ここは迷路だ。
分厚くて高い壁が両側に迫り、
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
このまま信じて進めばいいのか、
さっきの道に引き返すべきか、
葛藤する僕は迷える子羊だ。
だから、
ここは迷路だ。
分厚くて高い壁が両側に迫り、
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
このまま信じて進み続けるか、
諦めて引き返すべきか、
葛藤する僕は運命の思う壷だ。
だから、
「ここは迷路だ。」
進んだ先に女性がいた。
これは僕の答えじゃない。僕には関係ない。
「お前は壁か?」
「いいや、私はピエロだ。」
「だから、ここは迷路だ。」
「そうだ。」
「お前のような道化はいらない。引き返せ。邪魔だ。」
「違う。私が来たんじゃない。お前が見つけたんだ。」
「ふざけるな。僕はこんなの望んじゃいない。だから―」
「ここは迷路だ。」
「,,,詐欺師が語るな。」
「なぜ止まっている?私なんか無視して進んでみろ。私は壁じゃない。」
「止まっている訳じゃない。遊びじゃないんだ。僕の運命がかかっている。」
「そんなものに怯えて、丸まっているのか?まるでダンゴムシのようだな。滑稽だ。」
「“そんなもの”とはなんだ!?[漢字]詐欺師[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]はいいな。外道だから迷う必要もない。この人でなしめ。」
「ここは迷路だ。」
「分かってるっ!!」
「人でなしはお前だ、ダンゴムシ。運命なんてない。お前が全部切り開いたものだ。」
「そんな大道芸がここに通用するとでも?」
ここは迷路だ。
「そうだ。」
分厚くて高い壁が両側に迫り、
「そして、舞台でもあり、」
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
「それは人生でもある。」
このまま信じて進めばいいのか、
「お前の選んだ道と、選んだ思考で、」
さっきの道に引き返すべきか、
「全ての進路が決まる。」
葛藤する僕は迷える子羊だ。だから,,,
「素晴らしい!! これこそが、!!!」
――迷路だ。
「ふざけるな!!人の迷いを見物して何が楽しい!!」
「迷いは、楽しむものだ。お前のようなバカが苦しむものじゃない。」
「何も分かってないな、お前は!!スタートからやり直せ!!」
「はんっ。バカがっ。牙をしまえよ。お前は本能にしか進めない獣か?(笑)」
「黙れ!!!」
「どうした??進めよ。それともなんだ?頭が昇天してひっくり返って動けなくなったか?ダンゴムシめ。」
「葛藤に苦しんでいる人々を何だと思ってる!!!」
「バカだと言っているだろう?運命とか、恨んだって無駄だ。そんなもんは何処にも存在しない。」
「嘘だ!!」
「本当だ。事実であり、真実だ。あったらとっくに世界は変わってる。だって運命なんてものを創ったのは、お前のようなバカだからな。」
「ピエロの言葉何て信じないぞ!!」
「そうか。ひっくり返ってもう前も視えないか。滑稽。(笑)極めて滑稽だ!はははっ!!」
「外道がっ,,,!」
「外道?人とはそういうものだ。だから生物界の頂点にいる。人はお前のように、道端でひっくり返らない。」
「さすが、ピエロ。減らず口は立派だ。」
「営業で鍛えられたんだよ。お前にも現実を見せてやる。聞け。」
―ここは迷路だ。
分厚くて高い壁を作り、
馬鹿は前に進むか、後ろに引くしかできない。
このまま信じて進めばいいか?
さっきの道を引き返すべきか?
迷える子羊ならばお前は、
臆病にジャンプか、壁にアタックだろ。―
「なんでもあり,,,無法地帯だ。」
「そうだ。それが、」
迷路だ。
「,,,!?何をした!?」
「ダンゴムシなお前の14本足の内、12本を切り落とした。これでお前も2本足。人だ。」
「!?」
「立ってみろ。視える景色が違う。」
ここは迷路だ。
分厚いが小さな壁があるが、
僕はその足で何処へでも行ける。
進むはずな道はちっぽけで細く、
さっきの道も変わらずちっぽけで、
自然と笑えてる大きな僕だ。
だから、
もう何も怖くなんかない。
「そうだろ?これが大道芸ってやつだ。」
「もう苦しむ必要はないのか,,,。」
「そんなお前に、もう2本返してやる。そいつは道を切り開いて掴む「手」だ。」
「道を切り開いて、掴む,,,?」
「お前にはもう[漢字]私信[/漢字][ふりがな]ゴール[/ふりがな]も、[漢字]指針[/漢字][ふりがな]コンパス[/ふりがな]も必要ない。これからは何もかも自分で創るんだ。」
「今まで見えなかったものが全部見える,,,。」
「どうした?進まないのか?」
「もう、苦しまなくていいんだ,,,。」
「ホッとしている暇はないぞ。[漢字]人生[/漢字][ふりがな]サーカス[/ふりがな]はここからだ。」
「僕は最後までピエロに騙された。ありがとう。」
「芸人に礼はいらないし、まだ私の芸は終わっちゃいない。」
ここは迷路だ。
大きくも小さな壁がそこらかしこにあり、
僕はそれを超えるために、
前にも後ろにも進み、
右にも左にも、頑張って逃げていくんだ。
そうやってたくさんの道に向き合っていく。
最後に女性は告げた。
「この私を超えてみろ! お前の、壁だ。」
分厚くて高い壁が両側に迫り、
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
このまま信じて進めばいいのか、
さっきの道に引き返すべきか、
葛藤する僕は迷える子羊だ。
だから、
ここは迷路だ。
分厚くて高い壁が両側に迫り、
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
このまま信じて進み続けるか、
諦めて引き返すべきか、
葛藤する僕は運命の思う壷だ。
だから、
「ここは迷路だ。」
進んだ先に女性がいた。
これは僕の答えじゃない。僕には関係ない。
「お前は壁か?」
「いいや、私はピエロだ。」
「だから、ここは迷路だ。」
「そうだ。」
「お前のような道化はいらない。引き返せ。邪魔だ。」
「違う。私が来たんじゃない。お前が見つけたんだ。」
「ふざけるな。僕はこんなの望んじゃいない。だから―」
「ここは迷路だ。」
「,,,詐欺師が語るな。」
「なぜ止まっている?私なんか無視して進んでみろ。私は壁じゃない。」
「止まっている訳じゃない。遊びじゃないんだ。僕の運命がかかっている。」
「そんなものに怯えて、丸まっているのか?まるでダンゴムシのようだな。滑稽だ。」
「“そんなもの”とはなんだ!?[漢字]詐欺師[/漢字][ふりがな]クズ[/ふりがな]はいいな。外道だから迷う必要もない。この人でなしめ。」
「ここは迷路だ。」
「分かってるっ!!」
「人でなしはお前だ、ダンゴムシ。運命なんてない。お前が全部切り開いたものだ。」
「そんな大道芸がここに通用するとでも?」
ここは迷路だ。
「そうだ。」
分厚くて高い壁が両側に迫り、
「そして、舞台でもあり、」
僕は前に進むか、後ろに引くかしかできない。
「それは人生でもある。」
このまま信じて進めばいいのか、
「お前の選んだ道と、選んだ思考で、」
さっきの道に引き返すべきか、
「全ての進路が決まる。」
葛藤する僕は迷える子羊だ。だから,,,
「素晴らしい!! これこそが、!!!」
――迷路だ。
「ふざけるな!!人の迷いを見物して何が楽しい!!」
「迷いは、楽しむものだ。お前のようなバカが苦しむものじゃない。」
「何も分かってないな、お前は!!スタートからやり直せ!!」
「はんっ。バカがっ。牙をしまえよ。お前は本能にしか進めない獣か?(笑)」
「黙れ!!!」
「どうした??進めよ。それともなんだ?頭が昇天してひっくり返って動けなくなったか?ダンゴムシめ。」
「葛藤に苦しんでいる人々を何だと思ってる!!!」
「バカだと言っているだろう?運命とか、恨んだって無駄だ。そんなもんは何処にも存在しない。」
「嘘だ!!」
「本当だ。事実であり、真実だ。あったらとっくに世界は変わってる。だって運命なんてものを創ったのは、お前のようなバカだからな。」
「ピエロの言葉何て信じないぞ!!」
「そうか。ひっくり返ってもう前も視えないか。滑稽。(笑)極めて滑稽だ!はははっ!!」
「外道がっ,,,!」
「外道?人とはそういうものだ。だから生物界の頂点にいる。人はお前のように、道端でひっくり返らない。」
「さすが、ピエロ。減らず口は立派だ。」
「営業で鍛えられたんだよ。お前にも現実を見せてやる。聞け。」
―ここは迷路だ。
分厚くて高い壁を作り、
馬鹿は前に進むか、後ろに引くしかできない。
このまま信じて進めばいいか?
さっきの道を引き返すべきか?
迷える子羊ならばお前は、
臆病にジャンプか、壁にアタックだろ。―
「なんでもあり,,,無法地帯だ。」
「そうだ。それが、」
迷路だ。
「,,,!?何をした!?」
「ダンゴムシなお前の14本足の内、12本を切り落とした。これでお前も2本足。人だ。」
「!?」
「立ってみろ。視える景色が違う。」
ここは迷路だ。
分厚いが小さな壁があるが、
僕はその足で何処へでも行ける。
進むはずな道はちっぽけで細く、
さっきの道も変わらずちっぽけで、
自然と笑えてる大きな僕だ。
だから、
もう何も怖くなんかない。
「そうだろ?これが大道芸ってやつだ。」
「もう苦しむ必要はないのか,,,。」
「そんなお前に、もう2本返してやる。そいつは道を切り開いて掴む「手」だ。」
「道を切り開いて、掴む,,,?」
「お前にはもう[漢字]私信[/漢字][ふりがな]ゴール[/ふりがな]も、[漢字]指針[/漢字][ふりがな]コンパス[/ふりがな]も必要ない。これからは何もかも自分で創るんだ。」
「今まで見えなかったものが全部見える,,,。」
「どうした?進まないのか?」
「もう、苦しまなくていいんだ,,,。」
「ホッとしている暇はないぞ。[漢字]人生[/漢字][ふりがな]サーカス[/ふりがな]はここからだ。」
「僕は最後までピエロに騙された。ありがとう。」
「芸人に礼はいらないし、まだ私の芸は終わっちゃいない。」
ここは迷路だ。
大きくも小さな壁がそこらかしこにあり、
僕はそれを超えるために、
前にも後ろにも進み、
右にも左にも、頑張って逃げていくんだ。
そうやってたくさんの道に向き合っていく。
最後に女性は告げた。
「この私を超えてみろ! お前の、壁だ。」