キュアティアラとして初めての戦いを終えた翌日。
ひかりは学校の図書室で、不思議な雰囲気を持つ先輩、「蒼井 みなと」に会った。
彼女の耳元には、校則ギリギリの小さな、でも吸い込まれるほど深い青色のイヤリングが揺れていた。
放課後、再び現れたロスト・ラスターの怪人が、街の「音」を奪い始める。
「静かすぎる……。みんなの声が聞こえないよ!」
ひかりはキュアティアラに変身して立ち向かうが、音を遮断された空間では敵の攻撃の方向が掴めず、苦戦を強いられる。
「……無様ね。自分の鼓動の音さえ見失うなんて」
霧の中から、静かな、でも凛とした声が響いた。
そこには、一歩も動じずに怪人を見つめるみなとの姿があった。
「蒼井先輩! 逃げて、ここは危ないです!」
「いいえ。騒がしすぎて、読書の邪魔だわ。……ルースの仲間、いたのかしら」
みなとの傍らには、しずくのような形をした青い妖精「サファイ」が浮かんでいた。
みなとは迷いのない手つきで、青い宝石のチャームを『エンゲージ・ブレス』にコネクトする。
[斜体]「輝きを、絆の証に! プリキュア・オープン・マイ・ハート!」[/斜体]
青い光がみなとを包み込む。
それは激しい濁流ではなく、深く静かな海の底のような、澄み渡る輝き。
ひらりと舞うドレスの裾は波の紋様を描き、彼女の耳元には巨大なサファイアのイヤリングが具現化した。
「───嘘も偽りも、この耳が見破る」
彼女が静かに目を開ける。
その瞳は、霧の向こう側に潜む怪人の「[漢字]核[/漢字][ふりがな]コア[/ふりがな]」を正確に射抜いていた。
[太字][大文字][斜体]「真実の知恵! キュアセレス!」[/斜体][/大文字][/太字]
「もう一人のプリキュアだと!? 貴様に何が聞こえるというのだ!」
怪人が猛攻を仕掛けるが、セレスは最小限の動きでそれを避ける。
まるで、次の攻撃がどこに来るか、風の音が教えているかのように。
「聞こえるわ。あなたが奪った人々の、返してほしいという『心の声』が。……ティアラ、突っ立ってないで。私のリズムに合わせなさい」
「えっ、あ、はいっ!」
セレスがサファイア・ハープを爪弾くと、青い音符が光の矢となって敵を包囲する。
「……今よ。そのロッドで、不協和音を叩き斬りなさい」
セレスの冷静なリードに導かれ、ひかりのロッドが光り輝く。
二人の「アクセサリー」が共鳴し、戦場に初めてのハーモニーが響き渡った───。
ひかりは学校の図書室で、不思議な雰囲気を持つ先輩、「蒼井 みなと」に会った。
彼女の耳元には、校則ギリギリの小さな、でも吸い込まれるほど深い青色のイヤリングが揺れていた。
放課後、再び現れたロスト・ラスターの怪人が、街の「音」を奪い始める。
「静かすぎる……。みんなの声が聞こえないよ!」
ひかりはキュアティアラに変身して立ち向かうが、音を遮断された空間では敵の攻撃の方向が掴めず、苦戦を強いられる。
「……無様ね。自分の鼓動の音さえ見失うなんて」
霧の中から、静かな、でも凛とした声が響いた。
そこには、一歩も動じずに怪人を見つめるみなとの姿があった。
「蒼井先輩! 逃げて、ここは危ないです!」
「いいえ。騒がしすぎて、読書の邪魔だわ。……ルースの仲間、いたのかしら」
みなとの傍らには、しずくのような形をした青い妖精「サファイ」が浮かんでいた。
みなとは迷いのない手つきで、青い宝石のチャームを『エンゲージ・ブレス』にコネクトする。
[斜体]「輝きを、絆の証に! プリキュア・オープン・マイ・ハート!」[/斜体]
青い光がみなとを包み込む。
それは激しい濁流ではなく、深く静かな海の底のような、澄み渡る輝き。
ひらりと舞うドレスの裾は波の紋様を描き、彼女の耳元には巨大なサファイアのイヤリングが具現化した。
「───嘘も偽りも、この耳が見破る」
彼女が静かに目を開ける。
その瞳は、霧の向こう側に潜む怪人の「[漢字]核[/漢字][ふりがな]コア[/ふりがな]」を正確に射抜いていた。
[太字][大文字][斜体]「真実の知恵! キュアセレス!」[/斜体][/大文字][/太字]
「もう一人のプリキュアだと!? 貴様に何が聞こえるというのだ!」
怪人が猛攻を仕掛けるが、セレスは最小限の動きでそれを避ける。
まるで、次の攻撃がどこに来るか、風の音が教えているかのように。
「聞こえるわ。あなたが奪った人々の、返してほしいという『心の声』が。……ティアラ、突っ立ってないで。私のリズムに合わせなさい」
「えっ、あ、はいっ!」
セレスがサファイア・ハープを爪弾くと、青い音符が光の矢となって敵を包囲する。
「……今よ。そのロッドで、不協和音を叩き斬りなさい」
セレスの冷静なリードに導かれ、ひかりのロッドが光り輝く。
二人の「アクセサリー」が共鳴し、戦場に初めてのハーモニーが響き渡った───。