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正義と悪

#11

第六話「早く…早く、大丈夫だよって言ってほしいっ」

「はぁ、んもう、皆じれったいんだからぁ…」
「そうだねぇ」
「うわぁっ!ゆう君⁉いつの間にっ!」
「ついさっきだよ~」
ピースといたずらっ子のような顔をしていった
「本当みんなあんな感じなんだよねぇ」
「早くくっつけばいいんだけどねぇ…」
「うん、それは思う藍君とかなんか抑えてる感じではある」
ゆうに思ったことを言ってみる
「なんかねぇ、最近言ってたの聞こえちゃったんだけど『こんな感情ただじゃまなだけだから早く終わらせなきゃ』って」
「うわぁ…やっぱ無理しとるなぁ」
「ゆさんたちにできることは…」
「あいつらをくっつける、以上」
「せーかいです!」
楽しく笑いながら言った
「まぁ、ちびちび頑張りますか」
「そうだねー」
「じゃ、僕こっちなので」
「またねー」
ゆうと別れると実歌は家を通り過ぎ大きな病院へと向かった

「あ、実歌ちゃん、いつも偉いねぇ」
「先生!いえ、もう日課になってますんで」
「そっかぁ、今日は元気だったよ」
「ほんとですかっ!良かったぁ」
実歌は少し胸をなでおろした
「またああなったら困るからねぇ」
「ええ、そうですね」
実歌は何かを思い出し少し暗い顔になった
「あ、ごめんね辛い思いを思い出させて…」
「いえ、大丈夫です、それでは」
「は~い」
実歌は歩いているもの病室へ行った

「あっ!実歌ちゃん!来てくれたんだ!」
先生が言ってたように今日は元気だな…
「うん、あ、あとチョコレート持ってきてよ~」
「え!やったぁ!実歌ちゃんのお菓子美味しいんだよねぇ」
そう笑うあの子が昔の姿と重なった
「そう…うれしいな!」
ああ、だめだ、泣きそうになってしまう
「…実歌ちゃん…」
「ん?どうしたの?」
ダメダメ、この子の前では泣かないって決めたの、この子のほうがつらいんだからっ
「一緒に食べよ!先生呼んで紅茶のパックもってきてもらおう!久しぶりなのだれかと何かを食べるの!」
「!先生をパシリに使っちゃだめでしょもう!とってくるからちょっと待ってて」
「はーい!」
んもう、あの子が考えることはよくわからない、いっつもそうだった僕が悲しくなって泣きそうだと慰めるように楽しいことを提案してくれる…
ガラガラ
「あ!先生良いところに!」
「ちょっ!」
「はは、どうせなんか取ってこいでしょ?わかってるよ、何がいい?」
「先生も一緒に食べる?実歌ちゃんが作ったお菓子!食べるなら紅茶取ってきて!」
「先生にそんなことしちゃだめでしょ」
「大丈夫だよ、実歌ちゃん、紅茶ね取ってくるよ、ミルクは?」
「大丈夫!あ、でも砂糖は取ってきて!」
「どちらもいりません」
「はーい、じゃあちょっと待ってね」
本当ここの先生良い人だよなぁだからここに入院したんだろうね
「ねね!待ってる間何する⁉」
そうだな…ちょっとだけ
「僕が行ってる学校の話しようか?」
「!うんして!いるま君たちのことも最近どうしてるかなーって思ってたし!」
行けないのに…行けてないのにそんなこと言うんだ、ほんっとう
[小文字]「私の兄弟じゃないみたい…」[/小文字]
「ん?なんか言った?実歌ちゃん!」
「ううん、何でもないよ…知歌」

作者メッセージ

えっと今回はいつもよりシリアス多めで行きましたははっまあ本編よりもうちょっと後の話なのでね…
ここまで読んでいただきありがとうございました!

2024/02/24 22:23

青崎奈霊
ID:≫ 2reck67LtlwJU
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