飽きた。人生に。
いじめを受けているわけでも虐待を受けているわけでもない。
普通に平均点以上を取って、順位も真ん中よりちょっと上ぐらいで。
得意な事も好きな物も苦手な事も嫌いな物も無い。
そんな平凡すぎる僕の人生に飽きた。
別に病んでるわけでは無かった。
ただ興味があった。
死ねば次は何か変わるんじゃないかと。
そう思うともう止まれなくなった。
昼休憩。誰もいない屋上の扉を開けると殺風景が広がっていた。
白い床に黒い柵。ザ・屋上という場所だ。
柵を飛び越え縁に座る。
「次は何か変われるかな。」
「自殺か…」
気づいたら柵の内側に女子が居た。
「誰。」
「私は一年佐々木凛。名乗る時はそっちから名乗るのが常識じゃない?」
「僕、僕は一年源勇気。止める?」
「何を?」
「自殺。」
「ううん。」
「そう…」
「止めて欲しいの?」
「別に。」
「何で自殺しようとしたの?」
「飽きた。人生に。」
「そっちも大変ね。」
「何で君はここに来たの?」
「空気を吸いに来た。」
「へぇ。」
「君って周りの男子とは違うよね。」
「そう?」
「だって静かだし。」
「僕って静かなんだ。」
(めっちゃ静かでしょ。)
「君は生まれ変わったら何になりたい?」
「人間。」
「私は猫。」
「…何で。」
「猫は愛されてるし。」
「今は愛されてないの?」
「愛されてるよ。でももっと愛されたいんだ。」
「へー」
「私は戻るね。」
「…わかった。」
………
「僕も戻ろうかな。」
「何で戻ってきたの?」
「僕が飛び降りたら君が犯人にされると思って。」
「そうするなら家で自殺した方が良いわよ。」
「…何で。」
「私毎日屋上行くし。」
新しい不思議な友達ができた。
いじめを受けているわけでも虐待を受けているわけでもない。
普通に平均点以上を取って、順位も真ん中よりちょっと上ぐらいで。
得意な事も好きな物も苦手な事も嫌いな物も無い。
そんな平凡すぎる僕の人生に飽きた。
別に病んでるわけでは無かった。
ただ興味があった。
死ねば次は何か変わるんじゃないかと。
そう思うともう止まれなくなった。
昼休憩。誰もいない屋上の扉を開けると殺風景が広がっていた。
白い床に黒い柵。ザ・屋上という場所だ。
柵を飛び越え縁に座る。
「次は何か変われるかな。」
「自殺か…」
気づいたら柵の内側に女子が居た。
「誰。」
「私は一年佐々木凛。名乗る時はそっちから名乗るのが常識じゃない?」
「僕、僕は一年源勇気。止める?」
「何を?」
「自殺。」
「ううん。」
「そう…」
「止めて欲しいの?」
「別に。」
「何で自殺しようとしたの?」
「飽きた。人生に。」
「そっちも大変ね。」
「何で君はここに来たの?」
「空気を吸いに来た。」
「へぇ。」
「君って周りの男子とは違うよね。」
「そう?」
「だって静かだし。」
「僕って静かなんだ。」
(めっちゃ静かでしょ。)
「君は生まれ変わったら何になりたい?」
「人間。」
「私は猫。」
「…何で。」
「猫は愛されてるし。」
「今は愛されてないの?」
「愛されてるよ。でももっと愛されたいんだ。」
「へー」
「私は戻るね。」
「…わかった。」
………
「僕も戻ろうかな。」
「何で戻ってきたの?」
「僕が飛び降りたら君が犯人にされると思って。」
「そうするなら家で自殺した方が良いわよ。」
「…何で。」
「私毎日屋上行くし。」
新しい不思議な友達ができた。