4人目の仲間を求めて、ひかりたちが訪れたのは隣町のスポーツ公園だった。
そこで一際目を引く、バスケットコートを駆け抜ける影。
ザシュッ
気持ちの良い音が響き渡る。
「───よし、決まった!」
鮮やかなシュートを決めたのは、短く切り揃えた髪に、凛とした顔立ちの少女だった。
その姿は同性が見ても惚れ惚れするほど「王子様」のようにかっこいい。
「あの子ル! あの子から、すごいアクセサリーの気配がするル!」
ルースがひかりのポケットの中で跳ねる。
「……確かに。私より背が高いし、すごく強そうね」
蒼井先輩が少しだけライバル心をのぞかせながら呟く。
三人が勇気を出して声をかけようとした、その時。
「あ、あのっ、如月(きさらぎ)さん! さっきのシュート、すごくかっこよかったです!」
駆け寄ってきた女子生徒たちに囲まれ、彼女───レンは顔を真っ赤にした。
「えっ、あ、あはは……ありがと……。でも、そんな、かっこいいだなんて……。ボク、本当はもっと……ふわふわしたリボンとかの方が、似合うようになりたいんだけど……えへへ」
照れ隠しに、彼女が首にかけた「あるアクセサリー」をいじる。
それは、ボーイッシュな彼女には少し意外な、繊細で可愛い彫刻が施された「チョーカー」だった。
「(……えっ、意外と可愛いもの好き!?)」
ひかりたちは、その凄まじいギャップに目を丸くする。
だが、そこへ再びあの「漆黒の宝石」の気配が忍び寄る。
「見つけたよ、4人目。君のその『乙女心』、闇に染めてあげようか」
その声がした途端、周りにいた女の子達が短い悲鳴をあげて、怯え出した。
レンは、ゆっくりとその声がした方向に[漢字]瞳[/漢字][ふりがな]め[/ふりがな]を向ける。
影の中から現れた敵に、レンは怯えるどころか、女の子達を守るようにスッと前に出た。
「……よくわかんないけど、ボクの友達を怖がらせるのは、許さないんだから!」
彼女のチョーカーが、熱い鼓動に応えるように、目の覚めるような真紅の輝きを放ち始めた。
そこで一際目を引く、バスケットコートを駆け抜ける影。
ザシュッ
気持ちの良い音が響き渡る。
「───よし、決まった!」
鮮やかなシュートを決めたのは、短く切り揃えた髪に、凛とした顔立ちの少女だった。
その姿は同性が見ても惚れ惚れするほど「王子様」のようにかっこいい。
「あの子ル! あの子から、すごいアクセサリーの気配がするル!」
ルースがひかりのポケットの中で跳ねる。
「……確かに。私より背が高いし、すごく強そうね」
蒼井先輩が少しだけライバル心をのぞかせながら呟く。
三人が勇気を出して声をかけようとした、その時。
「あ、あのっ、如月(きさらぎ)さん! さっきのシュート、すごくかっこよかったです!」
駆け寄ってきた女子生徒たちに囲まれ、彼女───レンは顔を真っ赤にした。
「えっ、あ、あはは……ありがと……。でも、そんな、かっこいいだなんて……。ボク、本当はもっと……ふわふわしたリボンとかの方が、似合うようになりたいんだけど……えへへ」
照れ隠しに、彼女が首にかけた「あるアクセサリー」をいじる。
それは、ボーイッシュな彼女には少し意外な、繊細で可愛い彫刻が施された「チョーカー」だった。
「(……えっ、意外と可愛いもの好き!?)」
ひかりたちは、その凄まじいギャップに目を丸くする。
だが、そこへ再びあの「漆黒の宝石」の気配が忍び寄る。
「見つけたよ、4人目。君のその『乙女心』、闇に染めてあげようか」
その声がした途端、周りにいた女の子達が短い悲鳴をあげて、怯え出した。
レンは、ゆっくりとその声がした方向に[漢字]瞳[/漢字][ふりがな]め[/ふりがな]を向ける。
影の中から現れた敵に、レンは怯えるどころか、女の子達を守るようにスッと前に出た。
「……よくわかんないけど、ボクの友達を怖がらせるのは、許さないんだから!」
彼女のチョーカーが、熱い鼓動に応えるように、目の覚めるような真紅の輝きを放ち始めた。