君とまたあの場所で逢いたい
私の名前は、植村 莉桜(うえむら りお)。中学3年生。
私の好きな相手は、幼馴染の北山 夕陽(きたやま ゆうひ)
モテモテ男子の夕陽は、女子にも男子にも学年問わず人気
陰キャ系の私とは程遠い夕陽。いけない恋なのかな?
「莉桜ー、はよー!」
朝、夕陽が駆け寄ってきた。これはいつものこと。
「夕陽おはよ」
「なんだよ莉桜、あいかわらず冷たいな」
別に冷たくしてない、緊張してうまく話せないだけ
「夕陽ー!はよ!」
夕陽といつも一緒にいる男子だ、隣には私なんかより可愛い女の子もいる
その女の子は、泉 柚那(いずみ ゆな)ちゃんといって、学校のアイドル。
「夕陽くん、莉桜ちゃん、おはよう」
柚那ちゃんが優しく笑いかけてくる。これは男子なら誰でも恋しそう
「おはよう柚那ちゃん」
そして私の気持ちに気づいていなさそうな夕陽は柚那ちゃん達といた
私は嫉妬などの感情でもやもやしながら学校へ行った
放課後、私は親友の奈子(なこ)と下校、夕陽は柚那ちゃんとふたりきり。
「莉桜いいの?北山くんを柚那ちゃんと帰らせて」
「いい訳ない!でも、私に口出す権利ないよ」
「莉桜ってば考え方暗いんだから~‥あれ?あれって夕陽くんと柚那ちゃんじゃない?」
奈子の指さす方をみると、確かに夕陽と柚那ちゃんがいた
なにやら真剣そうで、柚那ちゃんは顔が赤い。まさか、告白‥?
「‥莉桜?大丈夫?」
「うっ、うん、二人が付き合ってるならそれはそれで応援するよ」
私は必死で笑顔を浮かべた。
「そっか、私、こっちだからばいばい」
奈子は自分の家に入っていった。
私も2分ほど歩いて住んでるマンションに入った。
鍵を出して、家に入って、すぐに自分の部屋に入った。
「失恋つらー‥」
その時、インターフォンが鳴った
「はーい‥って、夕陽?」
「莉桜、今から時間ある?」
「あるよ?どうしたの?」
「なら来て」
家の鍵をかけた途端、私の手をひいて、夕陽は駆け出した
近くの公園に来て、ベンチに座る。
「夕陽?‥つめたっ!」
ほっぺに冷たい缶をあてられて、私はびっくりした
「莉桜、かわいーww」
こういう発言が恋愛に鈍感というか、、うん、、
「莉桜、好きだよ」
「ん?あぁ、友達としてってことだよね」
「恋愛感情だけど」
「は!?」
こうして、私と夕陽は付き合うことになった。
念願の夕陽の彼女になれたのに、どうしても落ち着かない。
というか緊張してしまう、どうしてだろう?
彼女1日目、緊張の中珍しくひとりで学校へ行った
いつもなら夕陽がいるのに今日はいないなぁ、、どうしたんだろう?
「莉桜知ってる?北山くん、昨日事故に遭って重体だって」
友達のりんが話しかけてきた。
「りん‥それ本当?」
「うん、職員室行った時先生たちが話してるの聞いたもん」
「そっか」
私は席に呆然と座って、水筒のスポドリを飲んだ(夏だから校則的にもOK)。
「はいみんな席座れー」
先生が教室に入ってきて、みんな慌てて席に座る。
「まず、悲しいお知らせだ。北山夕陽が、事故に遭って重体だ」
みんなえー!とかまじかよ!とか言う。柚那ちゃんはというと真っ青。
柚那ちゃんはやっぱり夕陽の事が好き‥なのかな?
私は授業にまともに集中できなかった。
みんなも授業はうわのそら。そわそわして、夕陽の机ばっかり見てる。
君とまたあの場所で逢いたい。
途中抜き打ちテストがあったけど、私は赤点間違いなしだろう。
そりゃ朝にあんな報告されたら落ち着かないよ。
「皆どうしたんだ。問題ほとんどあってないぞ。先生が範囲間違えた?」
みんなうんともすんとも言わない。ただ沈黙。
先生はみんなの思想を察したのか、これ以上は何も言わなかった。
放課後、私はひとりで教室を出た。
「あのさ、莉桜ちゃんについてきてほしい場所があるの」
後ろから声をかけられた。柚那ちゃんだ。
「いいよ」
柚那ちゃんは歩き出して、昨日、夕陽が私に告白した公園でとまった。
そして柚那ちゃんは自販機で飲み物を買ったので、私も同じように買った。
「莉桜ちゃん、私、夕陽くんのこと好きなんだー、でもこの前ふられちゃった」
この前って、、奈子と一緒に帰ってた時のことかな?
「うん、そうなんだ」
「だから莉桜ちゃん、振り向いてもらうために協力してくれない?」
「え?それは、どういうこと?」
「私の初恋が叶うように、協力してほしいの。いいかな?」
「えっと、それは‥‥えっと‥」
「お願い‥!」
「えっと‥ごめん、できない」
「え‥どうして?私の事嫌いなの?」
「嫌いじゃない、でも協力はできない」
「莉桜ちゃん、夕陽くんの事好きなの?付き合ってるの?」
私は付き合ってることを言うのを迷ったけど、いうことにした。
「‥そうだよ、付き合ってるよ」
「ふぅん‥私の初恋より、自分を優先するんだ‥」
柚那ちゃんはさっと立ち上がって、すたすた歩いていった
夕陽‥大丈夫なのかな?私はゆっくり家まで帰った。
「ただいまー」
「おかえり莉桜」
あれ?お母さんは夕陽の重体知らない系かな?
私はとりあえず言わない事にした。
テストがあったので、明日から5連休だった。
ついでに土日があるので実質は7連休。
7連休後。今日は、珍しくりんと時間が合ったので、一緒に登校した。
学校に着いたら、宿題を提出したり、友達と話した。
「はいみんな席つけー」
クラスのほとんどが慌てて席につく。
もちろん私も慌てて席についた。
淡々と授業が進み、放課後。
私は家に鍵を忘れてきてしまい、家に入れなかった。
公園に来て、自販機で飲み物を買って、ベンチへ座る。
夕陽が私に告白してくれた場所。
お母さんが帰ってくるまでずっとスマホをいじっていた。
すると、ほっぺが急に冷たくなった。
「冷たっ!誰‥?」
振り向くと私は途端に涙があふれてきた。
「莉桜」
「ゆう、ひっ‥!」
「なんだよ、そんなに泣いて」
「だって‥もう夕陽と会えない気がして‥」
嗚咽を漏らして泣き出す私。夕陽はそれを見て笑ってる。
夕陽は私のほっぺに当てた缶を開けて、飲みだした。
コーヒーの匂いがした。
私は泣きやんで、もう一度夕陽に会えた夢みたいな事が信じられなくてぼーっと座っていた。
「莉桜」
私がふりむくと、唇になにか柔らかいものが触れた。
今のはもしかして‥キス?
私が夕陽の方をじーっと見ると、夕陽は後ろを向いて顔を隠した
私が前を向くと、夕陽は耳元でなにかを囁いた。
「莉桜ってかわいいね」
「また冗談ばっかり‥」
「ん?大好きって意味だよ?」
「‥!?」
*☆END☆*
私の好きな相手は、幼馴染の北山 夕陽(きたやま ゆうひ)
モテモテ男子の夕陽は、女子にも男子にも学年問わず人気
陰キャ系の私とは程遠い夕陽。いけない恋なのかな?
「莉桜ー、はよー!」
朝、夕陽が駆け寄ってきた。これはいつものこと。
「夕陽おはよ」
「なんだよ莉桜、あいかわらず冷たいな」
別に冷たくしてない、緊張してうまく話せないだけ
「夕陽ー!はよ!」
夕陽といつも一緒にいる男子だ、隣には私なんかより可愛い女の子もいる
その女の子は、泉 柚那(いずみ ゆな)ちゃんといって、学校のアイドル。
「夕陽くん、莉桜ちゃん、おはよう」
柚那ちゃんが優しく笑いかけてくる。これは男子なら誰でも恋しそう
「おはよう柚那ちゃん」
そして私の気持ちに気づいていなさそうな夕陽は柚那ちゃん達といた
私は嫉妬などの感情でもやもやしながら学校へ行った
放課後、私は親友の奈子(なこ)と下校、夕陽は柚那ちゃんとふたりきり。
「莉桜いいの?北山くんを柚那ちゃんと帰らせて」
「いい訳ない!でも、私に口出す権利ないよ」
「莉桜ってば考え方暗いんだから~‥あれ?あれって夕陽くんと柚那ちゃんじゃない?」
奈子の指さす方をみると、確かに夕陽と柚那ちゃんがいた
なにやら真剣そうで、柚那ちゃんは顔が赤い。まさか、告白‥?
「‥莉桜?大丈夫?」
「うっ、うん、二人が付き合ってるならそれはそれで応援するよ」
私は必死で笑顔を浮かべた。
「そっか、私、こっちだからばいばい」
奈子は自分の家に入っていった。
私も2分ほど歩いて住んでるマンションに入った。
鍵を出して、家に入って、すぐに自分の部屋に入った。
「失恋つらー‥」
その時、インターフォンが鳴った
「はーい‥って、夕陽?」
「莉桜、今から時間ある?」
「あるよ?どうしたの?」
「なら来て」
家の鍵をかけた途端、私の手をひいて、夕陽は駆け出した
近くの公園に来て、ベンチに座る。
「夕陽?‥つめたっ!」
ほっぺに冷たい缶をあてられて、私はびっくりした
「莉桜、かわいーww」
こういう発言が恋愛に鈍感というか、、うん、、
「莉桜、好きだよ」
「ん?あぁ、友達としてってことだよね」
「恋愛感情だけど」
「は!?」
こうして、私と夕陽は付き合うことになった。
念願の夕陽の彼女になれたのに、どうしても落ち着かない。
というか緊張してしまう、どうしてだろう?
彼女1日目、緊張の中珍しくひとりで学校へ行った
いつもなら夕陽がいるのに今日はいないなぁ、、どうしたんだろう?
「莉桜知ってる?北山くん、昨日事故に遭って重体だって」
友達のりんが話しかけてきた。
「りん‥それ本当?」
「うん、職員室行った時先生たちが話してるの聞いたもん」
「そっか」
私は席に呆然と座って、水筒のスポドリを飲んだ(夏だから校則的にもOK)。
「はいみんな席座れー」
先生が教室に入ってきて、みんな慌てて席に座る。
「まず、悲しいお知らせだ。北山夕陽が、事故に遭って重体だ」
みんなえー!とかまじかよ!とか言う。柚那ちゃんはというと真っ青。
柚那ちゃんはやっぱり夕陽の事が好き‥なのかな?
私は授業にまともに集中できなかった。
みんなも授業はうわのそら。そわそわして、夕陽の机ばっかり見てる。
君とまたあの場所で逢いたい。
途中抜き打ちテストがあったけど、私は赤点間違いなしだろう。
そりゃ朝にあんな報告されたら落ち着かないよ。
「皆どうしたんだ。問題ほとんどあってないぞ。先生が範囲間違えた?」
みんなうんともすんとも言わない。ただ沈黙。
先生はみんなの思想を察したのか、これ以上は何も言わなかった。
放課後、私はひとりで教室を出た。
「あのさ、莉桜ちゃんについてきてほしい場所があるの」
後ろから声をかけられた。柚那ちゃんだ。
「いいよ」
柚那ちゃんは歩き出して、昨日、夕陽が私に告白した公園でとまった。
そして柚那ちゃんは自販機で飲み物を買ったので、私も同じように買った。
「莉桜ちゃん、私、夕陽くんのこと好きなんだー、でもこの前ふられちゃった」
この前って、、奈子と一緒に帰ってた時のことかな?
「うん、そうなんだ」
「だから莉桜ちゃん、振り向いてもらうために協力してくれない?」
「え?それは、どういうこと?」
「私の初恋が叶うように、協力してほしいの。いいかな?」
「えっと、それは‥‥えっと‥」
「お願い‥!」
「えっと‥ごめん、できない」
「え‥どうして?私の事嫌いなの?」
「嫌いじゃない、でも協力はできない」
「莉桜ちゃん、夕陽くんの事好きなの?付き合ってるの?」
私は付き合ってることを言うのを迷ったけど、いうことにした。
「‥そうだよ、付き合ってるよ」
「ふぅん‥私の初恋より、自分を優先するんだ‥」
柚那ちゃんはさっと立ち上がって、すたすた歩いていった
夕陽‥大丈夫なのかな?私はゆっくり家まで帰った。
「ただいまー」
「おかえり莉桜」
あれ?お母さんは夕陽の重体知らない系かな?
私はとりあえず言わない事にした。
テストがあったので、明日から5連休だった。
ついでに土日があるので実質は7連休。
7連休後。今日は、珍しくりんと時間が合ったので、一緒に登校した。
学校に着いたら、宿題を提出したり、友達と話した。
「はいみんな席つけー」
クラスのほとんどが慌てて席につく。
もちろん私も慌てて席についた。
淡々と授業が進み、放課後。
私は家に鍵を忘れてきてしまい、家に入れなかった。
公園に来て、自販機で飲み物を買って、ベンチへ座る。
夕陽が私に告白してくれた場所。
お母さんが帰ってくるまでずっとスマホをいじっていた。
すると、ほっぺが急に冷たくなった。
「冷たっ!誰‥?」
振り向くと私は途端に涙があふれてきた。
「莉桜」
「ゆう、ひっ‥!」
「なんだよ、そんなに泣いて」
「だって‥もう夕陽と会えない気がして‥」
嗚咽を漏らして泣き出す私。夕陽はそれを見て笑ってる。
夕陽は私のほっぺに当てた缶を開けて、飲みだした。
コーヒーの匂いがした。
私は泣きやんで、もう一度夕陽に会えた夢みたいな事が信じられなくてぼーっと座っていた。
「莉桜」
私がふりむくと、唇になにか柔らかいものが触れた。
今のはもしかして‥キス?
私が夕陽の方をじーっと見ると、夕陽は後ろを向いて顔を隠した
私が前を向くと、夕陽は耳元でなにかを囁いた。
「莉桜ってかわいいね」
「また冗談ばっかり‥」
「ん?大好きって意味だよ?」
「‥!?」
*☆END☆*
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