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謎だらけの少女、探偵社に何かあるらしいです。

#3

3

目を覚ますと同じベッドの上だった。

隣で包帯の人が本を読んでいる。

完全自殺読本…?え、病んでんの?

「目を覚ましたかい。」

「…」

「君が怖がっていた婦人は別室にいてもらっているよ。」

「怖がらなくて大丈夫さ。」

この人も何かと怖い、私の深い所を知っていそうで、、、

しかもこの人ポーカーフェイスだから感情も読み取りにくい、

「じゃあ私の質問に答えてほしい。」

私が頷くとその人は笑った。

「異能力というのは知っているかい?」

異能力?何それ、取り敢えず首を横に振って、

「異能力とはある一部の人間が持っている異能のことだよ。この社ではほぼみんなが持っている。」

異能か…もしかしてあの車投げてた人も異能の人!?

「じゃあ君は何歳かな?」

「…」

喋らない…もう、喋りたくない、怖い、

「…」

「紙に書くかい?」

この人はなにか辛い過去を持っているのか?

首を横に振る。

「言いたくないなら大丈夫だよ。」

呆られちゃったかな…

喋らなきゃ、喋らなきゃ、

「あ、」

「!」

「す、すみません、あまり声が出なくて、」

「大丈夫だよ。君は声出してよかったのかい?」

「はい、小さい声なら、」

「質問を続けてもいい?無理なら休憩を、」

「大丈夫です。」

「じゃあ名前を聞いてもいいかい?」

名前?名前…

「無いです、」

「え!?無いの!?」

名前か…

「た、誕生日とかは…」

「わからないです…」

さすがにこの人もびっくりしている。

「そういえば貴方は…」

「私は太宰治だよ。」

「あの婦人との関係は…?」

関係…言っていいのかな…でももし言ったのがバレたら…

「すみません、、、それは言えなくて…」

「大丈夫だよ。無理しなくていい。」

「君は何故探偵社を襲ったんだい?」

襲った?なんのことだ?

「えっと、なんのことですか?」

「え、君は探偵社のことを襲ったのではないのかい!?」

「はい…」

「困ったな…」

するとドアがノックされた。

「失礼します。」

「あ、」

入ってきたのはその婦人だった。

「ひっ…」

「落ち着き給え。」

落ち着け落ち着け、

「すみません、貴女はこの子とどのような関係ですか?」

「私とこの子は親子です。この子が変な事をしたときいてお詫びをしに来ました。」

そう言って婦人は私を強く睨んだ。

駄目だ、怖い、

また私の体から紫色のモヤが出てきた。

「嫌だ…」

「まずい!」

太宰さんが私の腕を掴む。

するとモヤは綺麗に消えた、

また迷惑をかけてしまった、

それと私から出た紫色のモヤはなんだ?

「本当の君たちの関係を教えてくれないかい?」

「…わかりました。」
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作者メッセージ

眠すぎて死亡案件。

2024/09/22 23:18


ID:≫ 12r9vk9TpSqFk
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