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ヤンデレですーーーー
大丈夫?
縦の糸があなたなら
斉藤蓮は迷っていた。
「う〜〜〜ん…。どうしよう。どうするのがいいと思う?メルカリっていろんなもの売っててさぁ、迷うよね。正直ね?」
問いかけなのか独り言なのかよくわからないことを漏らし、眉間に皺を寄せる。
たぷたぷと液晶を撫でながら、青白い光に照らされる彼は不気味に見えた。
「正味ね?別に俺はお前のこと傷つけたいわけじゃないの。ぶっちゃけ逆、みたいなさ。分かってくれるよね?」
にこり。と微笑みかけるが、返答は返ってこない。
ただ暗闇に荒い吐息と問いかけが吸い込まれていくだけだ。
「いやあ、俺だってこんなことしたいわけじゃないのよ。…でも、お前が悪いんじゃん。俺のそば離れないでって何回も言ったよね?」
お前が悪い、と言葉の刃を突きつける彼の手には、鎖が握られている。
ちゃり、ちゃりと重い音を奏でるそれは、彼の目の前にいる人の首につながっていた。
「…な、んで、こんなこと…」
「さっきも言ったじゃーん!ちょっとぉ、俺の話聞いてた?…ま、人の話も聞かないからお前はここにいるんだよ。」
相変わらず、異性を蕩けさせるような笑みを浮かべているのにも関わらず、彼の目は凍ったように冷たい。
微笑を浮かべつつ手の中の鎖を弄んだかと思ったら一気に引っ張り顔をぐっと近づける。
「俺さぁ、もう耐えられないんだよね。男だから大丈夫〜って、いっつも勝手にふらふらどっか行ってさ。怪我なく帰ってきてたから今までゆるしてたんだよ?…でもお前、今日誘拐されかけたよな。」
声色が変わり、周囲が凍る。
鳥肌が立つようなオーラを前に、勝手にガタガタと体が震え出す。
「いつも言ってるよね?危険なことするなって。約束破ったの、お前だよな?」
やさしく頭を撫でる彼は、優しい声で刺してくる。
全ての言葉に自分を案じるような、責めるような響きがあったからか、怯えながらも何も言えない「お前」を見つめる彼。
「…はは、そんなに怯えなくたっていいだろ。お前にとっては難しかったんだろ。仕方ない。だから、俺はお前にたった一つの約束だけ結ばせることにした。」
心底幸せそうに、嬉しそうに。
頬を染めて微笑む彼は、こう言った。
「俺の目の届く範囲で死んでくれ。俺の視界から、もう出ないでくれ。」
狂気を孕んだその声は、弾むように空気に溶けた。
「あー、もう、メルカリで探すのだるい。ねえ、手錠は適当なのでいいよね?」
「お前」はもう、彼から逃げられない。
「う〜〜〜ん…。どうしよう。どうするのがいいと思う?メルカリっていろんなもの売っててさぁ、迷うよね。正直ね?」
問いかけなのか独り言なのかよくわからないことを漏らし、眉間に皺を寄せる。
たぷたぷと液晶を撫でながら、青白い光に照らされる彼は不気味に見えた。
「正味ね?別に俺はお前のこと傷つけたいわけじゃないの。ぶっちゃけ逆、みたいなさ。分かってくれるよね?」
にこり。と微笑みかけるが、返答は返ってこない。
ただ暗闇に荒い吐息と問いかけが吸い込まれていくだけだ。
「いやあ、俺だってこんなことしたいわけじゃないのよ。…でも、お前が悪いんじゃん。俺のそば離れないでって何回も言ったよね?」
お前が悪い、と言葉の刃を突きつける彼の手には、鎖が握られている。
ちゃり、ちゃりと重い音を奏でるそれは、彼の目の前にいる人の首につながっていた。
「…な、んで、こんなこと…」
「さっきも言ったじゃーん!ちょっとぉ、俺の話聞いてた?…ま、人の話も聞かないからお前はここにいるんだよ。」
相変わらず、異性を蕩けさせるような笑みを浮かべているのにも関わらず、彼の目は凍ったように冷たい。
微笑を浮かべつつ手の中の鎖を弄んだかと思ったら一気に引っ張り顔をぐっと近づける。
「俺さぁ、もう耐えられないんだよね。男だから大丈夫〜って、いっつも勝手にふらふらどっか行ってさ。怪我なく帰ってきてたから今までゆるしてたんだよ?…でもお前、今日誘拐されかけたよな。」
声色が変わり、周囲が凍る。
鳥肌が立つようなオーラを前に、勝手にガタガタと体が震え出す。
「いつも言ってるよね?危険なことするなって。約束破ったの、お前だよな?」
やさしく頭を撫でる彼は、優しい声で刺してくる。
全ての言葉に自分を案じるような、責めるような響きがあったからか、怯えながらも何も言えない「お前」を見つめる彼。
「…はは、そんなに怯えなくたっていいだろ。お前にとっては難しかったんだろ。仕方ない。だから、俺はお前にたった一つの約束だけ結ばせることにした。」
心底幸せそうに、嬉しそうに。
頬を染めて微笑む彼は、こう言った。
「俺の目の届く範囲で死んでくれ。俺の視界から、もう出ないでくれ。」
狂気を孕んだその声は、弾むように空気に溶けた。
「あー、もう、メルカリで探すのだるい。ねえ、手錠は適当なのでいいよね?」
「お前」はもう、彼から逃げられない。
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