無駄
「これ、あげる♪」
幼児の声。
私は園に入ったばかりだった。
社会の円に。
「――あら、かわいいね〜。一人で幼稚園歩いていってるの?えらいねぇ〜。そうだ!これ、おばちゃんからのプレゼント。」
「――え!?〇〇ちゃん✕✕小学校に行くの!?すご〜い!じゃあ、これあげる!私と〇〇ちゃんの思い出!」
「――なんて真面目な子なのよ〜。これは将来良い旦那さんができるわ。」
「――いえいえ。そんな。」
「――はいこれ。そんないい子にはおばあちゃんいっぱいお菓子あげちゃう(笑)」
――いらないです。―――
〇〇ちゃんすごいね!これ先生からのほんのお祝い。〇〇ってよく食うよな。俺のチョコも食う?
〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。
〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。
あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。
「何で受け取ってくれないの?」
いらない!
私は何もいらない!
あなたの声なんて聞きたくない。
逃げて、逃げて、その先に。
また「何か」が待ってる。
「何か」は私の手にツミに積まれたプレゼントをさらに高くしようとする。
「もう止めてよ,,,」
「何か」は微笑みを浮かべて言う。
「逃げたってさ、『無駄』なんだよ??(笑)」
恐怖で思わず力が抜ける。
「もらってくれるの!?」
もう駄目だ。
「ありがとう!!♪」
最後の言葉を聞き、
私は覚悟を決めてその場に倒れた。
幼児の声。
私は園に入ったばかりだった。
社会の円に。
「――あら、かわいいね〜。一人で幼稚園歩いていってるの?えらいねぇ〜。そうだ!これ、おばちゃんからのプレゼント。」
「――え!?〇〇ちゃん✕✕小学校に行くの!?すご〜い!じゃあ、これあげる!私と〇〇ちゃんの思い出!」
「――なんて真面目な子なのよ〜。これは将来良い旦那さんができるわ。」
「――いえいえ。そんな。」
「――はいこれ。そんないい子にはおばあちゃんいっぱいお菓子あげちゃう(笑)」
――いらないです。―――
〇〇ちゃんすごいね!これ先生からのほんのお祝い。〇〇ってよく食うよな。俺のチョコも食う?
〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。
〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。
あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。
「何で受け取ってくれないの?」
いらない!
私は何もいらない!
あなたの声なんて聞きたくない。
逃げて、逃げて、その先に。
また「何か」が待ってる。
「何か」は私の手にツミに積まれたプレゼントをさらに高くしようとする。
「もう止めてよ,,,」
「何か」は微笑みを浮かべて言う。
「逃げたってさ、『無駄』なんだよ??(笑)」
恐怖で思わず力が抜ける。
「もらってくれるの!?」
もう駄目だ。
「ありがとう!!♪」
最後の言葉を聞き、
私は覚悟を決めてその場に倒れた。
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