は終わりだ。」
「そうかな。」
こいつ笑ってる?
「もう手遅れじゃない?」
「何がだよ。」
「だってこの人の意識と体の自由、記憶はボクが乗っ取ったから。」
「何を言ってるんだ?」
「だから、僕の異能にかかっている時間が長すぎて乗っ取りが起きたって事。」
「まずい、」
あのよいつも余裕そうな顔をしている太宰さえも?
「だから僕が元に戻っても多分その人は戻らないよ。…いや戻るかもしれないけどそれは千春じゃないかもね。」
「どういう意味だ?」
千春目線。
気づくと真っ白な世界で目の前に子供がいた。
泣いていた。ずっと助けを求めていた。
そうか。この子は僕だ。
自分を見失ってわからなくなっていた時の、
「助けて、助けて、僕は何処?」
確かに今も僕は僕を見失っている。
「大丈夫だよ。よく頑張ったね、偉いね。君は君のままでいいんだよ。」
「僕のままで?」
僕は僕を抱きしめた。
「僕もこんな言葉かけてもらいたかったなぁ。」