odrkside
リビングの扉を開けた、
――その刹那、刃物が、あたしの頬をかすった。
[小文字]当たり所が悪ければ最悪お陀仏になっていた。危ない……[/小文字]
いや、冷静に考えても、考えても…
何が起こったのか理解が追い付かない。でも、、
分かる事は、たったの一つ、
目の前にいる奴、明らかな“殺意”を放っている男
「ttmr」
その男が、何等か刃物を投げて来た事。
「…ちょっと先輩、如何いうつもり?」
[小文字][小文字][小文字]tt「…チッ」[/小文字][/小文字][/小文字]
tt「どうもこうも、無いですけど」
訳が、分からない。
tt「顔にまで出てますよぉ、困惑が」
「そう?当たり前でしょう」
tt「いやぁ、まさかこんな真っ昼間に貴女が来る事あるんですね」
tt「驚きが隠せないです」
それは、此方もだろうと思ってしまう、普段何だかんだ言って手は絶対に出さない様なあの「ttさん」が?
「貴方だってッ」
「ッ…」
咄嗟に反論しそうになる。気をつけなければ…
tt「僕が、何です?」
「というか!此処はあたしの家よ、帰って来ない筈がないでしょう?」
tt「僕にとっては、此処は貴女が帰る場所じゃ無いので、ごめんなさいね」
tt「本当に、出ていってくれますか?」
tt「鏡でも、見せましょうか」
tt「もうココは、アンタの来る場所じゃねぇよ」
淡々と、[漢字]彼奴[/漢字][ふりがな]ttmr[/ふりがな]が並べていく空想の事実があたしの耳を通り抜けていく。
そんな筈は無い。昨日は普通に出迎えてくれていた。
貴方達は「お疲れ様」と言ってあたしを迎えてくれた。
何で?今、いきなり、何でそんな事を言うの?
突き放すの?
今?
酷い、最低だ
tt「何、ショック?」
tt「もうアンタは、俺達の知る「odrk」じゃないよ」
tt「消えて」
「っ!?」
「やだ、こな、いで、やめてっ、お願いっ」
tt「…煩い」
「ッッッ!?」
「ッや゙め゙っ!!!」
さっき投げられた刃物が、いつの間にかあたしを貫通する。
あたしはodrkじゃぁないの?じゃあ誰になるの?
あたしは一人なのに?
他にあたしの変わりなんていないじゃん
唯一無二を壊しちゃうの?
ひどい
きらい
「[小文字]ッらい…[/小文字][小文字]大…[/小文字][小文字][小文字]嫌い…[/小文字][/小文字]」
つめたい、おめめ、あたしのこころをつきさしてくる。
そっか、あたし、あたし、あたじゃない、
だからせんぱいにきらわれてる
[小文字][小文字]tt「うん、お似合いだよ♡」[/小文字][/小文字]
うすれていく、しかい。
ちらっと、ほんのすこし、せんぱいのゆがんだかおがみえる
なんで、わらうの?
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
ttmr side
tt「……きょうも、きれいだね」
冷たくなってしまった女性の手に軽く触れる
彼女はきっと「odrk」ではないのだろう
じゃあ何なのか、よく分からない
それでも容姿や声帯は、変わらない、「odrk」のままなのだ。
彼女はもう死んだ。今の話じゃァ無い。
もっと前の話。信号無視したトラックに跳ねられて呆気なく。
でも、今、何事も無かったかの様に帰ってきたんだ。
最初はそりゃぁ、嬉しかった。
世界一好きな人が、[漢字]向こうの世界[/漢字][ふりがな]天国[/ふりがな]から還ってきたから。
でも俺の全細胞が否定したんだ
「これはodrkじゃない」
だから殺すしかなかった。
いや違う
殺さないとって、思ったの。
本当は、死んで欲しくなかったよ?
でも、もうあの人は死人。もうこの世に居てはならない。だから、殺さないといけない。
なんて、建前。大嘘。
本当の所は、正直な話は、
殺さないと気が済まない、戻ってきたのなら、俺が殺そう。
例え偽物でも、見かけは「odrk」なのだから!
死ぬんだったら、俺が殺す以外絶対許さない。
偽物とか、関係無い。あの人の見た目で、あの人の記憶があるのなら良い。
あの人は、さ!
俺が殺すから[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]odrk[/ふりがな]は死んでいいの!
あの人はトラックなんかに殺されるような人じゃない。
殺されてはならない。
俺が殺すから、俺が許す。
あの人は、俺という唯一の“信者”にしか殺されちゃいけないんだよ。
あの人はトラックで死ぬような弱っちい人になって欲しくないから。
崇められるなら、そんな人になっちゃ駄目だから。
あの人が死んで悲しいのも、事実。でも、殺した事には、
喜びしか、感じない。
リビングの扉を開けた、
――その刹那、刃物が、あたしの頬をかすった。
[小文字]当たり所が悪ければ最悪お陀仏になっていた。危ない……[/小文字]
いや、冷静に考えても、考えても…
何が起こったのか理解が追い付かない。でも、、
分かる事は、たったの一つ、
目の前にいる奴、明らかな“殺意”を放っている男
「ttmr」
その男が、何等か刃物を投げて来た事。
「…ちょっと先輩、如何いうつもり?」
[小文字][小文字][小文字]tt「…チッ」[/小文字][/小文字][/小文字]
tt「どうもこうも、無いですけど」
訳が、分からない。
tt「顔にまで出てますよぉ、困惑が」
「そう?当たり前でしょう」
tt「いやぁ、まさかこんな真っ昼間に貴女が来る事あるんですね」
tt「驚きが隠せないです」
それは、此方もだろうと思ってしまう、普段何だかんだ言って手は絶対に出さない様なあの「ttさん」が?
「貴方だってッ」
「ッ…」
咄嗟に反論しそうになる。気をつけなければ…
tt「僕が、何です?」
「というか!此処はあたしの家よ、帰って来ない筈がないでしょう?」
tt「僕にとっては、此処は貴女が帰る場所じゃ無いので、ごめんなさいね」
tt「本当に、出ていってくれますか?」
tt「鏡でも、見せましょうか」
tt「もうココは、アンタの来る場所じゃねぇよ」
淡々と、[漢字]彼奴[/漢字][ふりがな]ttmr[/ふりがな]が並べていく空想の事実があたしの耳を通り抜けていく。
そんな筈は無い。昨日は普通に出迎えてくれていた。
貴方達は「お疲れ様」と言ってあたしを迎えてくれた。
何で?今、いきなり、何でそんな事を言うの?
突き放すの?
今?
酷い、最低だ
tt「何、ショック?」
tt「もうアンタは、俺達の知る「odrk」じゃないよ」
tt「消えて」
「っ!?」
「やだ、こな、いで、やめてっ、お願いっ」
tt「…煩い」
「ッッッ!?」
「ッや゙め゙っ!!!」
さっき投げられた刃物が、いつの間にかあたしを貫通する。
あたしはodrkじゃぁないの?じゃあ誰になるの?
あたしは一人なのに?
他にあたしの変わりなんていないじゃん
唯一無二を壊しちゃうの?
ひどい
きらい
「[小文字]ッらい…[/小文字][小文字]大…[/小文字][小文字][小文字]嫌い…[/小文字][/小文字]」
つめたい、おめめ、あたしのこころをつきさしてくる。
そっか、あたし、あたし、あたじゃない、
だからせんぱいにきらわれてる
[小文字][小文字]tt「うん、お似合いだよ♡」[/小文字][/小文字]
うすれていく、しかい。
ちらっと、ほんのすこし、せんぱいのゆがんだかおがみえる
なんで、わらうの?
[水平線]
[水平線]
[水平線]
[水平線]
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[水平線]
[水平線]
ttmr side
tt「……きょうも、きれいだね」
冷たくなってしまった女性の手に軽く触れる
彼女はきっと「odrk」ではないのだろう
じゃあ何なのか、よく分からない
それでも容姿や声帯は、変わらない、「odrk」のままなのだ。
彼女はもう死んだ。今の話じゃァ無い。
もっと前の話。信号無視したトラックに跳ねられて呆気なく。
でも、今、何事も無かったかの様に帰ってきたんだ。
最初はそりゃぁ、嬉しかった。
世界一好きな人が、[漢字]向こうの世界[/漢字][ふりがな]天国[/ふりがな]から還ってきたから。
でも俺の全細胞が否定したんだ
「これはodrkじゃない」
だから殺すしかなかった。
いや違う
殺さないとって、思ったの。
本当は、死んで欲しくなかったよ?
でも、もうあの人は死人。もうこの世に居てはならない。だから、殺さないといけない。
なんて、建前。大嘘。
本当の所は、正直な話は、
殺さないと気が済まない、戻ってきたのなら、俺が殺そう。
例え偽物でも、見かけは「odrk」なのだから!
死ぬんだったら、俺が殺す以外絶対許さない。
偽物とか、関係無い。あの人の見た目で、あの人の記憶があるのなら良い。
あの人は、さ!
俺が殺すから[漢字]彼女[/漢字][ふりがな]odrk[/ふりがな]は死んでいいの!
あの人はトラックなんかに殺されるような人じゃない。
殺されてはならない。
俺が殺すから、俺が許す。
あの人は、俺という唯一の“信者”にしか殺されちゃいけないんだよ。
あの人はトラックで死ぬような弱っちい人になって欲しくないから。
崇められるなら、そんな人になっちゃ駄目だから。
あの人が死んで悲しいのも、事実。でも、殺した事には、
喜びしか、感じない。