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正義と悪

#10

バレンタイン編五話「昔話…ではないけどね」

なつこさ要素ありです

「お~いなつく~ん!」
夏のクラスに入った小雨が見た光景は…
「あっ!こさめ!ちょうどよかったちょっと助けてくれん?」
「なつく~ん!」
「チョコあげるぅ~」
と、女子が夏を囲んでいる光景だった
「っ…ごめんこさめには無理だ!じゃあねなつくん!」
苦虫をかみつぶしたような顔をしてすぐにいつもの笑顔に戻ってこさめは言った
「え…ちょっこさめっ⁉ちょ、お前らどけっ!」
「ああ、待ってよぉ」
女子たちを除けて夏は小雨のあとを追った

「そうだよね…こさめなんかがチョコあげなくてもなつくんモテるからいっぱいもらえるよね…」
小雨が校舎を出て中庭でしゃがんでいるとき
「うわぁ!こさめ君っ!どいてぇ!」
上から声が降ってきた
「ん?誰のこ…って実歌ちゃん⁉」
小雨は上を見てびっくりした後ハッと気づき少し横にどいた
「ありがとぉございまぁす!」
スタっ
「…なんか流行ってるの?飛び降りるの」
「いえ、わざわざ階段を下りるのがめんどくさいので…あと扉のほうが通行止めになってたので」
「何があったん?」
「藍君といるまが…ね?」
「あ~、そっかぁ」
「こさめ君はなつですか?」
「あ~、いいよ、もう、いっぱい貰ってるだろうし…」
少し俯いていった
「そうですか…では少しお話をしましょう」
「?話…?」
「はい、ではいきますよ」
ここから実歌が話してます
とある女の子がいました、その女の子は好きな子がいたんです、でもその子はバレンタインでいろんな人からお菓子をもらっていました、だからその女の子は渡すのをやめようとしたんです
でも、お友達に「あんまりかかわりない人からもらったチョコより、あなたの好きな子はあなたからもらったほうが嬉しいんじゃないでしょうか?」ってね、で、その子はそれでちょっと勇気が出たので渡したんですそしたらその子が好きな女の子が「誰からもらうよりうれしい!」って言ってくださったそうです、そのあとカフェによって少しお茶して帰ったんですって
「ね?なつは多分あんまりかかわりなくて顔で決めた人より仲の良いこさめ君からもらったほうが何よりもうれしいんだと思います」
「…そんなわけないよ、きっとなつくんだって女の子にもらうほうが嬉しいよ…」
「そうだとは限りません…ねぇなつ?」
「え…?」
実歌は後ろを振り向き扉を開けて突っ立っている人に声をかけた
「…いつからだ?」
夏が不思議そうに、あきれたように言った
「最初っから☆ずっといたっしょ?」
「はぁ…やっぱわかるかぁ」
「何年一緒やと思っとる?全員の気配覚えとるわ」
と、笑いながら夏に向かって言った
「ははっ、やっぱリーダーだな…」
「学校では言うな…知っとんの生徒会メンバーなんやから」
あきれた声で夏に向かって実歌はいった
「そうやったなぁ…」
「あっ、こ、こさめ帰るねっ!じゃあね実歌ちゃん!なつ君っ!」
何かを隠すようにこさめはくるりと実歌たちとは反対方向を向いて帰ろうとしたが…
「では僕も帰りますね、なつ、こさめ君送っていき、もう暗いわ」
「りょー」
「んぇ⁉」
びっくりしているが小雨と実歌が話していた時間と夏と実歌が話していた時間を合わせると三十分近く、その前に小雨は生徒会の仕事をしていたのでだいぶ遅くなっている
「じゃねー…がんばれ」
小声で小雨に聞こえるように耳元で実歌は言った
「⁉んもう、実歌ちゃんは策士なのかなぁ…?」
くるっと実歌のほうを見ると「んふふ」と口元を抑えて笑っている実歌がいた
「よしじゃあ、帰るぞこさめ」
「あ、なつ君っ」
「?どした?」
「どう、ぞっ」
小雨は手に持っていた袋を夏に差し出した
「あのっ美味しくないかもしれないけど、まずかったら捨てて!」
珍しく自信のなさそうに小雨は言った
「いや、お前からもらったものなら何でも食べる…」
「へ…?」
「いやだから…」
「あーもういい!//」
「恥ずかしいんだぁ」
煽るようにニヤニヤして夏は言った
「んもうっ!なつ君意地悪っ!」
小雨は頬をぷくーッと膨らませ言った
「はいはい、帰りますよー」
「あっちょっと待ってよぉ!」
少し赤く染まった夏の顔は夕日のせいなのか…それとも…

作者メッセージ

さぁ、実歌が話したのはだれの話でしょうか、自分の小説を全部見てくださっている人ならわかるかもしれません。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!

2024/02/24 12:19

青崎奈霊
ID:≫ 2reck67LtlwJU
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