「はぁーい。おはようございます。」
先生が教室に入ってきて、チャイムと同時にホームルームの時間が始まった。
「えっと皆さん知っている通り、2週間後に初めての合宿がありますね。」
え?????????? あの、そうなんですか? 私、、知らないんですが、、。
「ということで、今日は一時間目の国語の授業を使って、
合宿の班決めをしていきたいと思います。」
ざわざわざわ、、。教室中がざわつく。
「授業が潰れたくない?やったぁ」「ねぇねぇ一緒にしよ」
「ええ!もう二週間なの?」「はやくない?」「楽しみ、、!」
教室のあちこちからそんな声が聞こえてきた。
「はいっ。静かに!」
先生の一喝でしんと静まる。
「じゃあそろそろ一時間目が始まりますからね」
合宿かぁ、、、。
なんだか楽しみなような嫌なことがおきそうな気持ちとかで私の頭はいっぱいだった。
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キーンコーンカーンコーン、、、。
「はい。では早速決めていきたいと思います。女子、男子に分かれてそれぞれ決めてくださいね」
先生がそういうと
クラスメイトたちは一気に席を立ち、教室の中をうろちょろし始めた。
あっちこっちでは早速もう決まっているところもある。
うーーーーん。。。どしよ。
仲がいい人なんて、、、、いない、、。そのときぽわわっと部長の顔が浮かんできて思わず私は
ぶっんぶっんと頭を振りまわした。
いやっ、部長と同じところになったらなんかいろいろ大変にきまっている。
そう考えていた私の耳に聞き慣れた声が響いた。「おいっ。あほ。お前どうするんだ?」
「ぶっっっっっっちょ、、。部長!」
びっくりしすぎて言葉がつまる。あんまり教室の中で声をかけてくれることなんて
めったにないせいか、
なおさらびっくりする。
「、、。そんなにびっくりしなくても良くないか?で、どうするんだ?」
「ええっとぉ、、。まだ決まっていなくて、、。」
「だよなぁ。私もぼっちだし、、」
珍しく私の隣でむぅーっとうずくまってむすーっとした顔になる部長が
なんだか、私には少しかわいく見えてしまった。
いや!でもこの人心は鬼だから!という謎の理屈によりさっきの感情は打ち消される。
ぱっと目線をやると、アリアの姿が見えた。結構距離は離れていないせいか、
話が聞こえた。
「アリアーっ。一緒のとこにいこうよ!」
一人の女の子がアリアに声をかける。しかしアリアはためらいがちに首を振ると、
言った。
「本当にごめんなさい!私、今回は大好きな人と一緒になるって決めたの、、!」
ダイスキナヒト、、、、、、、、、???????????????
女の子は驚いて言った。「えっ?アリア好きな人いたの!?」
アリアはコクっとうなずくと私と視線をあわせた。
もしかして、、、、、、。良からぬ予感に私は冷や汗をかいた。
- 1.推理部 1
- 2.推理部 2
- 3.推理部 3
- 4.推理部 4
- 5.推理部 5
- 6.自殺した少女 1
- 7.自殺した少女 2
- 8.自殺した少女 3
- 9.自殺した少女 4
- 10.自殺した少女 5 【エピローグ】
- 11.寮生活スタート!?
- 12.同じ寮の部屋
- 13.新しい部員
- 14.部長とアリアと私。
- 15.アリアの仕業
- 16.合宿の班
- 17.合宿の班2
- 18.仮眠
- 19.寝言。
- 20.ギグシャグ
- 21.合宿前夜と新たな暗号。
- 22.明日。
- 23.いざ合宿へ!
- 24.地味だよねぇ?
- 25.私のもの
- 26.穴があったらはいりたい。
- 27.到着!
- 28.高級グランドホテル
- 29.高級グランドホテル 2
- 30.部屋
- 31.灯台へ出発!?
- 32.電車にのって
- 33.愛のメッセージってなんすか?
- 34.延長戦
- 35.取材