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最終投稿プレビュー

「はぁ。」

誰もいない暗い部屋に、私のため息が[漢字]木霊[/漢字][ふりがな]こだま[/ふりがな]する。

今日も夜勤で,,,
疲れた。

時刻は深夜0時を回っている。


スマホを開くと大量のライン通知。

[漢字]拓哉[/漢字][ふりがな]たくや[/ふりがな]からだ。

[ この前買ってきてくれたチョコ美味しかった! ]

[ 美味しかったよ! ]

[ ねぇ ]

[ ねぇってば ]

[ なんで見てくれないの? ]

[ 返事してよ ]

[ おーい ]

[ 何してるの? ]


いつものことだ。

いつものことだけど。

,,,流石に一週間も既読無視しちゃったのは悪いかな。

だってこいつ、しつこいし。

何十、何百件にも積まれた吹き出しの最後に、

[ お仕事お疲れ様♡ ]

お決まりの言葉を見つけて顔が[漢字]綻[/漢字][ふりがな]ほころ[/ふりがな]ぶ。

やっぱり拓哉は私のことを思ってくれてる。

拓哉だけだよ。
私にいつも尽くしてくれるのは。


,,,,?
最後の言葉の下が、まだスクロールできる。

指を動かすと,,,,

これまた大量の不在着信。

拓哉にしては珍しい。

何かあったのかな。

そう思い、電話をかけてみる。






「ちがくね。」


「え?」



後ろを振り返る。

誰もいない。

今、男の声がしなかった?

部屋には私だけだ。

きっと疲れてるのだろう。









「ちがくね?」

「誰っ!?」


後ろを振り返る。

誰もいない。

そんなはずない。

今、確かに男の声がした。

今度ははっきり聞こえた。

ちがくね?

――この資料、ちがくね??

何が?
何が違うの?
私の何が不満なの??

「何か文句があるなら出てこいよっ!!」


つい声を荒げてしまった。

会社の腹立つ上司を思い出した。

,,,疲れてるんだな。

あの上司いつかぎゃふんと言わせてやる。

拓哉に愚痴ろ。










「ちがくね?」

「っ!!」

「一週間も無視するの、ちがくね??」

何―――











「ねぇ〜、[漢字]美保[/漢字][ふりがな]みほ[/ふりがな]〜。[漢字]加奈子[/漢字][ふりがな]かなこ[/ふりがな]まだ〜??」

「う〜ん。」

「こないんじゃね?」

「でも、この日に皆でカラオケ行こって言って、加奈子一番喜んでたんだよ?」

「あ、あのさ、さっき加奈子からラインあってさ。」

「マジ?」

「何で?」

「,,,何か、「今日、カラオケ約束した日だよ」って教えてあげたら,,,,ちがくねって,,,。」

「は?」

「どゆこと?(笑)」

「なんか聞いたことあるんだけど。」



「ちがくねって,,,,,ちがくね?」

「何それ(笑)」



リレー小説「自作妖怪・怪異リレー」

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