にこっ。作り笑顔を、もっと可愛く。
メイクも頑張って、メガネをコンタクトにした。
お母さんは
「可愛いわよ」
って言ってくれたけど、怖いな。
今日から、違う学校に通うんだ。青藍学園に。
前の学校は、もう覚えてないや。
教室、階段、廊下、校庭。
どんなのだったっけ。
私が覚えてるのは、みんなの笑い声と、嗤い声。
そして、気味が悪そうな顔。
ごめんなさいって、何回も言ったのを覚えてる。
もう、学園に着いたみたい。
小中高大一貫だから、大きいな。
作り笑顔、作り笑顔。明るい声、元気な声。
職員室に着いた。
朱莉「すみませーん!私、今日からここに転入する、朝樹朱莉なんですけどー」
麗「あ、朱莉さん、待ってたわ。私は花井麗。養護教諭で、朱莉さんの担任よ。よろしくね」
朱莉「よろしくお願いします!」
優しそうな先生だなぁ。
前の学校は…
えらいこばっか依怙贔屓してる、ひどい先生だった。
[打消し]「朱莉!そこの床拭いとけ!」
「はぁ?こんな点数しか取れないのかよ!」[/打消し]
…やだなぁ。こんなのじゃ、ないよね。麗先生は。
麗「?どうしたの?朱莉さん」
あっ落ち込んでた。スマイル、スマイルっ。
朱莉「なんのことですかぁ?」
麗「んー、なんか寂しそうな顔してたから。」
寂しいのか…私、友達も、できたことないから。
麗「寂しいなら、いつでも先生が友達になるし、うちのクラスは優しい子ばっかりよ。安心してね」
朱莉「それなら嬉しいです!」
先生って友達になれるのかなぁ。面白いな。麗先生は。
麗「教室に着いたわよ。私が呼ぶから、その後についてきてね。」
朱莉「はーい!」
[水平線]
麗「朱莉さーん」
入ろうとしたら、足がすくんだ。
だ、大丈夫。みんな、優しいって。
頑張って、教室に入って、笑顔で挨拶した。
朱莉「初めまして!朝樹朱莉です!」
笑顔が崩れそう。怖い。
でも、みんな優しい顔で、聞いてくれてる。
朱莉「好きな食べ物はー、うーん、いっぱいあります!嫌いな食べ物は、えっと…野菜全般。かなぁ」
モブA「野菜の中だったらどれが一番嫌い?」
朱莉「うーん、ピーマン、かなぁ…苦いの、苦手なんだ。」
モブA「朱莉ちゃんって、面白いのね!」
っ。口が引き攣りそう。
モブB「俺も質問する!好きなことは?」
朱莉「運動!動くの好きなの!」
モブB「ならあとでドッジしようぜー!」
っ!そっか。
あの時の嗤いと今の笑いは、違うんだね。
朱莉「よろしくお願いします!」
麗「質問終了!えーっと、朱莉さんの席は…宵宮さんの後ろが一個欠けてるから、宵宮さんの後ろでいいかしら?」
朱莉「大丈夫です!」
宵宮さんは…本を読んでて大人しそうだから、大丈夫かも!
麗「椅子持ってくるわね〜」
朱莉「よろしくね!宵宮さん!」
優衣璃「[小文字]よ、よろしくお願いします…[/小文字]」
メイクも頑張って、メガネをコンタクトにした。
お母さんは
「可愛いわよ」
って言ってくれたけど、怖いな。
今日から、違う学校に通うんだ。青藍学園に。
前の学校は、もう覚えてないや。
教室、階段、廊下、校庭。
どんなのだったっけ。
私が覚えてるのは、みんなの笑い声と、嗤い声。
そして、気味が悪そうな顔。
ごめんなさいって、何回も言ったのを覚えてる。
もう、学園に着いたみたい。
小中高大一貫だから、大きいな。
作り笑顔、作り笑顔。明るい声、元気な声。
職員室に着いた。
朱莉「すみませーん!私、今日からここに転入する、朝樹朱莉なんですけどー」
麗「あ、朱莉さん、待ってたわ。私は花井麗。養護教諭で、朱莉さんの担任よ。よろしくね」
朱莉「よろしくお願いします!」
優しそうな先生だなぁ。
前の学校は…
えらいこばっか依怙贔屓してる、ひどい先生だった。
[打消し]「朱莉!そこの床拭いとけ!」
「はぁ?こんな点数しか取れないのかよ!」[/打消し]
…やだなぁ。こんなのじゃ、ないよね。麗先生は。
麗「?どうしたの?朱莉さん」
あっ落ち込んでた。スマイル、スマイルっ。
朱莉「なんのことですかぁ?」
麗「んー、なんか寂しそうな顔してたから。」
寂しいのか…私、友達も、できたことないから。
麗「寂しいなら、いつでも先生が友達になるし、うちのクラスは優しい子ばっかりよ。安心してね」
朱莉「それなら嬉しいです!」
先生って友達になれるのかなぁ。面白いな。麗先生は。
麗「教室に着いたわよ。私が呼ぶから、その後についてきてね。」
朱莉「はーい!」
[水平線]
麗「朱莉さーん」
入ろうとしたら、足がすくんだ。
だ、大丈夫。みんな、優しいって。
頑張って、教室に入って、笑顔で挨拶した。
朱莉「初めまして!朝樹朱莉です!」
笑顔が崩れそう。怖い。
でも、みんな優しい顔で、聞いてくれてる。
朱莉「好きな食べ物はー、うーん、いっぱいあります!嫌いな食べ物は、えっと…野菜全般。かなぁ」
モブA「野菜の中だったらどれが一番嫌い?」
朱莉「うーん、ピーマン、かなぁ…苦いの、苦手なんだ。」
モブA「朱莉ちゃんって、面白いのね!」
っ。口が引き攣りそう。
モブB「俺も質問する!好きなことは?」
朱莉「運動!動くの好きなの!」
モブB「ならあとでドッジしようぜー!」
っ!そっか。
あの時の嗤いと今の笑いは、違うんだね。
朱莉「よろしくお願いします!」
麗「質問終了!えーっと、朱莉さんの席は…宵宮さんの後ろが一個欠けてるから、宵宮さんの後ろでいいかしら?」
朱莉「大丈夫です!」
宵宮さんは…本を読んでて大人しそうだから、大丈夫かも!
麗「椅子持ってくるわね〜」
朱莉「よろしくね!宵宮さん!」
優衣璃「[小文字]よ、よろしくお願いします…[/小文字]」