閲覧前に必ずご確認ください

グロテスクな場面も含まれます。

文字サイズ変更

名探偵朱雀 美術館殺人事件

#2

ファイル2 コテージ村

そして、朱雀と青龍は(また)バスに乗り、青森の山奥へと向かった。
朱雀は相変わらず大量にポテチを食べている。コンソメパンチ、うすしお、だし醤油、その他もろもろ。特に朱雀は、バーベキューソース味が好きらしい。
それにしても、かなり暖かい。軽井沢の件が起きたのは、11月。かなり寒い月だった。そして、今は4月。中三が始まってすぐに、今全国共通の休暇が取られる。白虎は中二になった。
「寒いな〜」
もう暖かい季節のはずだが、まだ肌寒い。特に山奥なんかは一層寒さが身にしみる。
約3時間のバス旅を終え、青森についた。
「ついたぞ朱雀〜」
朱雀はポテチの油だらけの手をひらひらさせて、「おっけぇ」と返事をした。
「ここかぁ」
青龍はそう言って、森の入口を見つめた。
入口は、木材のアーチ。その先には、暗く、奈落を思わせる道がずぅっと続いている。
青龍と朱雀はそこを抜けた。
「.....わあ」
朱雀はポテチの袋をかきまわす手を止めて、あたりを見回した。
10のコテージ。木造の、ちょっと古そうなものだ。それらはぐるりと円をえがくように建っており、その中心には特に大きなコテージが堂々と建っている。全部で11のコテージだ。
「アッ、朱雀と青龍くん」
ふと声がした。
玄武だった。
「玄武!」「玄武さん!」
玄武はこちらに駆け寄ってきた。もちろん、白虎も一緒に。
「白虎さんじゃないですか」
と朱雀。
「あ、クソ野郎じゃん」
と青龍。
「失礼ですね」
白虎は青龍に返す。
「それにしても、山奥にコテージ村なんて、ちょっと不気味っすね」
「そう?」
玄武は少し笑う。
「メールでも言ったけど、ここで私の母の友達が働いてるの。ホラ、あの一番大きいコテージが美術館。あそこで...」
玄武が言い終わらないうちに、バンッと大きいコテージの扉が開かれた。
大柄な女性だった。
「玄武ちゃん!」
「ア、[太字]大木さん[/太字]!」
大木と呼ばれた女性は、こちらに駆け寄ってきた。
「こちら、美術館の警備員―――[太字][漢字]大木弥生[/漢字][ふりがな]おおきやよい[/ふりがな][/太字]さんよ」

2025/02/14 13:32

ムラサメ
ID:≫ 1.7MUzfPxODSQ
コメント

この小説につけられたタグ

PG-12四神東西南北殺人

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権はムラサメさんに帰属します

TOP