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またもや瑚緑くんスピンオフです!
注意事項は、前回と同じ!
今回は他の方が作った人も出てくるので、ハッシュタグつけておきます!
瑚緑くんの《嘘》には、彼らが必要だったのです、、、

許してください。

それでは、スタートです。

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【紫原瑚緑作者によるスピンオフ(※許可とってます!)】嘘とその代償。

雪の降る朝は、今年は今日が初めてだった。

「雪、、」
雪の降る日は、トラウマが蘇るから、嫌いだ。

ドアを開け、みんなのいる部屋へ向かう。

「あ!瑚緑にぃに!」
部屋のドアを開けた瞬間、のあちゃんが僕の名前を呼んだ。
「おはよう、のあちゃん。」
「おはよーっ♪」
挨拶をかわし、2人で部屋へ向かう。

リビング、とでも言うのだろうか。そこの扉を開けた。

「あ、おはよう。瑚緑。のあ。」
「おはよ〜♪」
グレイスと翼だった。匿乃では無かったことに、少しだけほっとした。

「おはよう、グレイス。翼。」
「ノアにぃに、たすくにぃにおはよぉ!」

見られている。完璧な自分でいなければ、見透かされる。

「僕ちょっと忘れ物してさ、1回、部屋戻るね。」
《嘘》。
でも、どうしてもここに居たくなかった。
「はぁ〜い♪」


廊下へ出る。
誰か居る。
でも、そんなこと、どうでも良かった。
顔を上げた。目が合ったのは

____匿乃だった。
すれ違いざま、彼女は言った。
「あなた、雪の日嫌いでしょ。」
「雪の日、僕好きだよ。」
また、《嘘》。
嫌でも、返事はする。殴られるかもしれないから。

あの日みたいに。

あそこの寒さは冬の寒さではなくて、床から体に入り込むような冷たさだった。
それに似ている。
今、僕は廊下にいるんだ。
あの檻じゃない。
あの鎖で繋がれてもいないんだ。

______だから、
「[小文字]、、、きっと、大丈夫。[/小文字]」

聞かれてはいないだろうか。
聞こえてはいないだろうか。

誰が、いつ、どこで僕を見ているか分からない。
でも、もし、見ている、聞いているのなら、
___忘れてくれ。

こんな醜い僕を、どうか記憶から消してくれ。

部屋の中。自分1人。

一緒に居た妹は、もう居ない。

孤独が、さらに僕を追い込んでいく。
誰でもいいから、今は、誰かに来て欲しかった。
でも、来て欲しくなかった。

「瑚緑〜?いるの〜?」
翼、?
ノック音が響いた。
「瑚緑〜?」
返事、しないと。
また、殴られる。

「ぃ、居るよ、」
「おるん?良かった。」
心底安堵したような奏真の声が聞こえる。
これもまた、演技なのだろうか。

「そろそろ朝ごはんやけど、食べる?」
「え、あー、、今日は、いいかな。」
食欲がない訳では無い。
でも、また、発作がおきたら、?
きっと迷惑をかけてしまうから
行けない。行ってはいけない。
「昨日も食べてへんかったやんな?大丈夫なん?」

「あ、ぅん、大丈夫だよ。」
これも、《嘘》。

ボロが出ないように、早く、早くどこかに行ってくれ、、!

「僕達、先に行っとくね〜♪」

翼と奏真が、リビングへ戻った。
でも、近くで話し声が聞こえた。

[小文字]「ねぇ、瑚緑ってさ、」[/小文字]
翼、?
[小文字]「だよね。」[/小文字]
グレイス、、、か?
[小文字]「やっぱりそうやんな、」[/小文字]
奏真の声、、?
[小文字]「あんまね、自分の事とか、話してるの見た事なかったもん、」[/小文字]
のあちゃん、、、
[小文字]「でもそうだろうとは思っていたわ。」[/小文字]
と、匿、、乃、、、


もしかして、気づかれてる?
そんなはず、、
でも、もし、気づかれてたとしたら?

嫌われる。
また、離れていかれる。

また、一人になる。

苦しくて、痛くて、辛いから、もう二度と、あんな事にはなりたくない。

なのに、自分から、、また、


過呼吸になる。
吐き気がする。
苦しくて、
痛くて、
辛いくて、

これなら、本当に、

[打消し]死んだ方がマシだ。[/打消し]

その方が、
みんな
嬉しいよね。

こんな、[漢字]僕[/漢字][ふりがな]不良品[/ふりがな]なんか、ただの荷物だよね。

要らない。
捨てたい。
でも、
まだ、使える。
捨てられない。

面倒くさくて、
中途半端。

だから僕は、


[大文字][打消し][下線][斜体][太字]《[漢字]不良品[/漢字][ふりがな]嘘つき[/ふりがな]》なんだね。[/太字][/斜体][/下線][/打消し][/大文字]

作者メッセージ

紫原瑚緑の、「嘘とその代償」。
《嘘》は、嫌われないために張りつけた仮面。
《代償》は、それによる自己犠牲と自己嫌悪。

《紫原瑚緑》と言う、弱い生き物であり、《紫殺》と言う、刃である彼は“妹”との思い出も無くしたまま。
彼の〈思い出〉は、あの苦しくて、痛くて、辛い、あそこでの思い出だけ。


どうでしたか?
瑚緑くんの過去の真相は、少しでも見えてきたでしょうか?
これからも瑚緑くんの物語を書いていこうと思ってますので、楽しみにしていてください(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

それでは、また次回。

2025/12/25 00:36

幽棲
ID:≫ 7rpT9aEC2WZAo
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