放課後、わたしは美術室に行った。
ミナト先輩に誘われてたから、いちおう顔を出そうと思ったから。
「あっ、来てくれたんだ」
美術室の近くのろうかで、ミナト先輩がわたしをみつけてくれた。
「はい。えっと、わたし全然絵とか上手じゃなくて…」
「大丈夫だよ。えーっと、ちょっと来て」
ミナト先輩がわたしの手をにぎって、歩く。
急に…びっくりする。
ミナト先輩はぜんぜん平気って顔してて。
美術室の中に入って、わたしをイスに座らせてくれた。
「えっとね、上手く描かなくていいんだよ。絵って。自分がいいなって思うようなのでいいんだ」
「……えっと、まだ、ちょっとわからなくて。でも、興味はあります」
すると、ミナト先輩はニコッと笑った。
その顔は、なんかかわいくて、いやされる。
「興味あるのうれしい。ねえ、ちょっと筆持ってみる?」
と言って、隣の美術準備室に行ってしまう。
それからすぐ戻ってきて、何か白い板を持ってきた。
「手伝います…!」
「大丈夫。一人で運べるから。座ってて」
白いのはキャンバス、それを置くのがイーゼルというんだって。
ミナト先輩が説明してくれた。
「ここにさ、テキトーなかんじで、いろんな色で描いてみて」
「適当…で、いいんですか…?」
「そ、テキトー」
なんだか不安だったけど、ミナト先輩はパレットにいろんな色を出した。
「迷うなら、好きな色からはどう?」
「じゃあ、ピンクにします」
大きな筆で、横にまっすぐ線をひく。
「いいじゃん、次は?」
「次は…」
いろんな色を出してたら、なんだか楽しくなってきた。
横にいるミナト先輩も、なんだか近くて、緊張する。
胸がなんだかどきどきして、うるさい。
ミナト先輩に誘われてたから、いちおう顔を出そうと思ったから。
「あっ、来てくれたんだ」
美術室の近くのろうかで、ミナト先輩がわたしをみつけてくれた。
「はい。えっと、わたし全然絵とか上手じゃなくて…」
「大丈夫だよ。えーっと、ちょっと来て」
ミナト先輩がわたしの手をにぎって、歩く。
急に…びっくりする。
ミナト先輩はぜんぜん平気って顔してて。
美術室の中に入って、わたしをイスに座らせてくれた。
「えっとね、上手く描かなくていいんだよ。絵って。自分がいいなって思うようなのでいいんだ」
「……えっと、まだ、ちょっとわからなくて。でも、興味はあります」
すると、ミナト先輩はニコッと笑った。
その顔は、なんかかわいくて、いやされる。
「興味あるのうれしい。ねえ、ちょっと筆持ってみる?」
と言って、隣の美術準備室に行ってしまう。
それからすぐ戻ってきて、何か白い板を持ってきた。
「手伝います…!」
「大丈夫。一人で運べるから。座ってて」
白いのはキャンバス、それを置くのがイーゼルというんだって。
ミナト先輩が説明してくれた。
「ここにさ、テキトーなかんじで、いろんな色で描いてみて」
「適当…で、いいんですか…?」
「そ、テキトー」
なんだか不安だったけど、ミナト先輩はパレットにいろんな色を出した。
「迷うなら、好きな色からはどう?」
「じゃあ、ピンクにします」
大きな筆で、横にまっすぐ線をひく。
「いいじゃん、次は?」
「次は…」
いろんな色を出してたら、なんだか楽しくなってきた。
横にいるミナト先輩も、なんだか近くて、緊張する。
胸がなんだかどきどきして、うるさい。