「ハル。先輩が呼んでるぞ」
次の日の昼休みに、クラスの男子が言った。
「わかった」
先輩って、ミナト先輩?
急にどうしたんだろう。
ふしぎに思って廊下に出たら――。
「ハルちゃん、ちょっと来てくれる?」
にっこり笑うリコ先輩がいた。
「えっ、どうしたんですか」
「教えたいことがあるの。こっち、こっち」
リコ先輩に強引に手を引かれて、空き教室へと入る。
扉を閉められて、リコ先輩は困ったような顔で言う。
「ミナトにあんまり懐かないでくれる?」
「えっ…」
「ホントは、ミナトって女子のことニガテなんだよね。
ほら、あの見た目だからモテるでしょ」
「はあ…」
「絵画部に一年生が入らなかったら、廃部するかもだったから
優しくしただけで。
あなたに興味があるわけじゃ、ないからね」
「そう…なんです、ね」
自分でもびっくりするくらい、ショックを受けた。
ミナト先輩が優しいのはわかる。
それが、部員を増やす目的だったのかと思ったら。
心の奥に、ずーんと重いものが乗った気がした。
「ってことで、用事はおしまい!教室に戻ろ!」
リコ先輩は、わたしの手を引いて、優しく教室まで誘導してくれた。
その日の部活は、おなかが痛くて、休むことにした。
次の日の昼休みに、クラスの男子が言った。
「わかった」
先輩って、ミナト先輩?
急にどうしたんだろう。
ふしぎに思って廊下に出たら――。
「ハルちゃん、ちょっと来てくれる?」
にっこり笑うリコ先輩がいた。
「えっ、どうしたんですか」
「教えたいことがあるの。こっち、こっち」
リコ先輩に強引に手を引かれて、空き教室へと入る。
扉を閉められて、リコ先輩は困ったような顔で言う。
「ミナトにあんまり懐かないでくれる?」
「えっ…」
「ホントは、ミナトって女子のことニガテなんだよね。
ほら、あの見た目だからモテるでしょ」
「はあ…」
「絵画部に一年生が入らなかったら、廃部するかもだったから
優しくしただけで。
あなたに興味があるわけじゃ、ないからね」
「そう…なんです、ね」
自分でもびっくりするくらい、ショックを受けた。
ミナト先輩が優しいのはわかる。
それが、部員を増やす目的だったのかと思ったら。
心の奥に、ずーんと重いものが乗った気がした。
「ってことで、用事はおしまい!教室に戻ろ!」
リコ先輩は、わたしの手を引いて、優しく教室まで誘導してくれた。
その日の部活は、おなかが痛くて、休むことにした。