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無駄

「これ、あげる♪」

幼児の声。
私は園に入ったばかりだった。
社会の円に。

「――あら、かわいいね〜。一人で幼稚園歩いていってるの?えらいねぇ〜。そうだ!これ、おばちゃんからのプレゼント。」

「――え!?〇〇ちゃん✕✕小学校に行くの!?すご〜い!じゃあ、これあげる!私と〇〇ちゃんの思い出!」

「――なんて真面目な子なのよ〜。これは将来良い旦那さんができるわ。」

「――いえいえ。そんな。」

「――はいこれ。そんないい子にはおばあちゃんいっぱいお菓子あげちゃう(笑)」



――いらないです。―――


〇〇ちゃんすごいね!これ先生からのほんのお祝い。〇〇ってよく食うよな。俺のチョコも食う?

〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。
〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。〇〇ちゃん。

あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。あげる。

「何で受け取ってくれないの?」

いらない!
私は何もいらない!
あなたの声なんて聞きたくない。


逃げて、逃げて、その先に。
また「何か」が待ってる。
「何か」は私の手にツミに積まれたプレゼントをさらに高くしようとする。

「もう止めてよ,,,」

「何か」は微笑みを浮かべて言う。

「逃げたってさ、『無駄』なんだよ??(笑)」

恐怖で思わず力が抜ける。

「もらってくれるの!?」

もう駄目だ。


「ありがとう!!♪」

最後の言葉を聞き、
私は覚悟を決めてその場に倒れた。









作者メッセージ

鬱ゲーの解説動画を見て、気づいたらこれを書いてました。

2025/02/26 21:31

cabos
ID:≫ 6.lyzH1hcYkF.
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PG-12ダークちょい鬱

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