「ハルは部活決めたの?」
朝にリクが聞いた。
「まだ、わかんないや」
「私は陸上部!」
「走るの好きなの?」
「そそ。小学校でも大会行ってたし」
「そうなんだ」
「うん」
三時間目は体育館に集まって、部活の勧誘会がはじまった。
うちの中学校は、みんなどこかの部活に入ることになってる。
「次は、絵画部です」
絵画部…ミナト先輩が言ってたとこだ。
ステージの上に、絵が何枚かならんだ。
わたしくらい大きな絵は、風景とか、人の絵だった。
みんな、とてもきれい。
「俺たちは、絵画部です。放課後に美術室で活動しています」
ミナト先輩がマイクを持って、話している。
「絵が好きな人、まんがが好きな人、他の部活が嫌な人もいます」
先輩たちが笑った。
「とりあえず見学だけでも来てみてください」
拍手と、「ミナト!」って声が聞こえる。
声がした方に、ミナト先輩は手を振ってた。
「あの人、知ってる」
リクが言った。
「個展とかしてるんだって」
「そうなの?」
「うん。あと、すごいモテる」
「そうかも」
ミナト先輩を目で追いかける。
女子の先輩が話しかけてたり。
それに、わたし以外の一年生も見てる。
……そっか、モテるんだ。
なんだか、胸の奥がずきんと痛かった。
朝にリクが聞いた。
「まだ、わかんないや」
「私は陸上部!」
「走るの好きなの?」
「そそ。小学校でも大会行ってたし」
「そうなんだ」
「うん」
三時間目は体育館に集まって、部活の勧誘会がはじまった。
うちの中学校は、みんなどこかの部活に入ることになってる。
「次は、絵画部です」
絵画部…ミナト先輩が言ってたとこだ。
ステージの上に、絵が何枚かならんだ。
わたしくらい大きな絵は、風景とか、人の絵だった。
みんな、とてもきれい。
「俺たちは、絵画部です。放課後に美術室で活動しています」
ミナト先輩がマイクを持って、話している。
「絵が好きな人、まんがが好きな人、他の部活が嫌な人もいます」
先輩たちが笑った。
「とりあえず見学だけでも来てみてください」
拍手と、「ミナト!」って声が聞こえる。
声がした方に、ミナト先輩は手を振ってた。
「あの人、知ってる」
リクが言った。
「個展とかしてるんだって」
「そうなの?」
「うん。あと、すごいモテる」
「そうかも」
ミナト先輩を目で追いかける。
女子の先輩が話しかけてたり。
それに、わたし以外の一年生も見てる。
……そっか、モテるんだ。
なんだか、胸の奥がずきんと痛かった。